例年、ジャガイモ植えの頃がフジの花盛りになる。
でも、今年は遅い。開花がいつもよりも10日以上も遅くなっているのです。
暖冬小雪と喧伝された今年の冬でした。
なるほど、小雪のために雪消えは早かった。でも、気温地温は上がらないのでした。
山のあちらこちらで「アンニンゴ」が花盛り。
食べる、塩漬けにするのに最適なのは蕾状態の時点。華が開いてからでは遅すぎるのです。
花穂と呼ぶのかな。房状の花がけむるように山の薮を彩っている。
花が散り、柔らかな若い実を結び始めた物の塩漬けもある。でも、そうなると花穂の茎などは固くて美味しくない。
山から下りて駅の近くの畑に行く。
昨年大骨折りをして移植した「ブルーベリー」も驚くような数のつぼみを付けています。
「ちょっと蕾の数が多すぎないか」という声もある。
その言葉に迷っているけれど、実を大きくするためには間引きも必要なのかなー。
いずれにせよ、例年よりも多少遅くは有るけれど春は確実に過ぎつつある。
寒さのためか、ウグイスの鳴き声も心なしに少なく思える。少し不思議な魚沼の春です。