夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

夕飯から

2016-03-06 18:29:15 | シャスール
ー「ストウブ」でひとりごはんふたりごはんー(サルボ恭子著 大泉書店)から 「ひつまぶし」をストウブの鍋でなく シャスールのブラック径22㎝の鍋で作りました 
(素直じゃないもので・笑)










それも鰻でなくて 穴子利用で(^^;

ご近所のスーパーで穴子の刻んだの1パック298円也♪

鍋で2合のご飯を炊いて 穴子をのせてタレを回しかけて ざっくり混ぜるだけ 

炊飯器で炊いたご飯に混ぜてもいいのだけれど まぁ気分ってことで 

遊んでおります


要は この鍋でご飯を炊くのが好きなんです


開き直りっ!

「報復ゾンビ」-12-

2016-03-06 12:56:44 | 自作の小説
ー連ー

豊造父の話を聞きながら僕は 豊造父は現在の蓮のことも知っているのではないかと考えていた

だからこそ豊造父はずっと抱えてきた疑惑について話してくれたのではないかと

姉と僕のことに責任を感じて

「僕はわかりませんが 人の生き方どころか 人間性も変えるほどの恋情 愛・・・・
それほど人を深く愛するとは どういうものなのか」


「妄執ともいうな 手に入らなかったものへの執着
その為に十人の人間と その子孫に何等かの変異を与えるとしたら 罪の種でもあるだろう」

そう言ってから 豊造父はちょっと笑った

「お父さん?」


「お前はまだ儂をお父さんと呼んでくれるのか  お前の本当の父は一郎で 儂はじじいと知っているのに」


「僕が産まれる前に死んだ父と 顔を見たことがない母
僕にとっては育ててくれたあなたと 輝子母さんとが おとうさん おかあさんと呼べる相手です」



「儂はいい親ではなかったぞ 半ば父親のつもりで育てた十歳下の忠明は あんな人間になってしまったし
一郎は良い息子であったのに・・・・
家を出るしかないと思いつめさせてしまった
厳しい 怖い 酷い人間と一郎には見えていたのだろう
頑固なだけの・・・

その失敗がこわくてな 連 お前では もう育て方を間違えたくなかった
だから お前のことは全部 輝子に任せてしまった
儂は お前でまで 間違えたくなかった」


豊造父の声には寂しさも滲んでいた なんて不器用な愛すべき人であったのか

「お前が忠明の底意地悪い物言いや 忠秀の嫌がらせにも挫けず むしろ自分を鍛えて 剣道に古武道
ばかりか 輝子からはあれの趣味の日本舞踊や鼓
輝子に付き合っての観劇ー」

まるで今までの分の会話不足を取り戻そうとするように 豊造父はよく話した

「お前が入社してくれたのも嬉しかった 儂を守ろうとしてくれたことも」


「だから 僕みたいな若造を社長にしようなんて無茶まで
お父さん 極端ですよ」

僕が笑うと 豊造父は言う

「じじい中のじじいくらいに儂もトシだからな 
会社の今後は全てお前に任せる
社員のことを考えて 一番いい方法をとってくれ」


ずっと見てくれていた豊造父
大切な会社を任せてくれると言う
そこまでの信頼
「有難うございます お父さん」

豊造父の背に向かい 僕は深く頭を下げた

「一番心強い味方を 一郎と静子さんは儂に遺してくれた
一郎も お前の姉も お前も 輝子も 儂には大事な・・・家族」

家族という言葉を噛みしめるように豊造父が言う

小さな頃 豊造父は随分大きな人に思えた
台風さえ跳ね返しそうな分厚い肩 広い背中 
近寄りたくても近寄れない・・・・・・

いつの間に縮んだのか 一回り小さくなったように感じる

豊造父も似たようなことを思っていたらしい

「この片手に乗るほども小さかったお前がな
首が痛くなるほど見上げんといかんくらい背が高くなって 
会社でも女子社員が恐る恐る聞いてくる -連さんの好きな食べ物は何ですかーとか」


「はァ?!」

途中からからかうような声になった「忠秀の見合い相手側がな 忠明が取り込もうとした一族だが・・・
忠秀との話を断り 先日 見舞いに来おったわ

グループの総帥が自慢の孫娘を連れてな

忠秀の見合い相手は親戚筋の娘だったが それをひっこめて
お前には その孫娘と婚約だけでも
とにかく一度 会う機会を作ってくれと頼み込んできた

総会でのお前を見てな 見込んだそうだ」


「僕をですか? 何でまた」


「鏡を見てみろ」と豊造父は笑った
「長身 高学歴 高収入 容姿端麗 ああ今はイケメンというのか

あのグループが 忠明から お前へと乗り換えた
いわばお前は 会社の救世主でもある」



「はァ・・・」
幾らなんでも持ち上げすぎだろう
救世主だって?!

僕は思った 思っていたよりずっとずっと豊造父は愉快な人間なのかもしれない

「お父さん 僕は お父さんが大好きですよ」

「そうきたか お前にはかなわんな 儂もだ 儂も・・な」


直に冬が来る 小春日和の一日 平和な昼下がり




雨が降りだしそうな日曜日

2016-03-06 12:40:53 | 子供のこと身辺雑記
仏壇にお供え中の長男が買ってきた沖縄のお菓子



紅いもタルト  オーブントースターで温めて食べると更においしいーと書いてあります




ダジャレのような名前の パイナップルパイ



その長男はサッカーも好きです 昨夜は野球の日本対対抗戦も気にしつつ(テレビは野球) ヴィッセル神戸の応援(こちらはパソコン画面で)もヴィッセル神戸のユニフォームを着てしていました




↑貼り紙効果か 昨夜はヴィッセル神戸 6-3で勝利


女子サッカー なでしこ  すっきりしない試合が続いています

↓長男 青マジックで書きこんでました



昔の新人時代の上原投手の言葉ではありませんが まずは「目先の一勝」だと思います

一つ勝つこと とにかく勝つこと 泥くさくてもいい がむしゃらに勝ちにいってほしいです