畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「八海山」酒造を訪ねて(その1)

2014-09-25 09:31:41 | 暮らし

 農天市場は完全週休五日制、なんて嘯いてはいるけれどその休日たるや畑仕事に追われるのが常。
月曜日も山の畑でさつま芋を掘っていたけれど、11時頃になり空腹を感じてスベルべママに提案。

 「どこかへお昼を食べに行こうか」と言うと、それならば友達に聞いて行ってみたいところが有ると言う。
そのスベルべママの友達の教えた道のりがあいまいも良い所。

 不安にかられながらも、ようやく案内看板に行き着くと、「なーんだ八海山酒造」じゃないか。
いや、正確に言うと八海山酒造の近くに作られた、色々な建物が有る集合施設。

 午前中から力一杯働いて、先ずは腹拵え。
大きな看板も出ていないけれども、地名「長森」をそのまま店名にした蕎麦屋に入ります。 


 おんや、チョイとピンぼけー。
入り口の注意書きに「くぐり戸が低いので頭上注意」云々と書いてある。


 昔の、お屋敷を移築したか、改築したかの大きな吹きぬけのある建物。
勿体なや、昔田植えに使用した印付用の「枠」が照明として使われていましたよ。


 廊下と言うか、縁側と言うかの向こう、庭の更に先には蕎麦畑が見えると言う趣向。
粋ですねー、洒落ていますねー、こりゃ地価の安い田舎ならではの仕事と言えますね。


 スベルべトーちゃんは「十割蕎麦」で当然大盛りです。
スベルべカーちゃんは「天ザル」で当然普通盛り(笑)。
大食漢スベルべは大盛りでも、二枚は食べられたなー。でも我慢我慢。


 こんな土産物屋が有り、酒の資料館へと続いています。
あ、蕎麦屋からちょっと離れたところには「うどん」の専門店が有ると言う凝りようでした。


 スベルべママが友達から素敵だスベルべ滝だと言われてその気になっていたのが「さとや」さん。
なんと洒落たケーキ屋さんで「バウムクーヘン」を焼いている所がガラス窓越しに見えました。

 スイーつに何て、ほとんど興味の無いスベルべは写真を撮るのも忘れちゃいましたよ。
で、これは「さととや」さんの出口から見た、駐車場と土産物屋です。

                        (続く)
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さつま芋掘りが佳境に

2014-09-25 05:14:27 | 野菜

 60畝、3,200本余り植えたさつま芋掘りも三分の一程度が終わりました。
さて、昨日のさつま芋掘り風景。先ずは伸びた蔓を根元で切り取る。


 地温の確保と雑草防止の役目を終えたマルチシートを剥ぎます。
先ずは、地中深く埋めたマルチの端をスコップで掘り出す。


 マルチを破らないように慎重に剥ぎ取りスタート。


 ここが、スベルべ自慢の技の一端。
畝幅とマルチの幅が一致し、そして端を埋める土量が適当だと、するすると難なく剥ぎ取れます。


 手伝いに来てくれた娘が、この畝「鳴門金時」の掘り起こしを始めました。
この他にも「ベニハルカ」「安納芋」を掘ったけれども、どれも中々の出来栄え。


 「鳴門金時」はスベルべママと娘に任せて、スベルべは「安納芋」を掘ります。
園芸用手袋をサイズが分かるように脇に置いたが中々大きいですよ。


 これなんて、屋久島や種子島で生産する「安納芋」と姿かたちともぴったり一致です。


 ずらりと並ぶ安納芋。安納芋だけでも600本植えてありますから楽しみですね。
皆さんは、「3,200本も植えて、全部手で掘るの?」なんて良く質問されます。


 全部手で掘り起こすのがスベルべ流。
足で掘ったらマックス流ってもんです(大笑)。


 先日もアップしましたが、マックスは安納芋の焼き芋を食べてから食欲が回復。
今では、全盛期の三分の二程度のご飯を平らげるほどです。

 たった一週間見ていないだけなのに娘は「マックス太ったんじゃない?」なんて言います。
一時期は昨日24日からの「長寿動物飼育者表彰」受賞まで生きていないのではなんて思わせました。

 でも、今は農道を小走りに走るほど元気になっています。
今朝は、雨模様。地域振興局に表彰状を貰いに行ってきましょうか。
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キャンピングカーにワインパーティーに

2014-09-24 06:40:25 | 暮らし

 日曜日は、農天市場に洒落たキャンピングカーが入ってきました。
乗っておられたのは素敵なご夫婦。

 国道を通過するキャンピングカーは数多あれど、立ち寄った下さったのは初めて。
しかも、大抵は県外なのにこのキャンピングカーは県内のナンバー。
嬉しいですねー、我が県内にもこんな洒落者の方がおられるなんて。


