下の孫、幼稚園最後の運動会。兄は小学2年生で1ヶ月前に済んでいる。
弟が年長さんで、5年間通った幼稚園の締めくくり運動会。
曇り空で北風の吹く冷たさにもめげず、ジャンパー羽織って、ばあちゃん手作りのお弁当と熱いコーヒー、折り畳み椅子など、応援7つ道具ををひっさげて幼稚園へ。
小学校の兄は、生まれ持って体育会系。運動会などは得意中の得意、尻を叩けば勢いよく遠くまで飛んで行く。
弟は少し違う。その代わり、開会式の壇上でマイクを持って開会の挨拶を堂々とやってのける。
しかし、走ることに関しては、こちらに期待させないように「1番にはなれんかも……」と予防線を張る。予想通り、じいちゃんの運動会同様、皆さんの背中を見ながら走る。それでも、組体操・太鼓演奏などは嬉々としてやる。
「走るのが遅いと、金メダルはもらえんかねー…」口をつくのは弱気な言葉ばかり。
「大丈夫、走るのも組体操も太鼓演奏も、習ったとおり出来たら金メダルはもらえるよ、心配せんでいいよ……」と、間違っても尻は叩かず、優しくそーっと送り出す。
「じいちゃん、オレ側転が出来るんよ…」と言って、日本間の畳が擦れるほど練習を繰り返し始めたのが2ヶ月前。
組体操入場は男女とも、側転しながら運動場を半周する。練習の努力は十分実っていた。
運動会が終わって、全員に「金メダル」が渡される。「オレ、金メダルゲットしたよ…」鼻高々。何でもいい。喜べばそれでいい。嬉しくて心弾むことを一つでも多く味合わさせることだけを考えてやればいい。
学年で2年、実際は1歳7ヶ月しか違わない、しかも同じ両親から出てきた兄弟でさえ、これほどの違いがある。それをしっかり受け止めてやれるのは親やジジババなんだろう。
子育ての難しさ、幼稚園や小学校での幼児教育の難しさ、先生の資質の大切さを改めて肝に銘じる、運動会であった。 がんばれ! 孫兄弟!!
( 写真: マイクを握って笑顔で挨拶するカー君 )
弟が年長さんで、5年間通った幼稚園の締めくくり運動会。
曇り空で北風の吹く冷たさにもめげず、ジャンパー羽織って、ばあちゃん手作りのお弁当と熱いコーヒー、折り畳み椅子など、応援7つ道具ををひっさげて幼稚園へ。
小学校の兄は、生まれ持って体育会系。運動会などは得意中の得意、尻を叩けば勢いよく遠くまで飛んで行く。
弟は少し違う。その代わり、開会式の壇上でマイクを持って開会の挨拶を堂々とやってのける。
しかし、走ることに関しては、こちらに期待させないように「1番にはなれんかも……」と予防線を張る。予想通り、じいちゃんの運動会同様、皆さんの背中を見ながら走る。それでも、組体操・太鼓演奏などは嬉々としてやる。
「走るのが遅いと、金メダルはもらえんかねー…」口をつくのは弱気な言葉ばかり。
「大丈夫、走るのも組体操も太鼓演奏も、習ったとおり出来たら金メダルはもらえるよ、心配せんでいいよ……」と、間違っても尻は叩かず、優しくそーっと送り出す。
「じいちゃん、オレ側転が出来るんよ…」と言って、日本間の畳が擦れるほど練習を繰り返し始めたのが2ヶ月前。
組体操入場は男女とも、側転しながら運動場を半周する。練習の努力は十分実っていた。
運動会が終わって、全員に「金メダル」が渡される。「オレ、金メダルゲットしたよ…」鼻高々。何でもいい。喜べばそれでいい。嬉しくて心弾むことを一つでも多く味合わさせることだけを考えてやればいい。
学年で2年、実際は1歳7ヶ月しか違わない、しかも同じ両親から出てきた兄弟でさえ、これほどの違いがある。それをしっかり受け止めてやれるのは親やジジババなんだろう。
子育ての難しさ、幼稚園や小学校での幼児教育の難しさ、先生の資質の大切さを改めて肝に銘じる、運動会であった。 がんばれ! 孫兄弟!!
( 写真: マイクを握って笑顔で挨拶するカー君 )
我家の孫も走るのはちょっと苦手ですが、終了後にもらった金メダルをかざして喜んでいました。
側転のできるカー君頑張れ。
幼くして早くも得意分野がはっきりしているとは、将来が楽しみでしょう。
それぞれが、特技を生かして生きていく。これが理想です。何でもできるがどれも人並み、これではだめですね。おっと、私の話になりました。
少しずつ少しずつでも、逞しさが備わってくれることを期待しましょう。
「何でもできるがどれも人並み」一瞬ドキッとしました。見透かされているようで。
今は兄が文化系、弟が体育会系です。
勝手にこちらの思い込みで決めつけてはいけませんね。
それこそ、みんな大喜びの運動会でした。走るのは決して速くなかった孫も、金メダルゲットでテンションは上がりっぱなしで、すっごく有意義な一日になったように思います。
オレゴンローズさんも2週間もすればお誕生日なんですね。その日を迎えるとやはり、気持ちが引き締まりますね。
可能性は未知数、まだまだこれからですね。たくさんの経験を重ねてたくましく成長なさることでしょう。開会のあいさつ、彼の記憶にいつまでも残るのではないでしょうかね!
「アッシ」に……などと思いもよらぬことです。
応援は常に応援団長のつもりで、声援を送り続けますが、実際にやるのは彼らですから、見守るだけです。