夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

ややピリ辛茄子和風?

2007-11-19 17:24:25 | 食・レシピ

ややピリ辛茄子和風?
胡麻油で適当に小さく切ったニンニク・鷹の爪・挽き肉を炒め 皮を剥き適当な大きさに切った茄子をいれ 更に炒める

和風だしを少し入れ 味醂 白味噌加える
茄子が柔らかくなれば 水溶き片栗粉で ごく少しのとろみをつけて出来上がり

辛さは鷹の爪の量で加減します
出来れば控え目な ピリッとくるかな~と不安になるくらいの少量で大丈夫です

柔らかく仕上げられるので 年配の方でも食べやすいはず・・・です


今夜のおかずから

2007-11-19 15:25:17 | 食・レシピ

今夜のおかずから
今夜のおかずから
今夜のおかずから
今夜のおかずから
今夜のおかずから
子持ち鰈の煮付け 調味しただし汁を煮たてた中に魚を入れるだけ(笑)

中華ふうコーンスープ
クリームコーンの缶詰を鶏ガラスープに入れ塩胡椒で味付け(砂糖が少し入った方が美味しい 余り辛くしない方が良いです)
生クリーム 牛乳で加減して好みの味に
穴明きお玉から溶き卵入れ 水溶き片栗粉でとろみをつけます
小さく切ったネギなど青味を足しても

あっさりして温まります

あとオーブントースターで焼いた おやつの焼芋
この焼きたての匂いをできるならお届けしたいです 今朝 家族に作ったお弁当

一日四食作る気分です

後は野菜メニュー
茄子の大きなのがあるから 柚子味噌のっけて焼こうかな
田楽もどきに


「姫の宿」―5―姫御前再び欠伸する

2007-11-19 11:20:33 | 自作の小説

「何も殴らなくても」中田松彦は震え声を出す
田継満男は薄く笑った「こちとら これがかかってるんだぜ」両手首合わせ 手錠かけられる真似をする

痩せた男である 少々の隙間なら すり抜けられそうだ

「取り敢えず どっか運んで捨てて来よう 手伝え 中田」

「こ・・・殺すんじゃないんだな 」

「俺の専門は盗みよ お前のオヤジもそれをかったんじゃないか」

二人して津田の上にかがみこむ
その時 声がかかった
「その話 詳しく聞かせて貰おうか」
少しくたびれたコートがよく似合う山本一男は「おい いつまで寝ているマサ」と津田にも声をかけた

「山本さん」
びっくりして起き上がる津田に「さっさとワッパ(手錠)かけてやれ」

その言葉に逃げる事を思い出した二人は 駆け出そうとして 津田に足を掴まれ こけた

景海寺にある骨董・・・が どうしても欲しくなった中田松蔵は 今迄に金も貸し副業も知っている田継に仕事を持ち掛けた

寺に放火し 騒動のどさくさに 田継は目的を果たした

ごっそり盗んでいったその中に それは あった

隠し金

徳川家の姫に託された

真実あるかないか分からぬ金が 男達を狂わせる

見つける前から自分達のものだと思う

ただ中田父子も田継にもアリバイがあり 貴恋山の殺人事件の犯人ではあり得なかった

それでも中田松蔵―市会議員―衆議院議員へのセンは 土地を巡る収賄 汚職への繋がり
一課の手を離れ大きな事件へと発展しそうであった

出世を夢見 エリートコースを進んできた男は 入る屋根を間違えた為に 道を踏み外した

屋根は土台を揺すぶられ 男を庇うゆとりはない

あるかないかのも判らぬ埋蔵金の為に 殺人までした人間がいては・・・逆にまずいのだ ―誰も殺せとは言わなかった―

では 彼はどうすれば良かったのか

苦悩する犯人は{まだ生きている死体}と遭遇した三人娘に気持ちが向く

―あの三人が悪いのだ―

卑怯者は自分より弱い立場と思う人間をイジメにかかる
みっともなく自分に自信がない人間が数を頼んで人をいじめると アホだけに限度判らず悍ましい事をする

いじめる人間こそ社会常識からすれば 欠陥ある人間なのだ

ただこの場合 犯人の選択は誤りだった
姫御前神社に集まる三人娘の前に「死ね!」と木刀持ち現れたが―

剣道二段のさやかは 箒で応戦

すずかは携帯で警察と父親を呼び

なつきは何処に蹴り入れてやろうかスキを伺っている

パンパンと続けて面と籠手を打ち さやかは言う「日本の十代をなめちゃいけない」

すずかもにっこりした「これからの日本を動かすのは わたし達十代なんだから」

「大人は子供の手本であってくれなきゃ・・・お仕置ものだな」これはよろめく犯人へ とどめの蹴りを入れたなつき

後には 哀れ悶絶した犯人 ―木村良明が倒れている

彼は市会議員西山徹也の秘書で
あの日 彼らの話を聞いてしまった高木光男を 追いかけ たまたま持っていたナイフで刺してしまったのだ

取り調べで 観念した木村は 中田・西山・衆議院議員 大川光邦に関して知ることを全て話した

その頃 出番なく姫御前は退屈していた

―あほうな奴じゃ 名前は良明なのに
名前負けかの―


松井今朝子著「家、家にあらず」集英社

2007-11-19 07:36:02 | 本と雑誌

松井今朝子著「家、家にあらず」集英社
松井今朝子著「家、家にあらず」集英社
同心の娘 瑞江は 表向き伯母なる人の言葉により 母の死後 大名家の奥御殿で暮らすことに
そこでは女達の不審な死が続いていて

一方 同心の父親も 心中に見せかけた事件を探るうち 娘の勤めに上がった大名家の名前が上がり

一切の因縁明かされるクライマックスへと

死を覚悟した女は 娘を傍に置きたかった たとえ母娘の名乗りはあげられなくても

「非道、行ずべからず」の三代目萩野沢之丞 若き日の物語でもあります