1月15日、「したたかに…」のタイトルで寒あやめの話をブログアップした。
嬉しい・厳しいコメントを頂いたことから、ひょっとしたらエッセイになるかな…と思い、毎日新聞はがき随筆に投稿した。 2月1日に掲載され、山口支局エリアという狭い地域ではあるが、2月度の佳作に入選したという。二番煎じで恐縮ながら、改めて、書かせてもらう。
『寒あやめ』
真冬の物寂しい庭の片隅に、清楚な薄紫の寒あやめが、
春を先取りするかのように今年もかれんに咲いている。
石臼の水に氷が張る寒さ、庭木の陰にもかかわらず、
葉は青々と茂り、日々数本の花を楽しませてくれる。
根っこはと見れば、ショウガを連ねたような頑丈な塊が、
地中深く根ざしている。
あの花にしてこの根。たおやかさに包まれたしたたかさ。
寒風に耐えて咲くエネルギー源になっているのだろう。
足を地に着け、暑さの夏は地中に栄養を蓄え、寒さの冬に花開く。
寒あやめに似た人生も悪くない。
本来なら、佳作入賞したら次回の定例会で少しはモテるはずだった。
ところが、ところがである。なんと我々のグループから、2月の月間1位入賞が選ばれた。
佳作入選など吹っ飛んでしまった。間の悪い話である……などと嘆いてはいられない。やはり書くからには月間3席入賞を目指したい。 刺激されるなー…。
取り上げた材料が「寒あやめ」だけに、人目につきにくい場所にヒッソリ咲くのがお似合いなのだろう……ということにしておこう。
( 写真: 1月15日掲載の二番煎じ。寒あやめの花 )
嬉しい・厳しいコメントを頂いたことから、ひょっとしたらエッセイになるかな…と思い、毎日新聞はがき随筆に投稿した。 2月1日に掲載され、山口支局エリアという狭い地域ではあるが、2月度の佳作に入選したという。二番煎じで恐縮ながら、改めて、書かせてもらう。
『寒あやめ』
真冬の物寂しい庭の片隅に、清楚な薄紫の寒あやめが、
春を先取りするかのように今年もかれんに咲いている。
石臼の水に氷が張る寒さ、庭木の陰にもかかわらず、
葉は青々と茂り、日々数本の花を楽しませてくれる。
根っこはと見れば、ショウガを連ねたような頑丈な塊が、
地中深く根ざしている。
あの花にしてこの根。たおやかさに包まれたしたたかさ。
寒風に耐えて咲くエネルギー源になっているのだろう。
足を地に着け、暑さの夏は地中に栄養を蓄え、寒さの冬に花開く。
寒あやめに似た人生も悪くない。
本来なら、佳作入賞したら次回の定例会で少しはモテるはずだった。
ところが、ところがである。なんと我々のグループから、2月の月間1位入賞が選ばれた。
佳作入選など吹っ飛んでしまった。間の悪い話である……などと嘆いてはいられない。やはり書くからには月間3席入賞を目指したい。 刺激されるなー…。
取り上げた材料が「寒あやめ」だけに、人目につきにくい場所にヒッソリ咲くのがお似合いなのだろう……ということにしておこう。
( 写真: 1月15日掲載の二番煎じ。寒あやめの花 )
やはり入選3席までを目指して、さあ、また鵜の目鷹の目。感性・知性。いやはや、ないものねだりの月見草か。立派な佳作ですよ。
読んでいると詩のようで、歌になりそうな気がしました。
私のもっとも苦手なエッセーです。どうやったら書けるのか未だ不明。
刺激されました~?それが私の目標ですよ。
横綱は若くて細いけど・・・。
おめでとうございます。
短いセンテンスの10行あまりに、良くぞこれだけと、改めて感じました。
三役そろい踏みは他では見られない、いや載ってないでしょう。
やはりまだまだ、足りないことだらけ…。
またこれからも精進です。
これからも、お互いのいいところを参考に、益々磨きをかけましょうね。
太刀持ち・露払いが少し重量級ですね、横綱のわりに…。
これからもみんなで研鑽を積みながら、もっと上を目指しましょう。
自分にない物を出そうとする焦りでしょうか…。