畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

里芋の不思議さ「ひ孫芋?」(その2終り)

2014-10-24 12:49:48 | 野菜

 これは、里芋の株と言うか「小芋」を折り採った後の親芋です。
これも、食べる事が出来るけれども「小芋」程の粘り気のある食感では有りません。

 でも、好みでこの「親芋」の方が、小芋、孫芋よりも好きと言う女性もいます。
この後、親芋を食べる専用の「竹の子芋」も一株掘り起こしましたが残念、写真は無し。


 ちょっと分かりにくい写真ですが、大きな株を掘り起こしてひっくり返したところ。
種芋を植える際に入れた、たっぷりの堆肥が見えますが、これが我が家の里芋の美味しさの秘密。


 先輩に、男の料理で「採り立ての里芋とネギのみそ汁」とスベルべママの「栗ご飯」、
そして、美味しい「野沢菜の漬物」「大根の煮物」で簡単な昼食を食べて頂きお別れしました。
再びマックスと、里芋掘りをして結局、大きなコンテナに満杯一つと七分目一つを掘り起こしました。


 さて、表題の不思議な「ひ孫芋」です。
「親亀の背中に子亀を乗せて~♪」でも無いけれど、種芋から「親芋」そして親芋から「小芋」、
小芋から「孫芋」最後に孫芋からほら、可愛い「ひ孫芋」が出来ています。


 吠えもせず、良い子でトーちゃんの仕事を見ていたマックスも帰りたくなった様子。
この後、軽トラをそのままにそこから散歩に出ると、喜んで小走りになるほど。

 マックスは秋の深まりと共に益々元気で食欲旺盛。
少し、多すぎたかな、残すかな、なんて心配するほどの餌もぺろりと平らげる元気さを見せています。

 さて、マックスの食欲でも無いけれど、スベルべも里芋が食べたいなー。
大き過ぎて「煮転がし」は無理かも知れないけれど、先にも書いたように「オデン」には最適サイズ。

 寒くなって来たし、大根も大きく育っていますから「オデン」が食べたいですね。
それとね、これはもう絶品なのがジャガイモの代わりに里芋を使った「里芋コロッケ」!

 少し時間に余裕が出来たら夫婦の共同作戦で作りましょう。
今日はお昼前後に「越後の台所 すずきち」のマスターが仕入れに来る予定。

 中越地震の復興記念式典の料理を頼まれて、その材料の調達だそうです。
うふっ、スベルべの美味しい野菜が県知事殿のお口に入るって訳かな(笑)。
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里芋の不思議さ「ひ孫芋?」

2014-10-24 04:51:22 | 野菜

 雨上がりの昨日は、急がれる来年用の「トウ菜」や「レタス」の苗作りもできず、里芋掘り。
今年は適度の湿り気に恵まれ、里芋も何時もより大きく育っています。
ファームステイとして一泊した東京の小学生たちは「トトロだー」なんて嬉しがったものでした。


 分かりにくいかも知れないけれども、これは大きな株をひっくり返したところ。
種芋は腐って跡かたも無くなり、そこから大きな葉を持つ「親芋」が育ちます。
折り採った白い口は、その親芋から出た「小芋」の跡です。


 左に並んだ三株は、典型的な形で、真ん中が「小芋」でその両側が「孫芋」です。
親芋の脇に出る「脇芽」を伸びないように切り取ると、こんな風に綺麗な形になります。
右側の二本は、「脇芽」の処理が間に合わず、良い形にはなっていません。


 「フムフムなるほどー」とマックス。誰もトーちゃんの話しを聞いてくれませんからね。
ちなみに、マックスの横の株は枯れた際の予備として植えたのがそのまま育ったもの。
土寄せも、芽かきもしていないので、小芋なんて地表に浮き出てしまっていますよ。


 里芋の葉の上に乗せて撮影。
育ちの良い子供で、「孫芋」でも大きなものは直径が4~5センチもありますよ。
いやー、「オデン種」にしたら最高だぞこれはー。


 と、言う訳で午前中に掘ったのがこれだけ。
朝から山の畑で収穫作業をし、Aコープに出荷した後ですから、量の少ないのも仕方ないですね。

 で、里芋を掘っていると「こんにちわー」と声を掛けられ、振り返ると関東在住の先輩。
同級会で里帰りしたついでの来訪で、来宅を約束されていたのでしたが、歩いて来られるとは驚きました。
パートに出勤する途中のスベルべママに聞き、我が家に自動車を停めて来られたのでした。

                      (続く)
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