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ジスクとミヌのところに、ミヨンはつかつかっと歩いて行き、何事かと問う二人に、ジスクの履歴書を突き出しました。
怪訝な表情を浮かべるジスクに、見れば分かる・・・とだけ。
その時、ジスクの携帯にソクフンから電話が。ミヨンが出ないので、こちらにかけて来たんです。
で、ミヨンに代わってくれと。
ミヨンはソクフンの言葉を聞いて、いずれ分かる・・・とだけ言って、帰って行きました。
「君の考えは分からないが、君の行動いかんによって俺たちは終わる。それを望んでいるのか?もう一度よく考えるんだ。自分の行動に確信が持てるのか?」
ソクフンは、そう言ったのです。
せっかくのプロポーズがうやむやになってしまった感のジスク&ミヌ。
ミヌは、よく考えてから答えを聞かせてください・・・と即答を望みませんでした。
ソクフンとミヨンはお互いの考えている事、疑っていること、そして罪までよ~く分かっているのに、はっきりと口にしません。
何を疑ってるんだ?・・・とソクフン。
何を疑ってるか当てて見て・・・とミヨン。
ジャブの応酬です。疑惑が何なのか、具体的に口にした方が、罪を認めることになるって感じ。
肝心な事は絶対に口にしないわけです。
ソクフンは、ミヨンがやろうとしている事、ジスクを追い詰める事ですよね?それを止めるよう何度も言いました。
でも、ミヨンにその気は全くありません。
ウナを殺してしまったんだから、そしてそれをソクフンに知られてしまったんだから、怖いもの無し
公になるのは、勿論望まないでしょうけどね。
現に、ウナ父の大統領選出馬演説会で、プールの映像が一瞬流れた時には、凍りついていましたもんね。
実は、ミヨンは、父親の応援演説をするジスクに打撃を与えようと、プロンプターの文章原稿を入れ替えていたのです。
ウナとしての文章ではなく、内容はジスクの正体についてでした。
それは、ジスクが何とかしのぎました。
台詞を忘れたらどうしようと心配するジスクに、ミヌが言ったのです、思っている事を述べればよい・・・と。
ジスクは、頭が真っ白になった時、思い浮かんだのは実父の事でした。
幼い頃から、自分に謝ってばかりだった父。自分はそんな父の事を怒ってばかりだった・・・。
でも今になって分かる、父は私を、家族を愛しているのだと・・・と。
ウナ父ソ議員は、父親のエピソードを怪訝な顔をして聞いていました。自分の思い出じゃ無い事は分かりますよね。
でも、それはウナが娘として、父親を応援するために脚色したエピソードだと思ったようです。
チェ会長たちも、そう思いました。
ミヨンの企み第一弾は失敗に終わりました。
でも、もう一つ用意してあったのです。
ジスクの履歴書と、指紋鑑定書だったようですね。
だけど、ソクフンが見逃す筈ありません。それを入れ替えたのです、プールの映像と。
それはミヨンへの警告となりました。
ソ議員の応援演説会のTV中継をジスク父も見ていました。
ジヒョクが用意した店、あれは、ジスクが任されたカフェの支店だったようですね。チェーン展開してるカフェなんです。
ミヨンはそれを知ってて、敢えて店主の会合でジスクに講師をさせました。
知らないジスク父とジヒョクがやって来まして、父はジスクを見てしまったのです。
その場では、どーにかしのぎましたが、父はショックのあまり、呆然としていました。ジヒョクが後で説明したようです。
だけど、母には絶対に内緒にしておくようにとジヒョクが念を押したようです。
だから、こっそりとTV中継を見ていたのです。
そこで話されたエピソード、自分の事でした。
「ジスクなんだな・・・。」
泣きながら、父は画面に見入ってました。
この演説会に、シム社長が又も嫌がらせにやって来てました。ソクフンにわざとらしく声をかけましたよ。
ソクフンは、もうシム社長を生かしておく気はなくなったようです。
部下に命じて山に埋めようとしてますよ・・・
部下にその指示をしてるのを、ジスクが聞いちゃった。
ジスクは、例のウナとソクフンの家で見つけたウナの日記から、ウナはミヌと1年以内に離婚する予定で、離婚しなければ、ソクフンがミヌを殺す・・・と書いてたのを読んでいました。
その日が来たのかと、焦りました。
携帯にも出ないミヌ。
おろおろしている時、連絡が入りました。事故に遭って病院に居たのです。
ジスクは、このところ、人が変わったようにミヌに尽くしています。
ジスクは日記に挟んであった弁護士に連絡を取っていました。出来るだけ早く離婚をしたい・・・と。ミヌを守るために。
それまでの間に、ベストを尽くして悔いを残さずに去ろうと心に決めていたのです。
写真をたくさん撮る事、一日一回は笑わせる事、ミヌを健康にすること・・・。
病院に駆け付けて、元気なミヌを見た時、ジスクは思わず言ってしまいました。
「愛してる。」
突然の言葉に、ミヌは驚きましたが、心から嬉しそうな表情をしました。
ジスクは決心しました。
ミヌに全てを話そう・・・と。
家で待ってる・・・とジスク。
ところが、仕事に行ったミヌは、そこで思わぬモノを見てしまうのです。ミヨンがすり替えてあった書類です。
指紋鑑定書、そしてジスクの履歴書です。
あいや~っ
ソクフンも、ここまでは気付かなかったのね。シム社長を埋めてる場合じゃないよ。