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いやぁ・・・演技達者な方々ばっかりで、本当に心から楽しめる作品ですわ。つくづくそう思います。
小さなエピソードがたくさんあって、全くつながりが無い事も多いんですが、放送局という特殊な場のごった煮のような仕事環境を上手く表現してるなぁと感心してしまいます。
「事故を起こしそうだから。」
と、スンチャンがイェジンを抱き寄せた時、ここから一気にラブモード突入かと思ったけど、それは私の早とちり。
イェジンにとっては、スンチャンは後輩以外の何モノでもなく、恋愛対象では全く無いのです。考えられない相手・・・なんです。
「一体どういうつもり?困るんだけど。」
と、冷静に言ったイェジン。
「人目を気にせず、思い切り泣けるように・・・。」
と、スンチャンは言うんだけど、この態勢の方が人目に付くよとイェジン。確かに笑っちゃいましたよ
ジュンモは、家でイェジンを待っていました。
ああいう嫌な雰囲気で別れたまんまは、やっぱり気まずいし、気に成りますよね。
でも、長い付き合い。イェジンの機嫌を直す方法はちゃぁんと心得ていました。
で、ちゃんとイェジンに謝りました。今日の事も、この間嘘をついた事も。これで一件落着です。
シンディは、足を怪我して充分動けないにもかかわらず、ビョン社長が決めたスケジュールをこなそうとしていました。
でもね、病院で偶然イェジンとスンチャンがいるのを見かけた時、思い切りました。
車からこっそりと降りて、すぐ隣に停めていたスンチャンの車に乗り込んだのです。
そうとは知らないマネージャーは、空っぽの車を出発させちゃった。
気付いたのは、もう相当走った後。
大騒ぎですよ
一方のスンチャンとイェジンも、驚きました。
突然シンディが乗り込んで来たわけですからね。
お金も持ってない、思うように歩けない、行くあても無く、友達もいない状況のシンディを放り出すわけにもいかず、結局、イェジンの家・・・正確には、ジュンモの家に連れて行くしかありませんでした。
13歳でデビューして10年。この間、一日の休みも無かったというシンディ。
3日だけ匿ってほしいと言いました。
困ってる人を見捨てる事が出来ないイェジンは、犬猿の仲のシンディであっても同じでした。
ビョン社長は、事務所の社員を総動員して行方を追いますが、一切手がかりも得られず、行方も分からないままです。
その間に、シンディが失踪したという噂は勝手にいろんな憶測が付け加えられながら広がりを見せました。
事務所との折り合いが悪いから、再契約を望まないので失踪したとか、御曹司とパリに駆け落ちしたとか何とか・・・。
ビョン社長は、違約金の請求等の法的手段を取ろうと考え始めましたよ。
何も知らないジュンモは帰宅してシンディの姿を見て、声も出ないほど驚きました。
その時、ビョン社長が突然彼のマンションにやって来たんです。もしかしたら、ばれた?・・・と皆緊張しました。
でも、シンディの居場所を知ったからではなく、何か情報を持っていないか確認に来ただけでした。
シンディは潔癖症なので、イェジンの家の乱雑さが気に入りません。で、あれこれと勝手に整理整頓するんですね。
ゴミの分別なんぞも徹底してるシンディ。
ゴミ置き場で、偶然スンチャンの母と出会い、その几帳面さを褒められたりしました。
携帯もPCも切って、静かな時間を過ごし、昼寝もしました。
シンディは年齢相応の普通の女の子として時間を過ごしました。
ジュンモたちとお酒を飲み、しこたま酔っ払い、ぐだぐだとクダを巻き、食べたいモノを食べ、翌日のスケジュールを考えずに楽しめました。
やっと可愛い笑顔が見られましたね。
翌日、そろそろ帰った方が・・・と言うジュンモに、今日が誕生日だと話したシンディ。
お祝いを・・・とイェジンが言ったら、生憎その夜は仕事の打ち合わせで遊園地に行くとジュンモが言いましてね。
だったら、私も行きたい・・・とシンディが言ったのです。10年ぶりだから・・・と。
夜だし大丈夫だろうと、ジュンモもOKを出しました。あまりにも過酷なスケジュールをこなして来たと分かってるから、無下にダメだとも言えませんよね。
その頃、ビョン社長はコメントを発表していました。
曰く、“シンディは事務所の保護の元、休養している。リハーサル中に女性PDのTさんに突き飛ばされ負傷し、入院していた”。
つまり、イェジンの所為でシンディが精神的にショックを受けて休養している・・・と暗に示したのです。
これを読んだ世間は、イェジンへの攻撃を始めました。
ファンは、イェジンの車に落書きしたり、ミラーを壊したり・・・。
スンチャンは、狙われるんじゃないかと、気が気じゃありません。大げさにイェジンを守ったりするんです。
イェジンは、口ではそれを考え過ぎだと言い、知り合いの記者たちにも、自分は潔白でだから何も気にして無い・・・という態度をとるんですが、心の中は穏やかじゃいられません。
シンディはジュンモとスンチャンと一緒に遊園地に行きました。
打ち合せがあるジュンモと別行動になったシンディ&スンチャン。
カップルが多い園内を、ゆっくりと車椅子で散歩する二人。マスクしてないんですけど、シンディ大丈夫
10年前に来た時と同じ・・・とシンディ。
実は、誕生日にどうしても行きたいと言ったシンディが、両親とこの遊園地に来た時、ビョン社長と出会い、スカウトされたのです。
家を離れてソウルで練習生として生活を始めたシンディ。
両親は二週間に一度会いに来てくれていたようです。ところが、その途中、事故に遭ったらしく、二人とも亡くなってしまったのです。
それ以来、独りになったシンディの母親代わりをビョン社長がしてくれたわけです。
シンディは両親が死んだのは、自分の所為だとずっと思ってきたようです。
自分が遊園地に来たいと言わなかったら、ビョン社長に出会う事も無く、練習生になどならなかった、そして両親が交通事故に遭う事も無く、今も一緒に暮らしていた筈・・・等々。
「ずっと後悔してきた。」
スンチャンは静かに話を聞いてあげました。
そしてぽろぽろこぼれる涙を、そっと拭ってあげたのです。
「シンディさんは悪くない。天国にいるご両親も後悔しないでほしいと思ってる筈です。きっとご両親は、ここまでシンディは一人で良く頑張ってきたと偉いなと、そう思っているでしょう。」
ありがとう・・・シンディはやっと心が解放された気分だったでしょうね。
「ちょっと手を貸して。立ちたいの。」
スンチャンは手を差し伸べました。シンディはその手を取り、立ち上がりました。
「二度と来ないと思ってたけど、今日、ぺクPDと来られて良かった。これからは遊園地に来るたびにあなたを思い出す。」
そう言ったシンディは、じっとスンチャンを見つめ、ちゅっ
おおーっと
スンチャンは、固まっちゃってます
その頃、イェジンはやっと遊園地に到着。車の修理に時間がかかったのです。
で、一旦入園したんですが、誰からか電話がかかって来たので、また駐車場に戻りました。車のライトが点いてる・・・と言われたんです。
戻ったものの、その時になって不審な事に気が付きました。
どーして電話番号が分かったんだろう・・・と言う事です。
ジュンモに電話をかけつつ、何かに気がついて振り向いたイェジン。携帯を落としちゃいましたよ
危険
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