まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『太陽の末裔』6話まで

2016-07-27 21:03:02 | 韓国ドラマのエトセトラ

                  

太陽の末裔 OST Vol.1 (KBS TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Music & NEW (Korea)

レビュー一覧は、こちらから。

何度も書きますが、この作品、ソン・ジュンギくんをここまでかっ・・・ってくらいにカッコ良く見せてくれます。

 

「時間がほしかった。頭の中を単純化して不安を振り払う時間が・・・。“危険だけど魅力的な男の恋人になる”と決意する時間が。でも、あなたはすぐどこかへ行ってしまう。私はそれを責められないし行くなとも言えない。一人で悩んで・・・。今はあなたが憎らしい。謝って。」

「すみません、どうかお元気で。」

シジンはそう言って敬礼し、去って行きました。

翌朝、モヨンが起きた時には既にシジンは帰国してしまっていました。

モヨンは挨拶くらい・・・と思ったんでしょう。ショックでした。

 

シジンの帰国は、父の退役式に出るためでもありました。

シジンの父も軍人なのね。母は既に亡くなっているようです。

 

帰国したものの、シジンは毎日時間をもてあまします。

ソ・デヨンも韓国にいるので、しょっちゅう声をかけるんですが、彼は休暇じゃありませんから、仕事で忙しいわけで。

そんなに相手をしてもらえません。

思い出すのは、モヨンのこと。

忘れられると思っていました。でも、そう簡単じゃありません。

 

デヨンとシジンの関係は一応上官と部下という立場なんですが、親友でもあります。

お互いの気持ち、正確を熟知してて、危険な任務に長い間就いて来たわけですからね。

違うタイプなんですが、言葉の掛け合いも面白くて、笑えます。

 

シジンは、モヨンに振られたと正直にデヨンに話しました。

何度も押せばよいのに・・・とデヨン。

一度も押して無い人に言われたくない・・・とシジン。

「僕の場合は押すと満身創痍になるんです。」

と、デヨン。

僕たちカッコ悪いな。二人でいると余計に・・・。ちょっと笑えました

 

ミョンジュは相変わらずデヨンに電話をかけ続けています。出てくれない電話を・・・。

でも、この時は、デヨン、電話に出たんです。ただ、何も話さない、息すら止めた感じでミョンジュの声を聞きました。

ミョンジュは、思いがけなく電話に出てくれただけで幸せでした。電話の向こうにデヨンがいると言うだけで・・・。

「私は元気よ。蚊に刺されないよう戦闘服を着てる。健康状態は至って良好でソ・デヨンに物凄く会いたい。」

なんて切なくて愛しいんでしょうね、ミョンジュ。

デヨンはそんな表情でした。

二人のシーンのBGMが良いんですよ、これがまた これがかかると、この二人の想いを想像して胸が苦しくなるほどです

モヨンも、謝って・・・とシジンに言った事を後悔していました。

正直に想いを伝えれば良かった・・・と。

 

モヨンたちへソン病院の医療チームは帰国することになりました。

モヨンは、ボランティアはこのくらいで良い・・・と思っていました。もう以前の自分の場所に帰ろう・・・と。

そして、ヘリコプターで空港まで送ってくれることになり、チームは2班に分かれて、モヨンは先に出発したのですが・・・。

 

その時、大地震が起ったのです。モヨンたちは、ヘリの中から美しい国が壊れて行く様を見詰めていました。ただ声も無く・・・。

チームの半数は、まだ残っていました。

彼らを置いて自分たちだけ帰国するなんて、考えられませんでした。

チェ中佐の指示を無視し、モヨンたちは現場に戻ったのです。

 

メディキューブ・・・医療チームの基地辺りは、大きな被害もなく、死者も無かったのですが、直後に発電所が倒壊したとの連絡が入りました。

多数の社員が建物の中に閉じ込められたり瓦礫の下敷きになってしまいました。

モヨンたちの想像の上を行く惨状でした。

現場に駆け付けたモヨンたちは、声も無く立ち尽くすだけでした。でも次の瞬間、災害用の医療器具を持ち、被災者たちの治療に当たったのです。

 

