土曜日放送の「あさが来た」にて
神戸から雁助さんが加野屋にやって来ました
経営するマッチ工場で頭を打って倒れて意識不明
看病にやってきたうめさんと 見舞いにきたあささんが病室にいる時に 雁助さんは意識を取り戻しました
大騒ぎする元妻と娘夫婦
雁助さんは駆け付けた新次郎さんや亀助さんとも ろくに話もできぬまま
元妻が勝手に出した援助を求める手紙を受け取った加野屋の当主の榮三郎さん達が見舞いに来てくれたこと
自分も元気になり経営も落ち着いたところで 加野屋にお礼と挨拶に来たのでしょう
大奥様のよのさんに挨拶 大旦那様の入っている仏壇に手を合わせて
榮三郎さん 亀助さん かつての加野屋の大番頭の雁助さんを慕う面々とも話をし
次はあささん 経営方針を巡っては互いに意見の合わないこともありながら 加野屋を大切に思う気持ちは同じだった好敵手
二人共 死にかけた身でもありますから共通の話題もあり 話がはずみます
廊下には落ち着かない素振りの新次郎さん
ドラマには描かれていない場面なので これは勝手な妄想なのですが
あささんは自分に子供の頃からずっと付いてくれているうめさんの雁助さんへの想いを知っています
だから雁助さんが倒れたと聞いた時に 強引な理由をつけて雁助さんの入院している病院へ新次郎さん達と一緒に行くように言いました
新次郎さんもうめさんを雁助さんのいる病室へ置いて帰りました
見舞いに行ったあささんは わざと大げさにガサツな振る舞いをし 自分の意識不明だった時に新次郎さんと娘の千代さんがしてくれたことを話して
うめさんが雁助さんに触れる「正当な理由」をつくりました
うめさんの恋よりも一段深い気持ち
それを思いやるからこその あささんと新次郎さんの行動
新次郎さんとあささんの夫婦は 雁助さんとうめさんを二人きりにしてやりたいーと その阿吽の呼吸で思ったのではないかしらと
他の人間達を 雁助さんのいる座敷から遠ざけておいて
うめさんにお茶を持ってきてくれるように頼んだ
だから新次郎さんは あささんと雁助さんのいる座敷に入る前に 廊下でかなりな挙動不審を見せたのではないかしらと
うめさんが座敷に入ってくる
あささんが素っ頓狂な声をあげ とってつけたように「仕事」を口実にして 慌ただしく夫婦で座敷を去る
もしかしたら 誰も座敷に近づかないように 遠くから見張っていたかもしれません
勿論 うめさんも そんなあささんと新次郎さんの思いやりにも気づいていただろうなと
雁助さんは 一度死にかけて 自分に本当に必要なのは誰かー誰が自分を一番大切に想ってくれているかあらためて思い知ったかもしれません
大阪に来たのには 勿論加野屋の方々へのお礼もあったでしょう
けれど一番にはうめさんのことではなかったかしらと思うのです
駄目もとでも もう一度うめさんと暮らせないか
そう願ってのことではなかったかしらと
うめさんは病室で 雁助さんの元妻や娘さん夫婦の姿や様子を見てしまってました
雁助さんが来てくれたーそれで充分と思ったのかもしれません
だから雁助さんの言葉をさえぎって 「シェイ(ク)ハン(ド)しませんか」
西洋では握手は友情の証らしいのだと
「どうか」
この自分の手をとってほしい そうした気持ちのこめられた言葉
万感の想いのこもった一言「どうか」
「また 逢えてよろしおました」
「どうか お元気で」
「無理はやめておくれやす」
一言 一言 どの言葉にも告げられなかった幾千もの言葉が気持ちが沈めてある
そのうめさんの気持ちを受け取り なおも なおもの気持ちが雁助さんにうめさんの身体へ腕を回させた
ちょっとだけその雁助さんの胸に顔を当てたうめさん
自分から体を離して
「さよなら」
静かに座敷を出ていきます
「一緒に来てくれ 一緒に暮らしてほしい」
言いたかった言葉は出せないまま 雁助さんはうめさんの気持ちを認めるしかない
昔気質 古風
そういう生き方しかできない
「友」として
友でいいのだーと うめさんは決めた
生きていてくれたら それでいいのだと
このドラマの収録中には うめさんを演じる友近さんのお父様が亡くなられることもあったそうです
お父様にとって友近さんは「自慢の娘」であられたのだろうなと
うめさんを演じ切った友近さん もう素晴らしい女優と呼んでいいと思います
「あさが来た」も終わりが近付いてきています
朝の来るのが待ち遠しい 再放送も土曜日に一週間まとめての放送も繰り返し観てしまう 観ないではおれないドラマとなっております
