夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「REC4・/ワールドエンド」(2014年 スペイン映画)

2015-07-12 18:36:00 | 映画
REC/レック4 ワールドエンド [Blu-ray]
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テレビの女性レポーター アンヘラ(マヌエラ・ベラスコ)はある状況から一人生き残り 兵士グスマンに救われた


目覚めれば 手を拘束されてベッドの上

「手が痛いの・・」と弱弱しく言って 手を固定したものを緩めてもらう
すかさず手を引き抜き 緩めてくれた人間を襲って脱出

廊下で自分を助けてくれたグスマンに出会い 助けを求める

だが追手の数は多くてー


アンヘラの検査結果が陰性だったことから 船の中は自由に歩けるようになる


アンヘラはアパート中の人間がゾンビになる中でどうにか生き残ったのだ

アンヘラを助けたグスマンも感染を恐れられ 船へと隔離されたのだ


船でゾンビとなるウイルスへの抗体を研究する医師リカルド



ゾンビ化するウイルスを無力にする薬を作ろうとしていた


船には ほかにもゾンビ発生の場にて生き残った老女も収容されている
ぼけており自分がいる場所がどこかもわかっていない


また船のクルーにはアンヘラのフアンであるニックもいた
器用なところがあり アンヘラの部屋を監視カメラを利用して覗いて喜んだりもしている


グスマンはニックの特技を利用してリカルド達が何をしようとしているのか探ろうとする




リカルドは実験に使っていたものが脱走して顔色を変えた

それはゾンビウイルスに感染した猿


逃げ出した猿は調理場のコックにおそいかかり 噛まれたコックはゾンビとなる


そしてゾンビコックの作った料理を食べた人間たちもゾンビ化するのだ



リカルドは一人生き残ったアンヘラが感染者であることを疑っていた

録画されたテープを観たリカルドの確信は決定的なものになる


屋根裏の少女から 「悪魔」が口移しにアンヘラに入っていると


教会からのー


アンヘラから悪魔を取り出せば ゾンビウイルスへの抗体が作られると アンヘラの体を裂こうとするリカルド



隙をついて反撃 逃げ出すアンヘラ



アンヘラのフアンのニックは アンヘラの逃亡を応援する



悪魔の感染者であり ゾンビウイルスに感染したサルを逃がしたのは アンヘラではなかった


アンヘラを救ったグスマンへと悪魔は移動し グスマンによりアンヘラは閉じ込められた

そこは感染したサルたちがいる檻のある場所


必死に逃げるアンヘラ


船の中では ゾンビと化した者たちが 人間を襲っており 一人また一人と噛まれていく



ニックと力を合わせて感染したサル達やグスマンを倒すアンヘラ


船はリカルドにより爆破のスイッチが押されていて 爆発の時間が迫っている


追ってくるゾンビたち


嵐が近づいている海へと逃げたニックとアンヘラ



ゾンビでいっぱいとなった船は爆発



海の中では「悪魔」と呼ばれたゾンビウイルスの素 太りすぎた蛆虫かヒルのようなモノが鮫らしき魚の口の中に飛び込んだ


無事に陸上へたどり着いたアンヘラとニックはタクシーに乗っている





アンヘラを怪しそうにも見せておいて 実は頼れる人間に見えたグスマンこそが元凶


しかし大仰に「悪魔」と出しながら  悪魔の凄味はありませんでした


ゾンビパニックモノー


ぞっとするような 怖さはありません




てっきり途中で死ぬだろうと思ったニックが 最後まで生き残ったことが 意外性ーでしたが



「サプライズ」(アメリカ映画 2014年)

