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プロデューサー 韓国ドラマOST (2CD + DVD) (KBS) (スペシャルエディション)(韓国盤) |
クリエーター情報なし | |
Sony Music (KR) |
レビュー一覧は、こちらから。
今話のテーマは“編集”。
勿論、TV番組の編集です。でも、人生においての編集という意味をあれこれと考えさせられる回でしたね。
シンディは、やることなす事上手く行きません。
パートナーが新人の馬鹿がつくほど生真面目なスンチャンですからね。
ゲームのルールは絶対のモノで、全然気を利かせたり編集することを期待して上手く誤魔化したりする事が出来ないんです。
と言うより、頭に無いんですね。
だから、ゲームに負けて食事がとれなくても、こっそりと何か食べさせてあげる事もせず、テントで野宿になってしまいました。実はホテルに・・・ということも考えもしません。
結局、ゲームは負け続け、友達と言う友達もいない事がばれちゃうし、シンディは散々な撮影になってしまったわけです。
このやり方に、ビョン社長が、激怒。
ジュンモに噛みつきました。
で、またまた二人は大げんかですよ。
ジュンモは怒りをスンチャンにぶつけました。もっと気を利かせろ・・・と。
でもね、カメラマンから聞いたのです。スンチャンも、シンディと同じく、食事を取らずにいた・・・と。本当に馬鹿真面目なんです。
1泊2日の会食が行われました。
初めての撮影が無事終わったってことで。それに、イェジンたちも合流。
イェジンは、お酒を飲んだら、自分とジュンモが同居してるってことをスンチャンがつい口走ってしまうんじゃないかと心配で、あんまり飲まないよう注意しました。
でもね、結局、自分が酔っ払っちゃって。
酔うと、突然ぶりっこで秘密事が出来なくなるイェジン。自分の口で同居の件を何度も口走ってましたよ。
誰も気に留めてませんでしたけどね。
2次会に行ったスンチャン、ジュンモ、イェジンの3人。
そこで、イェジンが酔った勢いで、ジュンモへの想いを告白してしまうんです。
「私にキスしておいて。その気にさせておいて。自分は見合い?私は誰かを好きになると、いつもジュンモに相談してた。でも、あなたを好きだから誰にも話せないのよ。」
翌朝目覚めたら、イェジンはちゃんと家に帰ってて。ジュンモも家に居て。そして、何故だかスンチャンも。
スンチャンの言うには、酔い潰れた二人を送って来た・・・と。
イェジンは、自分が酔って告白してしまった事を覚えていました。
だから、ジュンモと顔を合わせるのが気まずいのですが、ジュンモはいつもと変わらない様子です。
それが、どーいう意味なのかイェジンは気になって仕方がありません。
で、スンチャンに、ジュンモが前夜の事を覚えているかどうか調べてほしいと言いだしました。
ジュンモは、酔っ払うと記憶がなくなるんだそうで。
イェジンは、自分がついた嘘をジュンモが覚えているかどうか調べてとスンチャンに言ったのです。酔っ払いのレベルをチェックしてくれと。
告白を覚えているスンチャンに、全て嘘だと言い張ったのです。
スンチャンは、さりげなくジュンモに探りを入れます。
で、ジュンモは何も覚えていないようだと言う結論に達したのです。
それを報告したイェジンは、ほっとしました。
でもね、その後、もしかしたら、思ったほど酔って無かったのでは?・・・という疑いも浮上して来ましてね。
スンチャンは、イェジンにそれも報告しました。
こういうあたりが本当に生真面目なスンチャンです。
スンチャンは、イェジンに聞きました。
「もし昨日の話が本当なら、ジュンモ先輩に覚えおいてほしいのでは?」
イェジンは冷静に答えました。
「編集をするようになれば分かるわ。誰かの言葉に相手が無反応ならば、その言葉はカットされるの。昨日の私の話は真実じゃないけど、もし真実だったとしてジュンモも聞いてたとする。でもジュンモの私への態度はいつもどおりだった。もし聞いていたとしても何も反応が無いということは、ジュンモは私の気持ちをカットしたってことよね。」
「だから、覚えていない事を望むんですね。カットが怖いから。」
そう、スンチャンは言いました。
シンディは、スンチャンのことが静かにこっそりと胸の中に刻まれた感じです。
元々不眠症気味なシンディ。
テントで眠れない場合に・・・とスンチャンが貸してくれた本を、ふと手に取って読み始めました。
そしたら、スンチャンの言うとおり、いつの間にか眠れていたのです。
スンチャンは、編集作業を教えられるようになりました。
ジュンモは、シンディの映像を見て、平凡過ぎて使いようが無いと愚痴ります。全然お笑いの要素が無いんだとか。バラエティですからね、あくまでも。
でもね、ふとあるシーンで手が止まりました。
スンチャンがシンディの靴の紐を結び直してあげてるところです。
スタッフが画面に写り込む事は殆ど無いのが普通ですが、ジュンモはスンチャンに何の差しさわりも無い事を確認して、そのシーンを使う事に決めたようです。
そんな時、ビョン社長が、スタッフにたっくさんの差し入れを準備してやって来ました。
勿論、シンディの映像を上手く編集してもらうためです。
でも、ジュンモにはそんな方法通用しません。
差し入れのお弁当を食べようともしません。
で、スンチャンに買いに行かせたんですが・・・。
そこが、前日酔っ払った屋台。
スンチャンは、屋台のオバサンに、確認しました。前日の3人の様子がどうだったか・・・と。
そして分かったのです。
実は、しこたま酔っ払っていたのは、イェジンとスンチャンだったのです。
ジュンモはそれほど酔ってなかったんですね。
酔っ払ったイェジンに、帰るぞ・・・と声をかけたジュンモ。
そしたら、スンチャンがそれを遮って言ったのです。
「二人では帰らせられない。」
・・・と。
「イェジン先輩は好きだと言ったじゃないですか。ジュンモ先輩の事を好きみたいだから、行かせられない。二人きりにしたくない。」
スンチャンは思い出しました。
ジュンモが走ってきました。
スンチャンが前日の事を思い出すかもしれないと、自分が聞いていたことを思い出すかもしれないと、慌ててやって来たのかしら
それとも、言葉通り追加注文したかったから
「思い出しましたか?」
と、スンチャンはジュンモに言いました。
「先輩がカットしたイェジン先輩の話しを。覚えてますよね。」
この作品のチャ・テヒョンssi、大人だわ~っ
どうも情けない役柄の印象が強いテヒョンssiゆえ、そう見てしまうんですが、この“ラ・ジュンモ”は見かけは情けなくてイマイチ頼り甲斐の無さそうなPDなんですが、実はとても大人で仕事に筋が通ってて、イェジンが好きになっても不思議は無いキャラクターです。
最後に、“編集”についての各自の考えを述べています。
ある人は“時間”だと言いました。番組は視聴者との約束だから・・・と。
別の人は、判断基準は“面白いもの”だと言いました。
イェジンは、“メーク”だと言いました。メーク次第で別人になれるから・・・と。
そして、ジュンモは“諦め”だと。AとBと良いモノが二つあったら、一つを選んでもう一つを諦める。全ては手に出来ないから。あまり欲張ると全てをうしなうかもしれないから・・・と。
なるほど・・・。