畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

泣いたスベルべ

2013-11-07 04:00:45 | 暮らし

 スベルべママが一泊二日で「東北復興支援ツアー」なる旅から帰って来た。
「何が支援になるって、やはり買い物だぞ、一杯買ってきて」と言って送り出した。

 夜遅く帰って来たスベルべママは両手で持ち切れないほどの土産を持って玄関を入る。
大好きなお酒もほら、ちゃんと二本で一本はトーちゃん用、もう一本はカーちゃん用だと言う。


 「三陸さんさん商店街一周年記念」なんてラベルがたすき掛けで貼られている。


 スベルべママが出掛けてから、ネットで調べたらまだ、生産されていないと言う「ホヤ」も有りそう。
早速、メールで「ネットで調べたら有りそうだから土産にお願い」と連絡。


 スベルべママは「着いたばかりに店に聞くと冷凍物って言うから帰る直前に調達」なんて返事。
嬉しくなったスベルべトーちゃん「わー嬉しい、お願い。愛してるよーん」なんて返信。
すると早速返信が有り「愛してるのはホヤでしょ」だってー(笑)。


 これが、スベルべの大好きな乾燥された箱入りの「ホヤ」です。
週刊文春に「この味」と言う名前の随筆を連載中のエッセイスト「平松洋子」さんが絶賛されていましたね。

 名だたる飲兵衛、グルメ達を引き連れて東北に旅をした際に見つけて、メンバーにふるまうと、
みんなが呆けたように「おくれおくれ」と手を差し出したとかって書いて有ったなー。

 スベルべトーちゃんも東北新幹線の車内売りで、全部買い占めちゃったことが有った。
ふと、デッキに行くと車内売りのオネーちゃんが、電話で途中駅での補充を依頼している会話を聞いちゃった。


 スベルべママが「これ、自分用」って見せた、唯一の自身への土産の手造りコースター。
ラベルを見て、それまでもなんだか目がうるんで仕方なかったのに、今度はどっと涙が出た。

 「歌津平成の森仮設住宅」って、まだ仮設住宅で不自由な生活を強いられている人々が多いのです。
国の政治、国会運営なんて、どって事無い勢力争い、主導権争いのドタバタ運営を相変わらずやっているけれど、
肝心の東北の復興はどうなってんのよ。

 すべての税金がこくみんの納得のいくように使われるならば、消費税アップだって大賛成。
自分たちの政争に明け暮れる「馬鹿政治家」どもよ、みんなで「東北復興支援ツアー」に行って来~い。

                       (続く)
コメント (2)
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