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前回の記事は、すぐ前こちら。
キム教授の明らかにオカシイ言動に、ガンフンもそれが病的なモノによる症状だと気付きました。遅い気もするけど・・・。
まぁ、あまりにも患者を見慣れてると、それに教授と近過ぎると、却って気付くのが遅れるのかもね。まさか・・・と思いますからね。
教授が持っていた鎮静剤を注射し、とりあえず落ち着かせたガンフン。その薬を持ってる事自体が自分でも意識している事の証です。
謝罪の意味を聞いたガンフン。でも、教授からは何も聞きだす事が出来ず、教授の机を探っていると、CDを発見。その中に、キム教授の病気の検査結果が入ってました。それで、ガンフンは正確に判断出来たようです。
ミヌの両親は、結局警察に通報したようです。ガンフンは、事情聴取を受けることに。
で、あらゆる証拠、自分はミスを犯してないと言う証拠を警察に持ち込みました。あまりの多さに、担当の刑事も嫌がってますね。
ところが、その最中に、いきなり、キム教授が自分のミスを認めたとの連絡が入ったのです。
ガンフンは、教授がミスを犯してない事を一番わかってるので、何故そういう供述をしたか、疑問です。それで、教授に聞きました。
「こうしなければ、弟子が疑われる。それは我慢ならない。」
でも、ガンフンはそれを美談だとは受け取りませんでした。世間の風評がどうなるか、それを分かっていたのです。
教授がミスを犯すはずが無い、おそらくガンフンを庇ったんだろう・・・と思われる事を計算しての行動だと受け取ったのです。
だからこそ、ミスは無かったと証明して見せる…と言いました。
教授はともかく、自分の実力が疑われるのは嫌だ…と言う事です。
この時、ガンフンは別の事に気付きました。教授の右目が見えてないんじゃないか・・・ということです。左目じゃ無くて、右目でしたね、済みません
ミヌの容体が悪化したとの連絡が入りました。
治療に向かうガンフンに、教授は言いました。
「人を見ろ。誰の息子だとか、結果として得られる栄誉など考えず、患者自身を見なさい。そうすれば助けられる。」
ガンフンは、ミヌの手術中、教授のこの言葉を思い出して難局を乗り切りました。
キム教授は、病院に置いて手術も診察も出来ない状況に。
研究だけをする事になりました。この時点では、まだ病気のことは公にはなっていません。単にミヌの手術ミスの件での処罰です。
ガンフンは、教授に病気の事を知っていると告げました。そして、手術をしなければ視力を失うことになる・・・と言いました。
執刀は自分が・・・とね。
でも、教授は笑ってそれを拒否。
言い争っている時、いつの間にがジヘがその部屋に来ていました。教授は、彼女の姿さえも見えなくなっていたんです。
ガンフンは、教授にジヘが知ったと気付かれない様、ジヘに合図しました。
教授の病状はかなり進行しています。精神的にも異常をきたし、幻覚等が現れるようになってます。
誰も居ない講堂で、一人演説を行う教授。
その頃、本当の脳神経センター長就任式では、コ科長が就任演説を行っていました。
それをガンフンを一番後ろの席で見つめていました。そして、その後、自分の発表を正式な会場で行いました。
ガンフンが、教授のいる講堂に戻ると、そこには院長が居ました。
キム教授も、その時初めて自分の行動がオカシイと認識したようです。
院長に、教授の病気を説明したガンフン。そして、教授が20年前に犯したと思われる手術ミスで亡くなったのは、自分の父親だと言う事も初めて打ち明けました。
院長は、その一件を知っていたんですね。
教授は、以前のガンフンのように自分の才能に自信を持っていて、留学も控えていたその時、ミスを犯してしまったのです。キム・シヌ教授に頼み込んで隠してもらったものの、罪の意識は消えず、留学先でもお酒に溺れその挙句に交通事故に遭ってしまったんですね。
その影響で、手術ミスをおかした病院の記憶だけが抜けてしまったとか。だから、知らないとあれほど堂々とガンフンに言ったんですね。
ガンフンは、どうしても手術を受けさせようと思ったようです。
今回のミヌの手術を写したデータが入ってるメモリーカードを発見。それをチェックし、教授のところに行きました。
病状が進行している事を指摘。そして、自分がミスしたとを告げたのです。それを知ってて、何故庇ったのかと聞きました。
「イ・ガンフンは完璧でなくてはいけない。罪を抱いて生きてはいけない。君は、私の過去だから。」
う~ん、イマイチ意味が掴みかねますが
罪の意識にとらわれない自分でありたかったのに・・・そうなれなかったから、同じ様な欲望を持っているガンフンは、完璧で居てほしかったということでしょうか。ガンフンが自分がミスしたと気付く前に、いえ、ミスを疑う事の無いようにしたかったということですか?
そこで、ガンフンはメモリーカードを出しました。
映像が削除されてるのを知って、教授はガンフンがミスしたのを隠ぺいするために削除したと思ったんですね。だから、教授は映像を見てはいません。
メモリーカードを公表するとガンフンは言いました。ミスの場面がはっきり写ってると言いました。
「公表したら教授の過去にはまた以前と同じ様な傷がつきます。」
・・・難解だわ
ガンフンは、手術を要求。そうしたら、公表はしないと約束しました。
「そうすれば、教授の望み通り、完璧なキム・サンチョルの過去になりましょう。」
・・・う~ん 凡人の私には難しいわ
教授は手術を承諾しました。
条件がある…と言う教授。
「自分の脳が見たい。動いている脳をじかに見たい。」
つまり、覚醒手術をしてほしいと言う事です。
出来ない、無理だと言うガンフン。でも、教授は食い下がりました。
「生きてるうちに、目が見えるうちに自分の脳を見たい。私を欲望に踊らせ、罪悪感にもがかせ、多くの研究を可能にした私の脳を、私の心を見たい。」
そして、手術の日が来ました。
本来、ジヘが助手に入る予定でしたが、ジヘはどうしても無理だと言いました。その時、ジュンソクが現れ、自分がジヘの代わりに入ると言ったのです。
ジュンソクも、頑張って病を克服しようとしていました。それを、ガンフンは充分分かっていました。
OKを出しました。
「私が死んでもイ・先生には責任はない。それが私の寿命なんだ。」
そう、教授は言いました。