前回の記事は、こちらから。
ギドンの妹クムオクは、チョンドゥンの事が好きみたいです。
あ~先の悲劇が分かってるだけに、可哀想ですよ。
でも、チョンドゥンは、トンニョの事が気にかかってるみたいです。ただ、ギドンがトンニョの事を昔っから好きだって知ってる筈だし、身分の差っていうのが歴然とあるんで、表に出すことは出来ないですよね。
で、肝心のトンニョはどーなんでしょう。
昔、トンニョはチョンドゥンに“いくら勉強しても身分が低いのは変えられない”みたいな意味の事を言ってましたよね。今もそうなのかしら。それに、ギドンの事は父親のキム大監が自分の父を免職に追い込んだと思ってたんで、避けてましたよね。こちらも、今もそーなの 昔ほどには嫌って無いみたいだけど・・・。
イ生員が殺された事件を、トンニョに報告したチョンドゥン。もしかしたら、トンニョが関係してるのかと思ったんですが、違うみたいね。
この時代、官位もお金で帰る様な腐敗した世の中だったみたです。だから、商売をするにも、袖の下が必ず必要で。
役人は、その袖の下=賄賂で生活してるみたいな言い方です。だって、チョンドゥンの商団が宮中の内需司に絹織物を収めようとしたら、以前よりその賄賂の値が上がったって言うじゃありませんか 商売しても、利益が出ない状況です。
また、そういう習慣に慣れてない人なんぞ、賄賂を払うのを拒否したら、役人に袋叩きに遭った挙句、牢に入れられたりしてね
キム大監の名前を出せば、チョンドゥンも少しは融通を利かせてもらえるんだけど、敢えてしないみたいです。
マクスンは、チョ先達なんていう賭博師を追っかけてるみたいです。いいように使われてるみたいですが、マクスンはしがみついてる感じ。
それを、セドルは切なそ~に見てるだけ。マクスンってそんなのいい女なの わからんわ
役人が賄賂を貰ってそれを貯め込み、上の人への賄賂とし・・・と、キリが無い感じです。
また、良質の物は横領したりしてそれを他に売り飛ばしたり・・・。やりたい放題ですわ
ここで登場したのが、ワン頭領。こういう横領品を売ったりしてる集団の頭領みたいですね。
義賊とはいえ、‘我来’と言う言葉を使うのは、チョンドゥンにとっては少々イヤみたいですね。
昔、チョンドゥンが一人で勉強していた小屋にトンニョが来たら、チョンドゥンが留守の場合‘我来’と書き置いてくれていたのでね。彼にとっては良い思い出なんです。
恨みのあるイ生員を殺してくれたんで、捕まらないでいてほしい・・・とチョンドゥンは言いましたが、トンニョは
「ギドン様が苦労してるのを考えると、捕まってほしいです。」
と言ったんです。チョンドゥンは、ちょっと複雑そうな表情でしたね。ギドンへの気持ちがどうなのか気になる感じでした。
その“我来”が、ワン頭領のところにも現れました。危害を加えられたわけじゃありませんが、警戒をし始めましたね。
ある日、チョンドゥンは、ギドン父子と一緒に狩りに行きました。
キム大監は、ギドンにしきりに科挙を受けるよう勧めるんです。訳官がいやなら、武官でも・・・とね。
キム大監は、本人にはまだ話してませんが、ギドンにはクムオクの婿としたい旨、話してあります。勿論、ギドンに異論はありません。
だから、チョンドゥンを説得しろとキム大監は言いました。
キム大監に、科挙の話をされた時、トンニョも、賛成しました。それが、チョンドゥンにとっては心外だったようです。
だから、何故賛成したのかとトンニョに聞きました。ここから去って欲しいんですか?・・・とね。
トンニョは、クムオクとの縁談を考えているキム大監の気持ちを知らないのかと言いました。
「私は望んでいません。」
そうきっぱりと言ったチョンドゥン。
「ギドン様もそれを望んでいます。」
そう、トンニョは言いました。暗に、チョンドゥンの自分への想いを拒否してるのかなぁ・・・。
身分って、ほーんと今じゃ考えられない位がんじがらめのモノだったのね。
それにしても、この作品、登場人物が多くて、関係も複雑で、話があっちに行ったりこっちに来たりでややこしいんですけど・・・
これらが、これからどーやって関わりを持つようになるのかしら。
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