「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「心の日」

2010年06月26日 | つれづれ噺
暦を追っていくと、OOの日・**の日というのが結構ある。
結構あるというかほとんど毎日のように、何かの日と銘打たれているようだ。

毎年7月1日は「心の日」と決められているという。数日前初めて知った。
あらかじめお誘いを受けていたので、大雨の中、日本精神科看護技術協会山口県支部主催「心の日」イベントに顔を出した。

精神保健法制定と同時に心の日が制定され、心の健康の在り方、精神障害に対する理解等を幅広く考えていこう、と精神科の看護士さんが中心に活動する団体のようである。

肩が痛い・腰が痛い・胃が悪い・歯が痛いなど自覚症状のはっきりした事柄は、その専門医に走り込めば取り敢えず対処してもらえるし、楽になる場合が多い。
ところが、心が病むことにはなかなか気付きにくいし、自覚症状を捉えるのに時間がかかる。
その分、気付いた頃にはかなりの重症ケースが多いという。

あの明朗快活なはずのスポーツ選手の中で、心の病が指摘されるケースが多いという意外な事実には、正直驚いた。
監督・コーチと名の付く人が、選手本人より「勝つこと」「名誉を守ること」だけに集中して、「やらせすぎ」がエスカレートする。選手は燃え尽き症候群に陥る。

つまり、遊び心も余裕も不足して、誰のためにやっているのか分からなくなることで、心的障害を持つに至る、という話だ。
スポーツに限らず、何事にも共通する危険性を見た思いがする。

それでなくとも、肉体的には避けられない経年劣化がある。
せめて気持ちの持ち様だけでも、健康を維持して行きたいものである。







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2 コメント

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心の日 (takeko)
2010-06-27 00:44:16
心の病?本当に難しい事?よね。日本には民生委員?とか言ってお年寄りの家を訪ねたりと言ういい組織があるんよね(金丸さんが今してるので教えてくれたの)ここにもにたようなものはあるらしいけど・・・自治会とかはないしね。今ちょっとそれににかよったような題の本を読んでいるところなんよ・・・
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takekoさん (yattaro-)
2010-06-27 18:19:12
確かに日本には、旧来の自治会制度や民生委員制度があります。
積極的に活用すると、大きな効果が生まれるはずですが、なかなか活用されない実態があります。
色々勉強していますね。

心の病、難しいことが多い現状です。
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