『 毎朝、必ずひげをそる。
どこかに出かけるあてもなく、誰かに会う予定はなくてもひげはそる。
滑らかになったそり跡にローションをはたく。
顔と共に気持ちも一瞬引き締まる。
完全リタイヤのこのごろは、ひげそりさえもおっくうになる時もある。
一日放っておくだけで、ごま塩のごわごわひげが顔を覆う。
そってもそっても目に見えて伸びるひげ。
なのにおつむの毛は伸びるどころか日に日に退化。数は減りそぞろ吹く風になびく。
同じ首から上なのに、不公平じゃないのひげと髪の毛。
物言わぬ鏡に揺れる男の哀愁 』
2010.6.27 毎日新聞はがき随筆 掲載
首から上の狭い範囲での相反する現象、毎朝毎回の気にしていることを男の哀愁で〆。
わが身に当てはめて読みました。
鏡よ鏡と毎日のひげそりご苦労様です。主人は休日にさぼる時があるので、ごま塩を発見した時は思わず他人のふりして歩いています。首から上は女性もしわと白髪が気になりますね。私の場合、まだ哀愁をかもしだす域に達していなくて残念です。
な~~んの!
“しっとり・ぷるぷる”、…何かと思いましたら、年齢ケアには外からのケアばかりでなく内側からの補給、とかで「毎日1本、飲むコラーゲン」とやらでした。
そして、“潤して・しみ込む”、…これって、「育毛エキス」でした! ケッケッケ~。
最近はよく紙上でこんなコマーシャルにも目が留まりますよ。
まあ、年齢ケアも、優しい言葉で心を潤していただけるほうがベストに感じますよ。「心の日」にはよろしくです。
「男は毎朝/カミソリでひげを剃る/
そのとき女は/包丁で野菜を刻んでいる/・・・ 幸せな朝!」
ですって。
「毎朝、必ずひげをそる」「気持ちも一瞬引き締まる」ここですね。いつも人を引き付ける魅力のもとは!?
男性が髭をそると同じ様に、お化粧も毎日欠かさずしないといけないんですけどね。
ゴマ塩は直せるけど、シワ・シミは直せないので、悩みの種となってしまいます。後悔先に立たずってこの頃深~く後悔しています。
何とも可愛く、ロマンを振りまくような“写真”
はすの花のつぼみと「蛙ちゃん」
取り合わせに何だか頭の中で童話が出来そうです。
疲れた身体と心に清涼剤を有難う。
5・7・5にしてみました。
代替地
頭にしてよと
ひげの声
毎日そり落とされる髭がこう言ってくれたら良いのにね。字余りか・・・
世の中、思うようにいかないことの象徴のような首から上です。
楽しい勉強会になってよかったです。
やはり、一日一回、気分をシャンとさせる何かをしなけりゃいけない・・と思いつつ。
中身はしっかりしていると、自分で思っていて、外観をこだわります。
が、実は内面からのケアーがいるとな・・・?
“潤して・しみ込む”…承ってそうろう。
何は置いても人間同士、優しい言葉で心を潤していけるのが一番ですね。
毎日ちょっとだけ、引き締まる感じを求めてはみるのですが・・・やっぱり、ケッケッケ~