畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

豪雪の村を訪ねる(その3終わり)

2021-01-21 04:55:05 | 暮らし

 毎年同じ場所、深い谷に面した場所が雪捨て場になっている。

その下、はるか向こうにかすかに我が村、集落が見える。

 

 ズームアップすると、尾根越しに母校の小学校が見える。

残念ながら、我が家は右に見えるはずなのが尾根に隠れて見えません。

 

 写真を撮り終え、軽トラに向かうと道路の向こうに足跡。

こんなに深い雪で、今にも崩れそうな斜面に動物の足跡って驚きです。

 

 深い雪の中を身軽に動ける動物は決まっている。

野ウサギですね。真っ白な冬毛になっているはずの越後野ウサギです。

 

 温泉設備の近くにある、古い民家を移築したイベント用施設。

冬は使われることも、静かに深い雪の中でした。

 屋根から降ろした雪で、一回部分はほぼ雪に埋もれている。

この民家が使われていた時代は、どこかで囲炉裏の煙が上がったのでしょう。

           (終わり)

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新鮮!安い!スルメイカ!

2021-01-20 05:14:51 | 食べ物

 スーパーの鮮魚コーナーで新鮮なスルメイカを発見。

最近は見かけても高価で、手を出しかねていたが今回は安い。

 大衆魚(魚じゃないか)のイカも、鰯、秋刀魚に次いで高級魚級に。

彼の国の大衆たちが味に目覚めたり、偉大な指導者のために獲るためかな。

 

 やや、小ぶりながら新鮮なことは間違いない。

最近はイカに「生食用」と書かれることは少ない。アニサキスを意識して。

 食品の表示は何かと難しいですよね。

処理をして切り始めたけれど、不揃いですね。ま、男の料理ですから。

 

 ゲソ、足だって使いますよ。

丁寧に吸盤を包丁の峰でこそぎ取って切ります。

 

 塩加減は適当、良い塩梅の良い加減(笑)。

レシピ本に従って作ると、いつも塩分が多過ぎた。少なめで大丈夫。

 

 入れたボウルの中でかき回して完成。

冷蔵庫で一日、塩をなじませたら冷凍します。

 冷凍することで、万一寄生していたアニサキスも壊滅するはず。

シンプルに塩だけで仕上げる「イカの塩辛」の味は最高。楽しみー。

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山の上の村を訪ねた(その2)

2021-01-19 04:56:08 | 暮らし

 折り返し、再びトンネルを通り帰り始めます。

我が家から見上げると、このトンネルの照明が見えるのだが・・・。

 

 この辺りが我が家から見えるのだと思うが、我が家は見えない。

集落は深い雪の中で、眠っているかのような静かさです。

 

 家の近くまで除雪が出来ない時代はこんな車庫がありました。

今は、家の近く、車庫まで除雪されてこの車庫は不要になったのでしょうか。

 

 廃校になった小学校です。

今は宿泊施設になっているようで、看板が出ていました。

 

 帰り道もやはり雪庇が気になります。

いつか、気温が上がったら崩落するのではないでしょうか

   (続く)

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山の上の村を訪ねた(その1)

2021-01-19 04:39:15 | 暮らし

 雪がしばらく降らず、家の周りの雪も片付いた。

ふと、気まぐれに我が家から見える山の上の集落方面に行きたくなった。

 時々、あの山の上から我が家方面を見たらどんな風景かと気になる。

危ないほど雪庇が出ている道を通り、トンネルを越えると小さな集落。

 

 上に見えるトンネルを通ってきました。

この小さな集落へ下る道路の分岐点の先で通行止めになっています。

 

 トンネルを越えてすぐのところにあるスノーシェード(スノーセット)。

冬期間は通る車もいないので、車庫代わりになっていて4台の自動車がある。

 

 トンネルの出口なのか、入り口と言うか手前が交通止めの場所になります。

積雪量は標高が高いために、我が家付近よりもかなり多いようです。

 

 道路はいたるところが雪庇崩落の危険個所。

気温が上昇したら落ちないかと心配にもなります。

       (続く)

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小雪考から大雪考(その3終わり)

2021-01-18 12:24:35 | 暮らし

  (先日の写真の再掲)

 

 (先回、その2の再掲。じっくりお比べください。昨年1月18日です)

   小雪考から大雪考(その3終わり)

 でも、あの中越地震の翌年の平成15年も雪が多くて、地震の後には大雪になるものだという話さえ聞いたものだった。

 天候は一口では語られない微妙なもののようだ。地球全体が温暖化の方向に向かってはいても、暖冬小雪が続くとばかりは言えない気候変動のように思える。大雪も小雪も明治生まれの物理学者、防災学者の故寺田寅彦氏の「天災は忘れた頃にやってくる」なのかも知れない。

     (終わり)

 昨年の今頃、いやもう少し後だったかな。頼まれてこんな文章を書いていました。幸か不幸か予想は的中し大雪になりました。

 スキー場は大喜びかと言えばそうでもない。気象以外の難敵コロナです。苗場スキー場は来月初旬まで、その影響で営業中止だと報道されました。

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