まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『天国の郵便配達人』

2010-11-21 07:54:52 | 韓国以外の映画、ドラマ、番組のエトセトラ
テレシネマ7 DVD-BOX
クリエーター情報なし
東宝

東方神起のジェジュンとハン・ヒョジュさん主演の作品。北川悦吏子さん脚本です。

判りやすい内容で、まぎぃ的には好きな部類です。みーはーですから・・・

 

広い野原の真ん中に、赤いポストが一つ。

亡くなった人への手紙を投函するポストです。

その手紙を回収しているのがジェジュン。

 

ある日、そこに手紙を投函しに来たヒョジュさんと出会います。

「天国の郵便配達人だ。」

と、彼は正直に言うのですが、

「足もあるし・・・。」

と、彼女は童話の話だとあまり気にも留めません。

 

でも、彼が手紙を取り出し、内容を読んでるのを見て、そして、彼女の手紙の内容も、熟知してるのを知って、不思議な感じを持つんです。

で、彼が“天国に居る人に、手紙を届ける仕事”を手伝わないかと持ちかけた時、最初は断りますが、そのうちに、手伝う様に・・・。

 

嘘をついてでも、生きている人に心を癒して貰えるような“仕事”をするうち、二人は少しずつお互いに惹かれて行ったようです。

ある時、ポストに手紙を投函しにきた女性を見て、ヒョジュさんは固まります。

その女性は、かつて自分が好きだった人の恋人なんです。おまけに、彼女は子供を連れていました。

ヒョジュさんは、片思いだったか、或いは、好きだった人に裏切られていたか・・・ですね。

泣きじゃくるヒョジュさんを見ても、ジェジュンは何も言わずただ傍に居てあげます。

 

その時から、二人はお互いの気持ちを確認したんですね

 

ジェジュンは、本当に“幽霊”です。

亡くなった人に、格別思い入れが強い人にしか、彼の姿は見えません。

だから、街中で言い争ってもいても、彼の姿が他の人には見えないため、ヒョジュさんが不審な目で見られてしまうんですよ。勿論、コーヒーショップで、コーヒーの注文も出来ないし・・・。

でも、ヒョジュさんは、そういう事を意識しないで彼を“生きている普通の人”として見ていたんです。

ただ、徐々に亡くなった人への想いが薄れて来た時、ジェジュンの姿がオボロゲにしか見えなくなったり、或いは全く見えなくなったりするんですよ。

それが、不安で不安で仕方が無い彼女なんです。

 

ジェジュンは、元々IT関連の企業の経営者だったとか。でも、事故で、意識不明の状態になってたんですね。

その間に、この“天国の郵便配達人”の仕事をやっていたという訳です。“神様”から委託されて・・・。

人に、自分の正体がばれちゃったら、それで彼の仕事は終わってしまうわけです。

 

ある時、一人の元医者の男性に、亡き息子からの声を届けようとしたヒョジュさん。それを、土壇場で種明かしをして嘘だと男性に話してしまったジェジュン。自分の正体を明かしてしまったんですね。

それによって、ジェジュンは“天国”に戻り、ヒョジュさんの前から姿を消してしまいます。

彼が居た全ての形跡が消えてしまうんです。

ただ、ヒョジュさんの心の中には、しっかりと彼の思い出が残っています。

 

で、天国に帰ったジェジュンは、“神様”から下界への戻る事を言い渡されます。

この“神様”。現実の世界で、彼ら二人が乗るバスの運転手してるんですよ・・・

 

下界へ戻ったジェジュンは、“夢の中のこと”としてヒョジュさんの記憶が残るだけ・・・と言われていたのに彼女と再会したら、一気に記憶が甦ったようです。

 

・・・

結構顔を知ってる役者さん達が端役で出演してるんですねぇ。

温かい、でも、それでいて少しだけドキドキさせてくれる作品でした。

コメント
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