春には万物すべてが一斉に新芽を吹く。そして色んな花を咲かせて楽しませてくれる。
秋、この時期も春のような華やかさには少し欠けるかも知れないが、身の回りにも数多くの花が咲く。しっかり人目を惹きつけるものもあれば、ひっそりと、人知れずしかも可憐な花を見せるものもある。
そんな一つが、狭い菜園の一隅に植えられたラッキョウである。 少し頼りなくて、思わず手を添えて上げたくなるような薄紫の可憐な花ではある。
そんな花への思いと、収穫を目論む気持ちを250字、はがき随筆にまとめてみた。
植えたまま3年目を迎えるラッキョウ。今年も薄紫のかれんな花をつけた。
ラッキョウは1年生が最も大きく成長する。
一粒がほおばるほどのものもあるが、やや大味で値段も手頃。
2年生は、土の中の生活が倍なので、もっと大きくなると思いきや、やせ細って一年生の半分以下に。
小ぶりながら実が締まって歯応えがよく値段も上がる。
初挑戦の3年生は来年6月に掘る。
どんな太り方、どんな食感、どんな値打ちを見せるのか楽しみだ。
来年は孫が小学3年生。どんな成長を見せるのか、こちらも興味津々。
2008.11.7(金) 毎日新聞 はがき随筆 掲載
( 写真: 薄紫の可憐な ラッキョウの花 )
秋、この時期も春のような華やかさには少し欠けるかも知れないが、身の回りにも数多くの花が咲く。しっかり人目を惹きつけるものもあれば、ひっそりと、人知れずしかも可憐な花を見せるものもある。
そんな一つが、狭い菜園の一隅に植えられたラッキョウである。 少し頼りなくて、思わず手を添えて上げたくなるような薄紫の可憐な花ではある。
そんな花への思いと、収穫を目論む気持ちを250字、はがき随筆にまとめてみた。
植えたまま3年目を迎えるラッキョウ。今年も薄紫のかれんな花をつけた。
ラッキョウは1年生が最も大きく成長する。
一粒がほおばるほどのものもあるが、やや大味で値段も手頃。
2年生は、土の中の生活が倍なので、もっと大きくなると思いきや、やせ細って一年生の半分以下に。
小ぶりながら実が締まって歯応えがよく値段も上がる。
初挑戦の3年生は来年6月に掘る。
どんな太り方、どんな食感、どんな値打ちを見せるのか楽しみだ。
来年は孫が小学3年生。どんな成長を見せるのか、こちらも興味津々。
2008.11.7(金) 毎日新聞 はがき随筆 掲載
( 写真: 薄紫の可憐な ラッキョウの花 )