2015-07-12 09:34:53 | 映画
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント




「良かったよ シャワー浴びてくる」コトが終って男はバスルームへ

女性は別な部屋へ移動して 音楽をかけて飲み物を

部屋の外をちょっと気にしています


その後 男性がシャワーを終えて出てくると 女性がいたはずの部屋の窓に
YOU’RE NEXT-の血文字が
既に女性は殺されていたのです

この「YOU’RE NEXT」は原題でもあり 今後 人が殺されるたびに壁などにも 犯人によって書き残されていきます

そしてこの男性も殺されます


後にこの殺された男性は メインとなる一家の隣人であり女子学生と不倫して 妻と離婚 
どうやら不倫相手の女子学生と暮らしていたらしいことが わかります

メインの一家を襲撃する前に 犯人達が助けを求めにいった場合用に先手を打って 殺しておいたか

外部からの殺人犯がいると思わせたい工作であったのか



場面は変わり 車中の夫婦は改装終えた家に向かっています

金髪の妻の名前はオーブリー

結婚35周年を祝う為に家族が集まることになっています
家族を迎える準備中 オーブリーは誰もいないはずの二階の物音に怯えます


夫はオーブリーを家の外に出してから二階を見に行きます
そこへ次男のクリスピアンが声をかけてー

父と息子は異常は無かったよーと

クリスピアンは恋人のエリンを連れてきていました

翌日 クリスピアンが起きると 彼とは子供の頃から仲の悪い長男のドレイクがパートナーのケリーを連れて来ていました

ドレイクとクリスピアンは口を開けば もめます


ドレイクは弟をかまいからかわずにはいられなくて


「お手伝いがしたいんです」というエリンにオーブリーは ミルクがきれてるからお隣から借りてきてくれるーと頼みます


かなり歩いて隣家にたどり着くエリン
音楽は聞こえるのに 誰もー出てきません



その間にオーブリーの娘のエイミーが恋人のタリクと 三男のフイリックスが恋人のジーと到着します




夜になり食事の席で 言い合いを始めるクリスピアンとドレイク

ドレイクはタリクにもドキュメントの映画監督でもうかってないらしいことを揶揄していました


言い合いに辟易したかタリクは窓の外へ視線を向けて 何かが気になり 立ち上がり 窓へと寄り 最初の犠牲者になります

ボウガンで屋外から何者かが狙って撃ってきます

ドレイクは背中側の肩の下あたりに矢が突き刺さり


パニックのようになり家族はそれぞれに怯えて叫んでいます

椅子を楯にして矢が届かない場所へ移動して



クリスピアンがいぶかる中 エリンは二階の安全を確認に



脚が早いのには自信があるー外へ助けを呼びにいくーとエイミーが 開かれた扉から全力疾走で飛び出すと張ってある糸に首がかかり切れます


もがいて苦しんで エイミーは死んでしまいました


ショックを受けたオーブリーは安全なはずの二階へ運ばれます
「ひとりにしないで」というオーブリーに子供たちの様子を見てくるーと階下へ降りて行く夫



ひそんでいた犯人の一人にオーブリーは殺されました
壁にはYOU’RE NEXTの血文字が



犯人は動物のマスクを首まですっぽりと被っています

家族は血だらけで死んでいるオーブリーの死体を発見します

ケリーは何かが気になったのか 血文字にも注意を払い そしてこわごわベッドの下を覗いて 隠れていた動物マスクの犯人に殺されます


戸締りを気にし 武器になるものを捜しているエリン

彼女の父親には妙な思い込みがあり エリンをサバイバルキャンプで育てたのでした
何が起きても生き抜けるようにー



家の中へ侵入してきた犯人の一人にエリンは襲われますが 戦って逆に殺します

この時 部屋に一緒にいたフイリックスとジーはエリンを助けようとはしません

驚いたからだと言い訳しますがー



クリスピアンは車で脱出しようと外へ見に行きますが 車は動かない状態ー


外に助けを求めに行くーと出ていきます



電気の異常があったりして一人でいたオーブリーの夫は犯人の一人に殺されました

その背後からフイリックスとジー
犯人とグルーなのでした


ドレイク・クリスピアン・フイリックス・エイミーの両親は金持ちでした
退職金も莫大で



それを狙って 両親も兄弟をも皆殺しを計画して 襲撃犯たちを雇ったのです



ドレイクは弟のフイリックスに殺されました
刺されて意味が分からず 無言で「なんでだー」そんな表情をするドレイクを 幾度も刺すフイリックス
「早く死んでくれよ」
勝手な言葉です



犯人との会話から エリンはフイリクスとジーも犯人側と知ります


建物の中へ幾つかの罠を仕掛けて


襲ってきた犯人の一人を殺すエリン

だんだん殺し方が荒っぽくなってきます

殺し慣れしてきたのでしょうか

まったくためらいがありません


生き残る為に 動いています


あちこち傷つきながらも

動物首仮面犯人を殺していくのです



キッチンでフイリックスとジーとの戦いにも勝ち抜きます


フイリックスはミキサーの回転する刃の部分を脳天へ当てられて料理されます


ジーも脳天に突き刺されて
くたばりました


そこに電話

フイリックスへかけてきたのはー

クリスピアンでした


「もう終わったか」


これでエリンは全て知りました


クリスピアンとフイリックスが家族殺しを企んだのだと


入ってきたクリスピアンの卑劣な言い訳


もちろん彼も許すわけにはいきません

エリンの哀しい怒り爆発



もう疲労困憊のエリンが見たのは 罠を仕掛けておいた玄関から入ってこようとする警官の姿


罠は稼働

警官は死にました

YOU’RE NEXT
と血文字のアップになり 映画は終ります





犯人側にとって かわいくて性格の良い女子学生と思えたエリンが サバイバルキャンプの経験者で かつこんなに強かったことは 計算外の驚きでした

会社(軍需関係)を退職して結婚35周年を祝う為の家族の集まりが 自分の子供達により惨劇の場となったことは犯人以外の家族にとって恐ろしい驚きだったでしょう


また一家の隣人の巻き添え殺されー


エリンにとっては恋人が家族を殺しても大金を手にしたい人でなしであったこと





B級映画感はぬぐえませんが 

悪い人間は みなきちんと死ぬから もやっとすることはありません




耐えられない気持ち悪さでもありません

登場人物たちの会話に伏線もあり



願わくばクリスピアンがもっとイイ男であったなら 意外感は増したかも・笑


おおらかな男に見せようとしてますが

なんか「殴ってやりたい!」と思う男なんです

「あ やっぱりね お前も悪かったのね」


男を見る目って大事ーって 教訓をエリンさんは得たのではないかしらん