畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

春の山の畑へ(その4)

2014-03-27 12:18:19 | 自然

 右の奥には今は長岡市に編入された「木沢」集落が見えます。
雑木林の始まるあたり、柿の木の下に「消雪促進剤」を昨年の雪降り前に上げて有ります。



 後ろを振り向けば、春霞に越後三山が浮かびます。
そして、続くスベルべの履くスノーシューの足跡。



 柿の木の下に着きました。
この柿は多くの動物や、鳥たちの初冬の大切な食べ物になっています。



 見当を付けて掘り進む事1メートル余り。
ようやく、消雪促進剤を覆うビニールが出て来ました。



 柿の木の枝の下で、周りよりは積雪は少ない。
それでも、1メートル余りを掘り下げた。



 運び上げていた「アグリFバイオ」と言う消雪促進剤は10袋。
気温が上がり、雪の表面が緩むと仕事もはかどらない。さー、散布を急ごう。

                       (終り)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の山の畑へ(その3)

2014-03-27 04:15:47 | 自然

 ようやく山の上、平らな畑部分に到着。
手前の窪みは、用水池ですから落ちたら命取りです。



 平らな山の上の縁の部分を歩くと、下の集落が見えます。
何時見ても静かで大好きな風景です。でも、地元の人もあまり知らないでしょうね。



 真下の駅は見えないけれども、緑の屋根の我が家を含んだ駅前通りはよく見える。
国道17号線、大沢川そして魚野川が見え、国道の左側には農天市場も見えます。



 農天市場の周りの黒い部分は、先日播いた消雪促進剤のカーボンの跡。
何故全体に撒かないかと言うと、残りの部分は除雪機で雪を飛ばす予定なのです。



 山の平らな畑部分の端、急斜面の始まり部分に足跡が見える。
そうか、こんなところからカモシカが上がり下がりしているのだな。



 先日、我が家から山頂部分を見ていると雪の端にカモシカが見えた。
どうするのかと見ていると、一瞬雪の上から落ちたかに見えたが無事に土の上に降りたっけ。



 大きな足跡は、杉林の彼方へと続いています。
どうやら、雪の深い冬は杉林などで暮らし、暖かくなって急斜面の雪が落ち、出てきた緑を求めての行動でしょう。

 

 分かりますかね、偶蹄目特有の先が二つに分かれた爪先の跡ですよ。
カモシカを見ると何時も言うのだけれど、一昔前は深山、山奥でしか見られなかった。


 それが、10年、いやもう少し前からかな我が家の前の山に姿を現すようになった。
畑仕事の最中に眼前まで近付いてきたり、独活採りの最中に鉢合わせしたりすっかり身近な存在になってしまった。

                      (続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする