畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

猪肉の赤ワイン煮込み

2018-10-19 04:52:02 | 食べ物

 先一昨日の夕方、家に帰ると猪肉の冷凍ブロックが届いていた。

知人の女性に、間も無く手に入るから、手に入ったら上げると言われていたものでした。

 昨日、日没近くまで畑で働いて帰宅すると、鉢合わせした娘がワインを買いに行ってきたと言う。

そして、さつま芋を軽トラから下し、家に入ると「猪肉の赤ワイン煮込み」が待っていました。

 まだ、猟期では無いはずだからいつの物だろうか。越冬前の脂ののった状態なのですが。

でも、味は最高。そして、半分ほどボトルに残った赤ワインはスベルべが頂く。

 

 先日も紹介したこの「千松信也」さんの本を見てから、猪や鹿肉の処理方法が気になる。

上手く処理したとしないとでは、味に雲泥の差が生まれると言いますから。

 

 これは先に入手した鹿肉のステーキです。

これも、そして昨夜の猪肉も特別の野獣臭さは無く、美味しくいただいたものでした。

 鹿も猪も猟師の減少とともに増加し、その食害は農家の脅威となっている。いや、社会全体の脅威でもある。

鹿など処理しきれずに、殺処分したものをただ埋めたりして遺棄する場合もあると聞きますが・・・・。

 

 さて、血なまぐさいお話はそれくらいにして、久し振りに山の畑に行ったスベルべママが採ったもの。

「勿体ない」を連呼しながら採った「アスパラ菜」で、虫の食害でやられて残っていたものです。

 

 午前中に二人の娘と、二人の孫とで山の畑に来たスベルべママが採った蕪です。

これも夕方帰宅すると、簡単な漬物になって食卓に並んでいました。

 

 忙しさと、虫の食害で半ばあきらめていた「味美菜」の煮びたしです。

男と女の視点は違うと見え、害虫の食害に悩む畑もスベルべママには宝の山だったようでした。

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ブルーベリーの引っ越し

2018-10-18 04:07:39 | 暮らし

 着手前の写真を撮り損ねましたが、ブルーベリーの引っ越し準備です。

娘婿の実家も豪雪地帯で、今までの何年かはシルバー人材センターに雪囲いをお願いしていたと言います。

 シルバー人材センターのメンバーと言っても、多種多様で昨年の担当は下手だったらしい。

何本かの太い枝が折れてしまい、それでは雪囲いを外托しても意味がなく、いっそ切ってしまおうかという運びに。

 

  40数年も育てられ、毎年多くの実を着けてくれるだけではなく、苗を採りご近所にもずいぶん進呈されていたとか。

話を聞いたスベルべは、そんな思い出多いブルーベリーの古木を切るのは忍びなく、引っ越しを申し出たのです。

 朝のうちの雨も上がり始めた頃に我が家を軽トラで出発。

娘夫婦と孫は一足先に出かけて、おばぁちゃん孝行をしていましたが、スベルべの到着を待って作業開始。

 

  最初からそんなに簡単な仕事とは思っていなかった。

でも、作業に取り掛かって思っていた以上に大変なことに気付く。

 地中深くと言うよりも、地を這うように広がった根もともかく、土の中には漬物石のような大きな石が潜んでいたのです。

土を掘り返すことは、山芋掘りで慣れているはずなのに、それでも中々手ごわい。

 

  この大きな石は、周囲をぐるりと掘っても掘ってもピクリとも動かない。

最後は、この大石は掘らずに木の中心に向かって掘り進めようと言う事になりました。

 

  大石は想定していなかったのが甘かった。石対策に金てこ、バールを持参したらよかったと思ったが後の祭り。

でも、剪定はさみとにノコギリと、対策は十分だと思ったのでしたが、想定外と言うか事前調査の不足でしたね。

 

 そして、驚いたことは、根が地表を覆うように伸びていた事。

その横に張った根からも「サッカー」と呼ぶ芽が出て、それによって増やすことも可能なのです。

 ここまで、作業を進めたら一時作戦手停止。

これからは、我が家の畑に植穴を掘る作業も待っています。妙高山に初冠雪なんてニュースもあり気がせく仕事です。

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「アシェット」さんのお弁当

2018-10-17 05:41:37 | 食べ物

 体調が少し悪く食欲のないスベルべママが「アシェット」さんのお弁当が食べたいという。

オーナーシェフ夫妻に、気を使わせては悪いので、娘が電話をしたのだけれど、あちらはすぐに察しられた模様。

 