神戸から雁助さんが加野屋にやって来ました
経営するマッチ工場で頭を打って倒れて意識不明
看病にやってきたうめさんと 見舞いにきたあささんが病室にいる時に 雁助さんは意識を取り戻しました
大騒ぎする元妻と娘夫婦
雁助さんは駆け付けた新次郎さんや亀助さんとも ろくに話もできぬまま
元妻が勝手に出した援助を求める手紙を受け取った加野屋の当主の榮三郎さん達が見舞いに来てくれたこと
自分も元気になり経営も落ち着いたところで 加野屋にお礼と挨拶に来たのでしょう
大奥様のよのさんに挨拶 大旦那様の入っている仏壇に手を合わせて
榮三郎さん 亀助さん かつての加野屋の大番頭の雁助さんを慕う面々とも話をし
次はあささん 経営方針を巡っては互いに意見の合わないこともありながら 加野屋を大切に思う気持ちは同じだった好敵手
二人共 死にかけた身でもありますから共通の話題もあり 話がはずみます
廊下には落ち着かない素振りの新次郎さん
ドラマには描かれていない場面なので これは勝手な妄想なのですが
あささんは自分に子供の頃からずっと付いてくれているうめさんの雁助さんへの想いを知っています
だから雁助さんが倒れたと聞いた時に 強引な理由をつけて雁助さんの入院している病院へ新次郎さん達と一緒に行くように言いました
新次郎さんもうめさんを雁助さんのいる病室へ置いて帰りました
見舞いに行ったあささんは わざと大げさにガサツな振る舞いをし 自分の意識不明だった時に新次郎さんと娘の千代さんがしてくれたことを話して
うめさんが雁助さんに触れる「正当な理由」をつくりました
うめさんの恋よりも一段深い気持ち
それを思いやるからこその あささんと新次郎さんの行動
新次郎さんとあささんの夫婦は 雁助さんとうめさんを二人きりにしてやりたいーと その阿吽の呼吸で思ったのではないかしらと
他の人間達を 雁助さんのいる座敷から遠ざけておいて
うめさんにお茶を持ってきてくれるように頼んだ
だから新次郎さんは あささんと雁助さんのいる座敷に入る前に 廊下でかなりな挙動不審を見せたのではないかしらと
うめさんが座敷に入ってくる
あささんが素っ頓狂な声をあげ とってつけたように「仕事」を口実にして 慌ただしく夫婦で座敷を去る
もしかしたら 誰も座敷に近づかないように 遠くから見張っていたかもしれません
勿論 うめさんも そんなあささんと新次郎さんの思いやりにも気づいていただろうなと
雁助さんは 一度死にかけて 自分に本当に必要なのは誰かー誰が自分を一番大切に想ってくれているかあらためて思い知ったかもしれません
大阪に来たのには 勿論加野屋の方々へのお礼もあったでしょう
けれど一番にはうめさんのことではなかったかしらと思うのです
駄目もとでも もう一度うめさんと暮らせないか
そう願ってのことではなかったかしらと
うめさんは病室で 雁助さんの元妻や娘さん夫婦の姿や様子を見てしまってました
雁助さんが来てくれたーそれで充分と思ったのかもしれません
だから雁助さんの言葉をさえぎって 「シェイ(ク)ハン(ド)しませんか」
西洋では握手は友情の証らしいのだと
「どうか」
この自分の手をとってほしい そうした気持ちのこめられた言葉
万感の想いのこもった一言「どうか」
「また 逢えてよろしおました」
「どうか お元気で」
「無理はやめておくれやす」
一言 一言 どの言葉にも告げられなかった幾千もの言葉が気持ちが沈めてある
そのうめさんの気持ちを受け取り なおも なおもの気持ちが雁助さんにうめさんの身体へ腕を回させた
ちょっとだけその雁助さんの胸に顔を当てたうめさん
自分から体を離して
「さよなら」
静かに座敷を出ていきます
「一緒に来てくれ 一緒に暮らしてほしい」
言いたかった言葉は出せないまま 雁助さんはうめさんの気持ちを認めるしかない
昔気質 古風
そういう生き方しかできない
「友」として
友でいいのだーと うめさんは決めた
生きていてくれたら それでいいのだと
このドラマの収録中には うめさんを演じる友近さんのお父様が亡くなられることもあったそうです
お父様にとって友近さんは「自慢の娘」であられたのだろうなと
うめさんを演じ切った友近さん もう素晴らしい女優と呼んでいいと思います
「あさが来た」も終わりが近付いてきています
朝の来るのが待ち遠しい 再放送も土曜日に一週間まとめての放送も繰り返し観てしまう 観ないではおれないドラマとなっております