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毎週購読する週刊誌の先週号の巻頭に面白い記事、いや、カジノの宣伝が有った。
直木賞作家「黒川博行」夫妻の話だ。
お二人は同じ大学の同期生だったが、なんと二人の仲を取り持ったのは「麻雀」だったと言う。
若いころ、生活の重要部分を占めるほど「麻雀」に明け暮れていた時期のあるスベルべには面白い話。
今でも「麻雀」の話しをしたり、思い出すと中指の先の「雀タコ」が出来たあたりが疼くほど。
もう、本格的な「麻雀」なんて何十年もしていないのに不思議なほどだけれど、入れ込んでいた証拠でしょう。
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この記事の中の「」に囲まれた部分のご婦人の言葉に共感を覚える。
抜粋させて頂くと「勝負事って、その人となりが出るでしょ」って部分です。
そして、「彼の打ち方ってカッコ良かった」なんて、言葉は結ばれる。
うーん、分かるなー、自分がもしも女性だったら、絶対に惚れたくない、いや惚れない奴が多かったから。
本当に勝負事って性格が出て隠せないのですね。
普段大口を叩いて、平気で人を威圧するような奴が、実は驚くような小心者だったなんて事も。
いや、もちろんその反対も有り得て、優男で絶対に怒りを人前では見せない奴が実は豪胆だったり。
と、ここまで書いたら何を言いたいかお分かり頂けると思うが、果たしてスベルべの麻雀は如何に。
ま、それはご想像に任せるとして、覚えたての頃は良く負けてカモにされていましたね。
「俺みたいなお人好しに賭けごとには向かないのかも知れない」なんて半ば諦め、負ける事に慣れていた。
しかし、ある日「待てよ、人格まで変えなくたって、麻雀の時だけ変えたら良いのじゃないか」、
なんて思い付き、打ち始めたら心に余裕が生まれてきた。
乱暴な仲間も少なからず居て、口や態度で威嚇するような人も居ましたから。
でも、心に余裕を持ったら、彼らを冷静に分析できるように変わり、勝ちが負けを上回るように。
「引き際が潔く、ここ一番と言う時は豪胆に」これに尽きるかも知れませんね、勝負事って。
人生も賭けごとも、振幅、高低の大きさこそ差はあれ、必ず波って有るものです。
どん底の時に如何に耐えうるかでしょうか。私は「何時か上向く」と鼻歌を歌って時を待った。
そして、運が巡って来た時は「勝ち麻雀鬼神の如し」で、情け容赦なく叩きます。
原因が分かったら本当に常勝のプロですが、そんな鬼神が乗り移ったようなツキも落としてしまうことが有る。
変に手を洒落て見たり、他人の事が気になり手を変えたりすると、運気も逃げ出し始めるようです。
「僕はもともと強運な男ですよ」で始まり「なにより、このよめはんと結婚したのも運が強かったから」と、
最後を結んだ「黒川博行」さんもカッコ良いですね。こりゃ、「よめはん」もいちころですぜ(大笑)。