まだ、契約の20日にはならないけれど、あまりの降雪量に自主的に申し入れての除雪が続く。
今日も、ホームに出て見て降雪の多さにJRに連絡と断りを入れて午後から除雪。
三時半に除雪を終え、雪の中に出て吠えるマックスを連れ出して散歩です。
季節風に拠る強い吹雪で芽も開けていられないような悪条件。
「八甲田山死の彷徨」でも無いけれど、ま、それに近い天候条件かな。
それでも、マックスは確かな足取りで歩きます。が、ちゃんとコースは選んで車の轍。
12月としては珍しい大雪です。
我が家の周りも150センチは完全に超えているようです。
お、吹雪く雪にマックスも目をあけていられないような様子ですよ。
パートに出勤したスベルべママが隣の小学生を伴って歩きます。
真面目に歩道を歩くけれども、ゴム長が埋まって雪が中に入るほど。
小学校三年生の時に村のほぼ真ん中から、今の村はずれに新築した家に引っ越した。
当時は道も冬は完全に閉ざされ、道なんて夏場の田圃の上に雪を踏んで作った道が頼り。
雪を踏み固めた雪道って、吹雪になると全部まっ平らになって田圃と道の区別もつかない。
一歩、道を踏み外すと、ズッポリとゴム長は雪に埋もれ、いや身体さえ埋もれたものでした。
あのころの子供達は、このマックスのように雪まみれで、かじかむ手をポケットにして歩いていたのです。
それでも、吹雪で子供が遭難したなんて話しは有りませんでした。
こんな厳しい自然条件の中でこそ、強い精神力、体力は育つ。と、つくづく思うのです。
マックスはこの後帰宅して、家の内玄関に入り休みます。
そして、ぶるぶると震えるマックスを見ると、湯たんぽの準備を始めるのです。
食欲も信じられないほどに示し、朝夕の食事は若い頃と同じほど。
さすがに雪に強い、ハスキーの血を引いているのではないかと思われるマックスです。