お正月3が日が終わったとたん、我が家に喧噪がもどってきた。
大晦日からお正月の間は、孫達も娘の嫁ぎ先へ里帰りする。お陰でというか、実に静かなお正月となる。
里帰りとはいっても、電車も飛行機も使わない、クルマで2時間も走ればいい。しかし、山陰側なので、雪はこちらより遙かに多いらしく、元旦も雪かきから始まったようである。
あちらで散々大迷惑をかけたり、瀬戸内のこちらとは異なる遊びに興じた、孫一家が帰ってきた。早速カー君がお泊まりに来たいという。
3が日の静寂は吹っ飛ぶ。 その代わり、普段通りの笑い声ももどってくる。
ふとした拍子に、「東京タワーいつ行くの?」という。 早くもこちらの内緒話がちゃんと耳に入っている様子。
「2月?3月?」とたたみかけてくる。こりゃーどうでも行くしかないか……という気にさせられる。
東京タワーの開業が1958年12月というから、ちょうど50年の歳月が流れた。 思い起こせば、高校の修学旅行が1959年5月だったから、開業して半年目に遠目ながらその偉容を目にしたのである。 開業間がない東京タワーは、その頃の観光コースに入っていなかった。 修学旅行最終日の夕方、東京を離れる急行列車から眺めた、タワーの表示灯としての赤い灯が点滅する美しさと、ただ何となく東京という都会に憧れた切ない気持ちは、今でもこの胸にちゃんと残っている。
小学校に上がる前のカー君に、どれほどのインパクトや思い出を残してやれるのかは分からないが、ここはひとつ、どうでも本物を見せてやらなければならなくなりそう。
タワーといえば、100㍍にも満たない中国電力の火力発電の煙突が、唯一高い物として捉えている現状を打ち破って、実際の世の中を見せてやりたい……と段々思わされてくる。 ちょっと厄介ではあるが……。
( 写真:テレビで放映された、東京タワー50周年の映像 )
大晦日からお正月の間は、孫達も娘の嫁ぎ先へ里帰りする。お陰でというか、実に静かなお正月となる。
里帰りとはいっても、電車も飛行機も使わない、クルマで2時間も走ればいい。しかし、山陰側なので、雪はこちらより遙かに多いらしく、元旦も雪かきから始まったようである。
あちらで散々大迷惑をかけたり、瀬戸内のこちらとは異なる遊びに興じた、孫一家が帰ってきた。早速カー君がお泊まりに来たいという。
3が日の静寂は吹っ飛ぶ。 その代わり、普段通りの笑い声ももどってくる。
ふとした拍子に、「東京タワーいつ行くの?」という。 早くもこちらの内緒話がちゃんと耳に入っている様子。
「2月?3月?」とたたみかけてくる。こりゃーどうでも行くしかないか……という気にさせられる。
東京タワーの開業が1958年12月というから、ちょうど50年の歳月が流れた。 思い起こせば、高校の修学旅行が1959年5月だったから、開業して半年目に遠目ながらその偉容を目にしたのである。 開業間がない東京タワーは、その頃の観光コースに入っていなかった。 修学旅行最終日の夕方、東京を離れる急行列車から眺めた、タワーの表示灯としての赤い灯が点滅する美しさと、ただ何となく東京という都会に憧れた切ない気持ちは、今でもこの胸にちゃんと残っている。
小学校に上がる前のカー君に、どれほどのインパクトや思い出を残してやれるのかは分からないが、ここはひとつ、どうでも本物を見せてやらなければならなくなりそう。
タワーといえば、100㍍にも満たない中国電力の火力発電の煙突が、唯一高い物として捉えている現状を打ち破って、実際の世の中を見せてやりたい……と段々思わされてくる。 ちょっと厄介ではあるが……。
( 写真:テレビで放映された、東京タワー50周年の映像 )
まもなく東京…、新幹線内から必ず東京タワーを眺めます。さー、着くなー、とワクワクするから不思議。子供みたいですが。
見落とすことなく見せてあげてくださいね。
父が丸の内で働いていましたから案内役でした。
中学生にもなると、友人と実家を宿に何度か東京へ。
息子がどんな思いを抱いていたのか…
「なんとなく東京と言う都会に憧れ」出していたかもしれません。
「広い世の中」を私は積極的に見せてやりました。
よかったのかどうか…
もう私より詳しく、あとからついて歩く始末です。
カー君にもそんな経験をさせてあげたいなー、と思ったりしています。
「ここがおじいちゃんが毎日歩いていた通り…」とか、そんな会話も素敵ですね。
「いつ行くの?」
私も言われました。
「いつ来るの?」
さあ、なんて答えましょう?
生意気な頃ですが印象に残っています。
「急行」聞かなくなりましたが、その当時の急行列車「広島発の宮島」で何度か東京へ行きました。
大人になったカー君、東京タワーを見る度に幼い頃おじいちゃんとつないだ手の温かさも思い出すんじゃないかしら?
記念撮影もばっちり、がんばってください。
ヨーシ!本気で最も安上がりな方法を見つけるぞー!!。
東京タワーを借り切るくらいの振りをつけて、お上りさんよろしく、行ってみましょう。
じいちゃんの通った有楽町本社もジックリ見せましょう。
多感な6歳が、どんな反応・どんな感動を見せるか、今度はこちらが楽しみになってきました。
後は、兄ちゃんの納得を上手に取り付けなければ…。
オラ、東京サ 行くダー よーし行くぞう(吉幾三)
金ちゃんも行ってらっしゃいよ。
新幹線とタワーと両方を堪能させてやりましょう。
はとバスもいいですねー。でも雑踏の中を歩かせるのもいいでしょうねー。
まさに体力勝負です。足腰を鍛えておかなくっちゃ…。
ここはひとつ、カー君にも似たようなワクワク体験をさせてやりましょう。