去る11月1日、「御神送り」の神事が催され参加してきました。
万の神様が出雲の国へと出立される日とされているのです。
この神社「皇大神宮」の言われが記された立て看板です。
近隣の人々には「大神宮様」と呼ばれて親しまれ、善男善女が参拝に集まったのです。
元々「伊勢神宮」を分祀したものと言われ、その本家とも呼ぶべき伊勢へ参るための講中が出来ています。
スベルべは昨年から、村の講中の世話人を引き受け、18軒の代表として参拝。
神様の「お札」を頂いて帰り、講中の人たちにお届けしました。
主に年配者が多数を占める参拝者の中に若き参拝者たちがやってきました。
近くの保育所の子供たちです。男女がしっかりと手を結びあい微笑ましい光景です。
結んだ手と手はしっかりとしていて離しません。
ずうっと仲良く暮らしてもらいたいものですね。スベルべも羨ましくなりました(笑)。
今の社は、何年まえに建てられたのかは分かりませんが結構古く歳月の積み重ねを感じます。
神事はこの社の中で行われ、厳かに「太々神楽」と呼ばれる雅楽が演奏され厳粛な空気が流れます。
さて、境内を離れた門前とも言うべき通りには露店が並んでいます。
この通りを進み、越後堀之内駅方向へ右折すると、恒例の植木の露店が並んでいます。
午後、スベルべママと再訪し、甘柿と渋柿の日本の苗木を買ってきました。
我が家に有った「富有柿」と「八珍柿」の二本は大雪の年に根元の周りをネズミに齧られて枯れてしまったのです。
行列、人だかりの出来ている場所を見ると「ガラポン」の抽選会場でした。
きっと昔は町中がこんな風に賑わっていたのでしょう。
この街も魚野川の度重なる水害に襲われたと思われ、歴史も何年なのかは定かでは無いようです。
でも、九月に行われる「十五夜祭」なども古い歴史を誇り、華やかな祭になります。
皆様も、歴史ある堀之内の祭を是非お訪ねください。次は12月1日の「御神迎え」ですよ。