モヨンはヒールの高い靴を履いていました。

邪魔だと感じたモヨンは、ヒールを瓦礫に叩きつけて折り、ぺったんこにして歩きまわりました。

サンダルゆえ、傷だらけになったモヨンの足を見た一人の被災者の男性が、自分が履いていたブーツを脱いで渡しました。

モヨンはそれを履いて、現場を歩きました。

 

シジンは韓国でそのニュースを知りました。

そして、即、救援隊に入ったのです。

ユン司令官は娘ミョンジュの救助を優先しようとする部下を制止し、ソ・デヨンを派遣チームに入れるよう指示。

でもね、既にデヨンは志願していました。

 

災害現場で被災者を治療するにあたって、医師たちも冷静さを欠く事があります。あまりにも酷い様子を目の当たりにして、冷静でいろと言うのが無理でしょう。

チフンは、瞬時に患者の容体を判断しなくてはいけない高い緊張を強いられる中、パニックに陥りそうになりました。

でも、ソン医師が彼をビンタし、正気を取り戻させました。

皆、必死でした。

『私は医師として人類の奉仕に自分の人生を捧げる事を厳粛に誓う。私の患者の健康を私の第一の関心事とする。私は、人種、信条、国籍、社会的地位を超越し患者に対する義務を果たす。たとえ脅迫の下でも非人道的に医学の知識を使用しない。以上の事柄を私の自由意思で私の名誉にかけて誓う』

医師になった時、モヨンが誓った言葉でした。

 

一機のヘリコプターが来ました。

6名の隊員が降下して来ました。

モヨンは、その中にシジンの姿を見つけました。

シジンも、テントの前に立つモヨンの姿を確認しました。

決して駆けよるなんてことはなく、お互いの姿を遠くから見詰めるだけでした。人の陰になってしまって見えないと、ちょっとだけ首をかしげ、姿を目で追いました。

そのシーンが、とても好きです。

 

そして、そのまま二人はそれぞれの任務についたのです。

「作戦の注意事項はただ一つ。絶対に怪我をするな。我々が負傷したら要救助者が命を落とす。」

シジンが部下に言いました。

 

ミョンジュが駆けて来ました。彼女も決してデヨンの元に駆け付けたのではありません。

任務の途中だったのです。

「無事で何よりです。心配しました。」

それだけ言って、デヨンは任務に就こうとしました。

「ソ・デヨン上士。」

と、ミョンジュが呼びとめました。

「怪我しないで。命令です。命をかけて従って。いいですね。」

デヨンは、敬礼しました。

 

モヨンはブーツの紐を結び直そうとしゃがみました。

その時、シジンが来て、結んでくれたのです。それがトップの写真。

「無事を祈ってた。」

シジンが言いました。やっと言葉を交わせました。

「後悔しました。あの日、顔を見ずに発ったこと。傍にいられないので、気をつけて。」

「大尉も。」

一瞬、モヨンの目に涙が浮かんだ気がしました。でも、凛と前を向き、二人とも歩いて行きました。

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『ラブリー・アラン』10話まで

2016-07-27 15:02:26 | 韓国ドラマのエトセトラ
ラブリー・アラン DVD-BOX1
クリエーター情報なし
エスピーオー

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドンチルは、目の前に現れたのがガンジャだと、すぐには分からなかったようです。ここから、ガンジャと表記します。

自分の目を疑った・・・そんな感じ。

アランが

「オンマ・・・。」

と、抱きつくのを見て、もっと驚いたようです。

「久しぶりね、アン・ドンチル。」

先にアランを帰す・・・とガンジャが言っても、何か呆然とした感じのドンチル。

 

