
一旦冬型の気圧配置が治まり、雪が止んで気温も上昇。
山の急斜面、地震で崩れ落ちたあたりからはすでに雪崩が始まっています。

雪が消えると、もっとも早くゼンマイや独活が顔をのぞかせるところ。
そして、カモシカたちも早い緑を求めて餌を探しまわるところです。

昭和56年の貴重な航空写真です。
あの年は、一週間も降り続いた雪が、止んだとたんに一気に雪崩となって滑り落ち線路を埋め尽くした。
右下方に、古い駅舎や跨線橋が見えます。そして、山の上の平らな部分に我が家の畑がある。
航空写真で見ると、テーブルマウンテンのような河岸段丘の地形が良く分かります。

これは雪崩の直後に線路を埋め尽くした雪をようやく片付けたところです。
ホームにはまだ背丈ほどの雪が残り、電柱に付けられたビームと言う鉄骨の上にも雪崩の名残がある。

別の角度から見た航空写真です。
当時の国鉄では、雪崩危険個所の調査のためにヘリコプターをチャーターしていました。
何時もだと、雪が降り止み気温が上がると、急斜面の雪は落ちてしまう。
あの大雪崩の年は、0度前後の気温と降雪が一週間も続き、その間に積った雪が一度も落ちることなく、
大量に斜面に降り積もった結果でした。
「災害は忘れた頃にやって来る」の言葉を忘れてはなりません。
こんな、雪崩の危険個所はここ魚沼の地にはいくらでも存在していますから。