前回の記事は、こちらから。
ヨヌは、ジホンの主治医としてリハビリを担当する事に。
翌日医務室に来たジホン。リハビリ担当者のメニューに沿って一生懸命トレーニングをしました。
一方、眠るドウクを見つめていたヒヨン。
ドウクが、昔の二人の写真をまだ持っているのを知りました。
「持っていたんじゃない。捨てられなかっただけだ。」
と、ドウクは言いました。想いも捨てられないでいるという事ですよね。なのに、ここには来るなと言います。
「本心?」
と聞いたヒヨンに
「本心じゃなかったら?」
と問い返すドウク。ドウクの表現はどうも皮肉っぽいというか、人を惑わす言い方ですよね。
新作水着の発表会のときだってそうです。開場に招待されていたドウクとヒヨンは、そこでヒヨンの元夫とばったり。
元夫がこれまた皮肉っぽくよりを戻したのかと聞くんですよ。すぐさま否定したヒヨンなんですが、ドウクが
「よりを戻そうと努力してる。」
なーんて言い方をするんです。ヒヨンだってびっくりしてましたよ。元夫は不機嫌になりますよね、絶対に。
おまけに、それを注意したヒヨンに
「自分の方が何倍も幸せにできる。」
なんて言いました。ヒヨンとすると、自分に対して憎しみや恨みがあると言うドウクと、こんなドウクとどちらが本当なのか迷いますわな。
言葉での勝負をしてるようで、あんまり好感は持てないドウクの言動です。
ある日、少年サッカーチームの健康チェックに出かけたドウクとヨヌ。
その帰り、ドウクにヒヨンからの連絡が入るんですが、わざとらしく
「キム・ヨヌ先生と一緒だ。」
なんて言うんですね。ヨヌにだってわかりますよね、それがヒヨンに誤解を抱かせようと意図的に言った言葉だと。
ヨヌは、車を停めて言いました。
「ここからは、自分でお好きなところへどうぞ。」
やっぱ、少々頭にきてたんでしょうね。それに、全く気の無いくせに、自分を口実に使われたと言うのが悔しかったのかも。
ヨヌが家に帰ると、ジホンが待ってました。そして、これから日付が変わるまで自分と一緒に過ごしてほしいと言うんですね。
たいていは週末でも練習してるジホンなのに、態度がどっかおかしい。
でもまぁ楽しくゲームやったりして過ごすのですが、サウナに行った時、ちょっと席を外したジホンの携帯に甥っ子から連絡が入りまして。代わりに出たヨヌは、ジホンがどうして日付が変わるまで一緒に過ごしたいと言ったのか理由を知るんです。
その日は、ジホンの兄の命日でした。
昔、怪我でリタイアした時、柔道を一旦辞めてしまったジホンなんです。そして、お酒を飲んだり喧嘩をしたり・・・の毎日で兄に心配をかけ続けていたようで。
ある日、また喧嘩で警察の厄介になってる時、迎えに来ようとしていた兄が、途中で事故に遭って、亡くなってしまったんです。最期の言葉は、“夢でお前が金メダルを取った”でした。
「甥っ子を頼むとか兄嫁を愛してるとか言う言葉じゃ無くて、俺の事を・・・。」
それで、ジホンは柔道を再開したんです。
理由を聞いたヨヌは、ジホンの柔道にかける思いをやっとちゃんと理解しました。
ジホンは、怪我も完治し、ヨヌから練習再開の許可をもらいました。
試合までヨヌに会わない・・・そう宣言もしましたよ。
試合前日、ヨヌは、ドウクから翌日のジホンの試合の時の救護班を任されました。
その事をジホンに告げたら、ジホンはそれまで我慢していた想いがどーしても我慢できなくなってヨヌの家まで駆けて行きました。以前、ヨヌが言ってた“父親が持ってたんぼとそっくりのギター”をプレゼントとして持って・・・。
「もう一回言って。」
「頑張って。」
さぁ、試合はどーなる
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