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最終回までわずかとなった朝の連続テレビ小説「あさが来た」
振り返ればー
毎回毎回１５分の１分 いえ１秒も無駄にしないような脚本 ドラマの構成に驚くばかりだ
出演される俳優の方々のチームワークの良さ
加野屋の大旦那様を演じる近藤正臣から玉木宏さんへ渡ったバトン
自分の出演場面が終わってからも「あさが来た」を気にかけておられる近藤正臣さん
今日はスピンオフのドラマの出演も決まっている亀助役の三宅弘城さんが 大相撲にゲストとして招かれておられて 「あさが来た」についても話しておられました
さてメモリアルブックを読みながら 笑ったのは 婚礼の日を忘れていた新次郎さんの言葉
「二度と祝言の日に遅れたりせえへん」
あさ「祝言はもう二度とございまへん」
それから 一度は妾をと言ったあさが 具体的な話となってきたのにこらえきれず 駆けだして
新次郎さんが必死になって目の色変えて捜します
そして妾なんかとらない あさ以上におなごらしいおなごを知らない
自分だけをお嫁さんでーという あさの気持ちをがっしり受け止めて これ以上ない言葉を返す新次郎さん
相思相愛 互い以外は必要ないのだと 新次郎さんに嬉しいことがあると降る雨
あさが刺されて死にかけた時にも 「知ってる思うけど わてはあんたに惚れてます たいがい何しても許すけど 死ぬことだけは許さへん」
惚れた女を支えて守り抜く そして援護射撃も
「あさが来た」の夫婦は どの組も美しいなあって思います
九州の炭鉱の次郎作(山崎銀之丞さん)とカズ(富田靖子さん)
今井忠興(升毅さん)と梨江(寺島しのぶさん)
眉山栄達(辰巳琢郎さん)と菊(萬田久子さん)
眉山惣兵衛(柄本佑さん)とはつ(宮あおいさん)
白岡正吉(近藤正臣さん)とよの(風吹ジュンさん)
大隈重信(高橋英樹さん)と綾子夫人(松坂慶子さん)
登場人物にも絶対の根っからの悪人はいなくて
いけずをする人には
その人なりの理由があって
あさと新次郎さん ずっとずっと観ていたいような素晴らしいご夫婦でした
波瑠さんと玉木宏さんが見事に｛夫婦｝であって下さったと思います