 そして、会話の中から山の畑のユリの栽培を見たいとのお話で、ご案内。
途中で風景とユリの畑を見て頂いた後に、我が家の畑までお連れします。


 何時も、お客さんを案内する例のビューポイントにもお連れしました。
ほぼ、稲刈りを終えた秋の盆地の俯瞰図に感心しきりのご様子。
しばらく、滞在の後さわやかに去って行かれたキャンピングカーでした。


 さて、実はこの日は我が家の山の畑を会場した「山上ワインパーティー」も開かれていました。
キャンピングカーのお客さんにもここも少し覗いて頂きました。


 主宰者のシェフの準備は至れり尽くせり。
蚊よけのテントまで準備されていました。


 畑とは言え、こんな青空と越後三山の風景のもとではワインの味も増そうと言うもの。
手前の「ポロ葱」など自由に使って頂きましたよ。


 スベルべもゆっくりと滞在し、もっと野菜をお勧めしたかったなー。
もう、農薬を使っていないから、水でゆすいだだけで新鮮なサラダが出来ますからね。


 シェフと二人のお客さんだけが自動車でご帰還。
「アレッ、他の皆さんは?」と聞くとなんと山道を歩いて期間中だとの事。

 「今年は忙しくて草刈りをしていないので山道は大変ですよ」と話していました。
でも、ワインの酔い心地も手伝ったのか、大半のお客さんは大変なブッシュを掻きわけて降りたのです。

 電車の時刻が心配で駅の方向を見つめていると、電車の到着と時を一にしてぞろぞろとホームに到着。
いや、滑り込みセーフの方もいて、電車は停車時間を延ばして乗せてくれた模様でした。

 日曜日は、本当に多彩なお客さんが大勢お見えになられました。
応対に疲れたスベルべママは、「何も食べずに寝ます」と夕食の準備だけして入浴ののち就寝してしまいました。
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クレソン畑はビオトープ

2014-09-24 04:27:26 | 野菜

 先日クレソンの収穫に行くと、クレソンの葉の上に小さなトンボが停まっていた。
小さくて、細くて「イトトンボ」の一種だろうと思う。
常時水を張るクレソン畑は一種のビオトープのような存在で小さな水棲昆虫が数多くみられます。


 クレソン畑、転作水田に引く冷たい水は、家家の後ろに見える「権現堂山」が水源。
地下水に近いような水温は、夏は冷たくそして冬は暖かく感じられる。


 川の水は水田用に水路によって導かれている。
その水路を堰き止め、水を引き入れる。


 義兄が工夫して仕掛けで、太い塩ビ管で引き込む仕掛けになっている。


 豊かな冷たい水はこうして水田に入ってきます。


 そして、転作水田、クレソン畑を潤した水は再び水路に戻されます。


 おー、畔の上に容器にてんこ盛りに採り入れたクレソンが見えますよ。
先日、とっ言っても金曜日だけれどもまだ周囲の水田には黄金の稲穂が見えた。

 きっとこの土・日曜日で周囲の稲刈りは済んでいると思います。
秋の深まりと共に、クレソンは一層伸びてくる事は間違いありませんね
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「石焼き芋~」ホッカホカだよ~

2014-09-23 04:42:18 | 暮らし

 涼しさを感じ始め、さて、焼き芋の釜に火を入れても暑くは無いかとこの土日曜から焼き芋を始めました。
先ずは真っ赤な幟を立てましょうか。


 「煙たなびく杣屋こそ~」で、盛大に煙が立ち上ります。
この煙にお客さんが気付いて下さったら有難いのですが。


 それにしても雑然とした釜周りですね~。
初焼きいも釜は、燃料の薪の準備からもう大変なんですからー。


 初めは銀色の耐熱塗料を塗ってあったのだけれども、今はもうその名残のみ。
赤茶色のさびが目立つ、老朽釜になってしまいました。


 さて、釜の上部に取り付けた四角い箱の中は小砂利の上にさつま芋を並べる仕掛け。
おっと、これはまー試し焼きとしてクズのさつま芋だけ並べたところですよ。


 皆さんも、この幟が目に着いたらお立ち寄り下さいな。
で、釜を大金はたいて作ってから7~8年。
期待に反して、焼き芋が売れてもう買ったという記憶が無い(笑)。

 もっぱら、お客様へのサービス用としてスベルべ夫婦はせっせと配りまくる。
「アレッ?自動車の中でお年寄りがお待ちだよ」なんて、子供の場合も同じだけれども、
走り去る直前の自動車を追いかけてまで、焼き芋をサービスするスベルべ夫婦なんですから。

 これで儲かったら不思議ってーもの。
「薪とさつま芋はどんどん減るのに、売り上げは増えない」とはスベルべママの嘆きでした(笑)。
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