スベルべママが「東北復興支援ツアー」から帰った翌日は上々の秋日和。
大きく育った野沢菜を注文に合わせて収穫をしました。
野沢菜は株元から包丁で切り採り、根元をきれいに削って整えます。
野沢菜を収穫しながら、東北ツアーの詳しい話を聞きます。
あの「大川小学校」も弔問と言う事で訪れたとか。
話を聞き、またスベルべの目からは汗、じゃなかった涙がこぼれ出す。
裏話として、あまりにも多くの弔問者が献花を初め色々な供物を供えるため、
犠牲者の遺族が毎日片付け、清掃に大変だと言うことです。善意もほどほどと言うことになるのでしょうか。
マックスは元気良く畑の周りを駆け回っています。
秋になり、寒さを感じるようになったらマックスも元気が出て来ました。
そして、その日の午後の事です。
野沢菜は午前中にお客様に届けたので、別の仕事で再び山の畑へ。
すると、畑の前方斜面が終わった辺りにふと目をやるとなんと「カモシカ」の姿。
なんだか、じっとこちらをうかがっている様子。
幸いな事にマックスは軽トラの中で寝ていました。
なんだか、少し憂いを含んだような眼差しでこちらを見ています。
うーん、午前中のスベルべ夫婦の東北の話を聞き、また詳しく聞きたくなったのかなー。
しばらく、こちらを見ていましたが「もうすぐ雪で大変だな」と話しかけると、やがて崖下に消えました。