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本当に最後までソクフンは、ジスクが死んだと思ってたのねぇ・・・。
だから、ミヌから自分の弁護をと言われた時、これで決着がつくと思ったのでしょう。
ミヌは、自分の無実を証明してくれとソクフンに頼んだのです。
上手く行きすぎだと思わなかったのかしら、ソクフン。
ジスクは出頭する前に、家族に会いに行きました。
父と弟ジヒョクに、心配するなと言い置いて、家を出ました。
そこに現れたのが、またまたシム社長&ミヨン。
でもね、この時のミヨンはソクフンを庇うつもりじゃなかったのです。
自分がウナを殺してしまった経緯をジスクに話しました。
それだけじゃなく、ミヨンは自分が知っている情報、ソクフンの悪事の情報を全てジスクに伝えたようです。
ソクフンはそうとも知らず、会見を開きました。一応、表向きミヌの弁護会見です。
チェ会長とソン女史、そしてソ議員も集まりました。
その場でソクフンが明らかにしたのは、ミヌが精神科の通院歴があること。妄想癖があると言う事等々。
つまり、結果的に妻を殺してしまったけど、それは病気の所為で、彼に殺意は無かった・・・ということです。
弁護といえますかねぇ。情状酌量を求めるという感じですもんね。
ところがです。
次に壇上に上がったミヌは、最初、ソクフンの言葉を裏付けるような話をし始めたのですが、途中から変わりました。
ソクフンの罪状を挙げたのです。
驚いたソクフンが、止めに入りましたけど、もう遅かった。
ジスクが登場したからです。
ジスクは、ミヨンから聞いた事実を次々に明らかにしていきました。
ワインに薬を持ったメイドも証人として登場しました。
もう、言い逃れは出来ない状況です。
ソクフンも諦めたような表情を浮かべたのですが、警察が来た時、部下と共に逃走。
途中で部下は捕まってしまいましたが、ソクフンはミヨンの運転する車で逃走。
ミヨンは、パスポート等を準備していました。
二人で海外に逃げようと考えていたのです。
でも、ソクフンは、ここで復讐を止めることは出来ませんでした。
ミヨンに、自分がミヨンと結婚した理由、父の復讐だったことを初めて打ち明けました。
それを聞いたミヨンは、一緒に行く事を断念したのです。
一人で逃げて・・・と。
最後に言って、愛しているって・・・とミヨン。嘘でも良いからと。
でも、ソクフンは冷たく言いました。
「愛していない。」
ソクフンは、空港に居ました。チケットの封筒の中に、ミヨンからの手紙が入っていました。
本当にミヨンは彼を愛していたのです。
そして、愛される事だけを望んでいたのです。
それを改めて知ったソクフンは、やはりミヨンも一緒に・・・と思いました。
電話をかけました。
でも、出たのはミヨンではありませんでした。
ミヨンは崖から飛び降りて死んでしまったようです。
ミヨンのお葬式にソクフンが現れました。
流石に堪えたようです。
そのまま捕まりました。
ジスクは償いを終えて、出所しました。
そして、ミヌと温かい家庭を築いたのです。
ハッピーエンドでしたね。
まぁ、こう言う終わり方しか無いと思いました。
始まりはとーっても興味を引かれたんですが、途中から展開の遅さに、少々イラつきました。
やっぱりねぇ、こういうサスペンスと言うか、復讐モノというか、シリアスタッチの作品で突っ込みどころ満載というのは、ちょいと・・・と思います。
計画がち密なのか、杜撰なのか分からないところが興味の失せた理由の一つかもしれません。
チュ・ジフンssiのコミカルな演技が新鮮で良かったですね、私としては。