割れたスイカが畑の端に鎮座していた。
スイカ畑からは2~30メートル。誰が運んだのでしょうか。
畑は乾燥気味で明確な足跡は見られない。
でも、この踏み跡は大型動物ではない。タヌキの仕業でしょうね。
カラス除けに張った糸も切れてスイカはカラスにつつかれ割れていた。
もう、食べられるスイカは無くなったからと、そのままにしておいたのです。
スイカの場所からスイカの切れ端を見る。
きれいに生えそろった、秋野菜は踏まずに運んだようです。
一日すると、スイカは忽然と姿を消していました。
目的地の藪の中に引っ張り込んだのかな。それとも完食したのかな。
一度、文章にしたことがありましたがスイカが丸々一個行方不明になったことも。
あれも不思議でした。畑の真ん中に運ばれていた大きなスイカが消えた。
しかも、消えたのは昼食のために畑から引き上げたわずかな時間のうち。
あの時は耕したばかりの柔らかな畑でしたが、足跡はほとんど無かったのでした。