 長岡市大島の、長生橋を東岸から西岸に渡ってすぐのところにあるお店です。

有ることから、懇意にしていただき昨年はご夫妻とスベルべ夫婦の4人で「大人の遠足」と洒落込んだものでした。

 

 長岡に住む娘から店まで採りに行ってもらう事にしていました。

小さな孫がいるので、彼女用の「お子様ランチ」弁当も一つ注文していました。

 1歳9か月を迎えた孫は、食欲旺盛。頂きます。と、手を合わせしっかりと食べます。

娘の食育も厳しく、そして離乳食から力を入れたからかも知れないけれど、好き嫌いはほとんどありません。

 

 さて、大人のお弁当です。丁寧な仕事が施されていてやはり美味しい。

スベルべママも念願がかなったかのように、美味しそうに食べて、もちろん完食でした。

 先日お話した際に、野菜の注文も頂きましたが、虫の害もあり先延ばしに。

楽しみにされている、変わり大根はもう少しで出来るから、そうなったらお送りすることにしましょう。

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バードコールを鳴らしたら

2018-10-16 05:46:16 | 自然

 

 このきれいに刈り払われた薮の中の小道は送電線の見張り用の道。

周辺はアケビの蔓が沢山あり、当然実も沢山つくところなので、少しだけ覗いてみた。

 

  薮の中の道に入ってすぐにアケビを見つける。

先日、アケビの肉詰め料理「アケビ釜」を作ったばかりで、採る気はないのでしたが。

 

  採る人も、食べる鳥類も居ないのでしょうか。

いや、藪の入り口付近で採る人は見かけたから、少し入ると有るのに見つけないのでしょう。

 

 家の中の引き出しから見つけたバードコールを掛けていた首から取ります。

「ビーパル」のロゴが入っているから、付録だったのかいや、通販で買ったのだったか。

 アメリカでしょうか、「Audubon」と言う会社の製品で、小さいながらも中々の優れもの。

鳥の種類によって何種類にも分けて作られているバードコールですが、これは「ガラ類」専用。

 ヤマガラ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラなどを総称しての分類でしょうが中々の出来栄えと性能。

金属部分をつまみ、木製部分を回すと「キュキュ、チュチュ」と小鳥たちの鳴き声に似た音が出る。

 鳴らしていると、早速反応があり、ヤマガラの姿が見えました。

この音で集まるのは仲間だと思うのでなく、縄張り「テリトリー」への侵入者と感じての行動だから、

可哀そうですぐに止めました。

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老人の取扱説明書

2018-10-15 06:00:16 | 暮らし

 先のレシピ本「ま、ごはん」を急いで注文したのは、この本も欲しかったから。

久しぶりに我が家を訪問してくださった元割烹「卯月」のご主人から、新聞に出ていたことを教えられた。

 「老人の取扱説明書」ってちょっと刺激的な題名の本です。

でもね、表紙、帯の文を読んだだけでも、こりゃ見たい読みたい願望が湧きますよね。老人のスベルべとしては。

 

  自分も読みたいけれど、娘夫婦にも読ませたい。

なーんて、深謀遠慮でもあり、「ま、ごはん」とセットで注文したって訳。

 

 いやいやいやー、思い当たる節が多々ありますねー。

スベルべママにも娘にも、「耳が悪くなったんじゃない、補聴器を付けるなら今だよ」なんて言われる。

 でもね、この本を読んで一安心。「嫁の話を聞かない」のは、若い女性の甲高い声が聴き取れなくなるから。

赤信号でも平気で渡るのは「眼瞼下垂」により、上が良く見えないから。とか、具体的な説明。

 そして、日本の交通信号機はそもそも老人の歩行速度に合っていないとか・・・・。

そんな事例と説明書ですね。驚いたことに昨年発売されてから、版を重ねること16回!

きっと身に覚えのある方が沢山いらっしゃると言う事。何せ老人大国になりつつある我が国ですからねー。

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