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昨日はパートを終え、栃尾又温泉へと急いだ。
先ずは同行のマックスの散歩。風呂はそれからにしよう。
舗装道路に水が流れているのは暮らしの知恵。脇の側溝を堰き止めて流しているのです。
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大湯温泉が見えるあたりまで来ると、マックスは立ち止まる。
様子を見ていると、くるりと回って元の方向へ。
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正面、電柱の右には雄大な「越後駒ケ岳」が見えたのだったけれども、
残念ながら写真には写っていなかった。
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昨年までのマックスはリードをグイグイと引き大湯温泉を一回りさせられたものです。
ここ一年で、ぐんと年老いたように感じます。けれどもさすがに温泉には入れられませんね。
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栃尾又温泉に帰ってきました。
右の「自在館」が定宿で、古い建物二階のもっとも手前が私たちの部屋。
そのした、除雪用のショベルカーの向こうがマックスの定宿軽トラ(笑)。
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バスの転回場所の片隅に建てられている絵図です。
「自在館」を含めて三軒の旅館が有るけれど、薬効が有るとされる温泉は共通です。
比較的新しい「上の湯」と古い川沿いの「下の湯」が有ります。
マックスの散歩を終えて夕食までの時間、「下の湯」にゆっくりと入ります。
人肌よりも僅かに暖かいくらいのぬるい温泉で、何時間入っていてものぼせることなど無い。
そして、暖かな「上がり湯」が併設されていて、寒いと感じたらそちらで温まってから上がる。
平日と言う事からでしょう。先客は一名のみ。
その方も先に出たのでしばらく川の瀬音を聞きながら一人で入っていました。
同行者はスベルべ夫婦と義母スベルべママママと娘。
ひなびた感じの山菜も多い夕食は何時もの滋味にあふれた品々。
ビールと、越後ワインの白、そして山ブドウワインを注文すると、
仲居さんに「お強いですねー」なんて変に感心されてしまった。
でも、スベルべママママも含めて、綺麗に酒も食べ物も平らげてしまいました。
(続く)