畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

無農薬を気取ってみたら(その2)

2018-10-06 04:31:27 | 野菜

 

 大根の間引き菜も美味しい物で、スーパーにも並んでいる。

でも、虫食い跡などほとんど見えませんね。これは、我が家の大根菜の、むしり取り捨てる部分です。

 

  実は、昼食用に使いたいからスベルべママから要望があり採って来たのです。

採って来た大根の間引き菜の大半を捨て、残った部分、まだ虫の害がない部分を使います。

 

  間も無く「大根菜飯」大根菜を使ったチャーハンが出来上がりました。

これも季節感漂う食べ物で、今の時期だけ。いや、茹でて冷凍し冬も使いますけれどもね。

 

  さて、大根以外の野菜の状況です。

見事に虫に食べられちゃいました。何という虫なのか、これから調べますが小さな虫が大発生。

 

  これは惨状の紫ミズナです。

ほとんど消え去ろうとしています。タヌキが馬鹿にして跨いでいますよ(笑)。

 

  これは小松菜系の「味美菜」と言う葉物野菜ですが、やはり壊滅状態。

昨日、この畑を友人、畑仲間が訪問してきたけれど、やはり同様な状態だとか。

 彼の場合、種を蒔きその上にネットを張り巡らせたけれども虫の食害は防げなかったと言います。

ネットもモンシロチョウの子供、青虫などの害は防げても地中から生まれ出る虫には無力なようです。

          (続く)

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連載173「テキサスから届いた手紙」(その1)

2018-10-05 05:42:44 | 暮らし

 (出迎えのアメリカ人家族と。ティファニーの後ろに娘、そしてその後ろにティファニーのご両親)

       テキサスから届いた手紙

 

 ある日、我が家にエアーメールが届いた。

差出人を見るとテキサス州フォートワースの、高校生「ティファニー」の母上からだった。

ティファニーから母は高校の数学教師、父はダラスフォートワース空港の飛行機を地上管制する、

プログラムの責任者をしていると聞かされていた。


 その高校教師であるティファニーのお母さんからの礼状だったのです。

さて、礼状と言えば娘をホームスティさせていただいた私も同じ身の上、礼状を書かなくてはならないでは無いか。

 それから、辞書そして英検の参考書と首っ引きでスラスラと、

いえ、たどたどしく英文の手紙を書いて投かんしたのでした。


 すると、よほど私の手紙が良かったのか、あるいは子供のような手紙で、

からかう価値があると思ったのか、次にはお父さんから丁寧な手紙が届いたのです。

少し癖のあるスペルで書いた手紙は、どうしても分からないところがありました。


           (続く)

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無農薬を気取ってみたら

2018-10-05 05:22:03 | 野菜

 

 完全無農薬で秋野菜を作ったら害虫の餌になっちゃいました。

猛烈な夏の熱さで、今年の害虫は少ないかなと思ったけれども、雑草と害虫の生命力には脱帽。

 

  先ほどの大根は青首系の「英才」で、これは「赤大根」です。

大根も生命力を発揮して、中心部からは新しい葉が伸びています。

 

  「英才」を間引いてみると、やはり芯の部分には新しい葉が伸びている。

虫たちのおこぼれを頂戴することにしましょうか。

 

  間引いた大根の虫食い部分の葉をむしり取ります。

さて、食べられる部分はどれくらい?害虫の食害に遭った葉も食べられなくはないのですが・・・。

 

  虫に食べられず残った葉はこれだけ。

でも、スベルべママの食事のメニューにも入っているからもっと採らなくちゃ。

 

 間引いた大根の、大根部分は害虫の食害にもかかわらずグンと伸びいました。

間引きは二本だけ残すようにしましたから、間も無く一本立ちにすると間引き大根の大根部分も食べられます。

 今年の畑は夏の酷暑、水不足から秋になり長雨と泣かされています。

こんなに野菜が不作だった年はスベルべは経験したことが有りませんでしたよ。

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「豚とん」でトンカツを食べる

2018-10-04 04:16:17 | 食べ物

 日本名水百選に選ばれている「龍ヶ窪」の近くにある日帰り温泉施設「竜神の湯」が閉鎖されると言う。

その話を津南ポークの社長夫妻から聞き、閉鎖される前にその建物の中にある「豚とん」にトンカツを食べに行きました。

 席に着くと、風呂上りに美味しそうにビールを飲むお客さんが目につく。

娘が「私が運転するよ」と言ってくれたので、婿さんと二人でビールも頼みます。

 

  こんなキャンペーンがあるなんて知らずに入りました。でも、先ほどの定食が800円。

婿殿に一度食べさせたかった300gの「メガ豚定食」は通常と同じ価格です。

 やはり、津南ポークの豚肉を使ったトンカツはさすがに最高の味でした。

帰り道、豚舎の方向に走り豚舎の近くまで行きましたが、車の窓を開けても全く匂いがしない。

何棟もある豚舎の中では元気そうな豚たちが沢山見えるのに、匂わず、不思議だと娘夫婦。

 

  帰り道、十日町の日帰り温泉施設「千年の湯」に寄り道します。

生後半年を迎えたばかりの孫も同行しているので、入浴は無理でしたが・・・・。

 

  そう、屋外にこんな無料の足湯施設があり、それが目的でした。

孫は自動車の専用シートベルトから椅子を外し、その中から見物です。

 

 微笑ましかったのは立派な建物に比べて貧弱な「駐輪場」です。

足の不自由な方が使う電動車がポツンと一台だけ停まっていました。

 昼食をはさんで3時間ほどの贅沢な時間を過ごしました。

温泉には入れなかったが、こんな風に家族5人で出かけられるなんて、夢のようなことです。

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山古志の霧の中の棚田(その3霧が晴れて、終わり)

2018-10-03 04:21:23 | 風景

 

 木沢集落に別れを告げ、帰途に就くと霧が晴れ始めました。

幸運なことに霧の下から、棚田や養鯉池が顔を覗かせ始めたのです。

 

  まだ、稲刈り前の水田見えます。

棚田での作業の苦労の様子が分かるかのような風景です。

 

  中ほどに舗装された農道が少し見えます。

この棚田の下、まだ霧が見える方向にも水田は続いているのでしょう。

 

  少しズームアップしました。水が張られているのが養鯉池で錦鯉が眠っているのでしょう。

能登半島、佐渡の岩首の棚田、十日町松代地区など、何か所かの棚田は見ていますが、ここは独特です。

 

 棚田の風景に別れを告げて帰宅です。

朝の、夢のような散歩、わずかなドライブでこの日はスタートしたのでした。

              (終わり)

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