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シンデレラのお姉さん DVD-BOX ? |
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前回の記事は、こちらから。
結局、最終話まで録画したまんま、保留になってました。
ネットとかで、粗筋をざざ~っと見たんで、なんか視聴した気になってましたよ。いかんいかん・・・
ガンソクは、手切れ金を渡して別れるつもりだった・・・とウンジョに言います。でも、その時点では、本当に別れるつもりだったかどーだか、怪しいもんです。
ただ、相手のアジョッシーが、ガンソクの話を聞いて、お金を返し、去って行きました。これで、こちら方面は一件落着したのかしら?
そして、8年前、ギフンがヒョソンにウンジョ宛ての手紙を預けた事を、ウンジョがやっと知りました。
ギフンに聞かれて、“読んだ”と強がったウンジョ。でも、本当は、物凄くショックを受けてましたね。
8年前に、その手紙を読んでいたら、きっと二人の運命は今と違っていたはずです。
こんなに、辛い道を歩んではいなかったと思います。特に、ギフンは・・・。
お互い、まだ想いは残っているようなんだけど、それに蓋をして、辛い選択をしたようです。
デソン都家は、偽造酒事件以来、経営がおもわしくありません。
でも、日本へ輸出する話があり、デソンは会社を担保にお金を借り、輸出出来る運びとなりました。
ところが、その相手会社が、架空のモノだったんですよ
それは、ギフンの腹違いの兄ギジョンの仕業でした。
それをギフンが電話で抗議している時、デソンに聞かれてしまうんです。
そのまま、ショックのあまり、デソンは倒れてしまいまして、あっけなく亡くなってしまいました
デソンの居ないデソン都家は、空中分解寸前。
鼻っ柱が強過ぎるウンジョ。実務を知らないお嬢さん育ちのヒョソン。そして、遺産しか頭にないガンソク。
やる気を無くしてる従業員に、正論ばかり吐いて、全く相手の気持ちを酌んであげられないウンジョに、従業員は反発し、出てこなくなりました。
でも、ウンジョは思いなおし、従業員の私生活や性格などをヒョソンから聞き、彼らを一人一人訪ね、謝るのです。
そうしながら、ヒョソンとウンジョは少しずつ近づき始めました。
結局、従業員は、皆、会社に戻ってくれ、新しく麹を仕込み、酒造りが始まるのです。その麹は、ウンジョが作ったモノ。
それから作ったお酒を飲んだヒョソンが“お父さんと同じ味”と言ってくれたことで、ウンジョも少し自信が付いたのかもしれません。
ただ、彼女が本当に欲しかったのは、亡くなったデソンの褒め言葉でした。
遺影の前で、初めて“お父さん”と呼び、それまでの自分を謝りました。
その泣き声を、ギフンとジョンウが聞いているんです。
ガンソクは、以前とはヒョソンに対する態度が180度違います。
あんなに可愛がったのは、やはり遺産が目当てだから。
でもね、ヒョソンも、それに気が付いていたんです。それでも、ウンジョに言うんです。
「私がお母さんを好きだから。」
そして、
「会社が立ち直ったら、私を捨てて出て行くの?捨てないで。」
・・・と。
これは、亡きデソンの言葉と同じでした。その事に衝撃を受けたウンジョ。
この父と娘の恩に、自分達は仇で返そうとしている。
それは人間のする事じゃない。
・・・そう、母親のガンソクに訴えるのですが、ガンソクは聞く耳を持ちません。そういう考え方が理解できない人種なんです、ガンソクは。
そんな母親に耐えられなくなったウンジョは、ギフンに泣いて訴えます。
「ここから一緒に出て行こう。私をどこかに連れて行って。」
ギフンは、ウンジョとヒョソンの姉妹に、父親の死の原因が自分にあると言えないでいます。
ウンジョは、母親のしてきた事に自分も従ってきたという事は、同じだけの罪を犯してきたと思っています。
この二人、それぞれ心の中に罪の意識を抱いていて、お互いに癒しあえるはずなのに、それを隠しています。
だから、ギフンは言いました。
「お前のところには戻れない。」
「戻ってほしいと言った事は無い。」
く~っ
なんて、二人なんでしょ。
弱いところを見せながらも、最後には決して頼らない。
素直になれるのはいつなんでしょうねぇ。
あ・・・、この回のラストでのウンジョの駆け落ちの誘いが、初めて見せたウンジョの甘えでしょうか。
ギフンは、どー出る