久しぶりにサンドコンサートに行くことが出来ました。
男性5人による「男声四重奏」がこの日の内容で、お盆明けのまだ忙しい中でも、どうしても聞きたかったのです。
しかも、入場前に友人夫婦と4人で「越後の台所 すずきち」で昼食を摂るというおまけつき。
友人夫婦はこのコンサートを紹介してもらった経緯があり、音楽に造詣の深いご夫婦なのです。
そうそう、娘が土曜出勤(午前のみ)そして、婿殿も仕事なので孫を連れての昼食。
初めての店なのに孫は上機嫌で、持参の昼食を完食。食事を終えるころに娘が来店し孫を連れて行くという慌ただしさでした。
会場はいつもの「朝日酒造」のエントランスホール。
天井が高くて音響効果も抜群なのですが、建物の構造上冷房は無し。暑い会場でも有りました。
細長くて、天井が高いのだけれど最も奥のステンドグラスの前が演奏会場。
柱までエンタシス風に作られた凝った様式ですね。ホールの左右は狭いので、本当に眼前で聴くことが出来るのです。
演奏中はもちろん撮影禁止ですから、演者たちの入場前に一枚。
メンバーは年齢もバラエティーに富んでいますが、教職関係者たちのグループのようです。
最も若いソプラノ担当だけが飛びぬけて若く、越えたばかり。
男声の合唱も力強くて良いですね。そして、独唱部分も有りましたがソプラノも素晴らしい。
こんなレパートリーで感動の合唱が開始されました。
レパートリーⅡは地元長岡に縁の深い詩人「堀口大学」の詩による「月光とピエロ」の全曲。
レパートリーⅢはイタリア名曲集で、「フニクリフニクラ」などが軽快に歌われます。
暑い会場であり、歌い手も聞き手も大変。歌手たちも聴衆も水分を補給しつつのコンサートになりました。
レパートリーⅣは、題名を見てピンときましたが、内容は思った通り子供の詩でした。
作詞者は作った際は小学生で、愛し愛された母が突然の脳内出血で亡くなられてしまったと言う内容。
演出も作詞者と同年齢位の女子が朗読する部分も有り、もう涙腺の弱いスベルべは涙が止まりません。
演者たちも熱が入り倒れるのではないかと心配になるほど。それでも感動の拍手に応えアンコールにまで答えて下さいました。