畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

稲刈りを待つ魚沼コシヒカリの里

2019-08-28 04:52:48 | 風景

 猛暑、高温が続いたためか例年よりも稲の色づき具合が早いように感じます。

この辺りだと、十五夜9月15日辺りが稲刈り開始の目途になるのだけれど今年は早まりそうだと聞く。

 

 畑は猛暑に加え、雨が降らない水不足に悩まされました。

しかし、大規模圃場化された水田はパイプラインが完備され水不足で泣かされることは少ない。

 

 でも、こんな水田の広がる風景を見ても心配になることが多い。

農業の後継者問題です。政府が進めた集団的営農もいくつかの組織が立ち上げられたが後継者がいない。

 大規模な水田になり、大型機械が導入されて作業は楽になったと思うのですが農業を志す若者はいないようです。

土にまみれ、汗を流すという仕事のスタイルが嫌われるのでしょうか。仕事、働くことの原点だと思うのだが。

 

 山沿いを走るJR上越線が見えます。この場所は、いわゆる撮り鉄たちのメッカでもあります。

望遠を効かせたら迫力のある鉄道写真、貨物列車や電車の写真が撮れるのでしょうね。

 

 夏草、葛の葉などが繁った手前から雲に覆われた越後三山が見えます。

農業の後継者問題なども有るけれど、大きな自然、歴史の流れから見たら些事なのかも知れません。

 我が家の畑だって、同じ運命をたどる可能性が高いのだが、隣の畑は3年以上も作付けされず薮と化した。

今のところ水田はともかくとしても、山地の畑の荒廃、耕作放棄は毎年増え続けています。

 昨日は雨の予報の前日で、朝から必死で秋野菜の畝作り。そして、一部葉物野菜の種蒔きも。

今日は10時集合で6名の飲食店主が我が家の畑を見学に来ます。ま、畑、農業の実態も見てもらいましょう。

コメント (4)
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