お前がどうして母親なんだ?・・・とドンチル。

妙な事は考えないで、アランは私の娘よ・・・とガンジャ。他の誰の子でもない私の娘・・・。

「何も変わってないのね。十数年もたてば変わってると思ったのに。いくらクズでも少しは変わっててほしかった。少なくともそれが死んだボムへの償いになるから。」

ボムの名前が出た途端、ドンチルは激怒。

「お前がボムを殺した。」

と、ドンチル。アランは、初めて聞く事に呆然としてしまいました。

「殺したのはあんたよ。」

違う・・・とナイフを振り上げたドンチル。

 

その手を、ノアが掴んだーっ

ノアは、学校から駆けだして行くガンジャを目撃していたんです。その様子が気になった時、ボクトンから行き場所の住所を渡されたわけです。

ボクトンは、アランのことをドンチルが見ていたのも気づいていたし、ガンジャが駆けだして行ったのを見て、ドンチルのところだろうと察したのです。

 

ガンジャを庇って、ノアが刺されちゃったーっ

アランから連絡を受けていたコンジュが駆け付けました。

ドンチルは、そのままふらっと居なくなりました。

病院に運ぶのは、警察沙汰になって何かと厄介になると考えたコンジュは自分の部屋に運びました。いつもかかってる医者が居るのです。

 

アランはショックを受けました。

母が昔人を殺したと言う事、そして、ドンチルがもしかしたら自分の父親ではないかと思ったこと・・・。

これはコンジュにも真実は分かっていませんでした。

 

意識が戻ったノアは、ガンジャに事情を聞きました。でも、答えられません。

ノアは不安だったのです。怖かったのです。またイギョンのように、自分の生徒を失うことになるんじゃないかと・・・。

だから、事情を話してくれとノアは言いました。

「もう少し待って下さい。先生も大変だろうけど生徒が言う事を聞かず教えるのも大変だろうけど、先生みたいな人がいるから生徒は頑張れる。弱気にならないでください。」

この言葉、今のノアには、とても嬉しい言葉でした。

 

ボクトンはガンジャの事が気になって仕方がありません。

なにせ誤解が誤解を生んでる状況。ガンジャの家族構成自体、誤って理解してますからね。

姑を養母だと思い、コンジュが実母、そして、ジンサンは義理の兄・・・養母の実の息子ですからね。ガンジャとは義理の兄妹と言う関係だと思ってるんですね。

その義理の兄が、援助交際を迫ってる・・・ていう現状。

ジンサンが学校を辞めさせようとガンジャに付きまとってるのを見て、迫ってると勘違いしてるから、追い払わなきゃいけないし。

コンジュの店に入って行ってるのを見て、ヤクザな店で働いていると思いこんで助けに来ちゃうし・・・。

ノアの怪我の手当てをしてるのをみて、また先生にも優しくしてあげて、イギョンと同じ目に遭うかもしれないし・・・なんんてね。

まー気が休まる時がありません。

 

ガンジャの事が本当に好きになってるんです。

で、何かと自分に優しくしてくれるのは、ガンジャも自分を好きなんだと思ってるようですし・・・。

カッコつけて告白しようとするんですが、これが言葉が出ない・・・

案外純情で可愛いボクトンなんですね。

まぁ、ガンジャとすると、息子とも言える相手ですから、端から母親の目線で見てますからね。

なんのこっちゃって感じ

 

ドンチルは、アランを自分の娘かもしれないと思ってるようですね。

だから、ジンサンに、アランを留学させろと言うのです。ガンジャも一緒に・・・と。

ジンサンとすると、何故社長が妻の名前まで知ってるのか不思議でなりません。

だから、ガンジャを問い詰めようとしましたが、交されちゃって、結局、悶々とするばかりです。

ガンジャはガンジャで、ドンチルがアランと自分に危害を加えようとは思ってなさそうだと感じました。

 

アランはアランで、ドンチルとの関係が気になっていました。

で、無謀にも一人でドンチルを訪ねようとしました。

偶然、ボクトンと会い、止められましたが、無理やりに家に入れてもらいました。

エヨンがドンチルと話しているのを、こっそりと聞いたアランとボクトン。そこで出てくる“チョ・ガンジャ”と言う名前。

アランは驚きましたが、ボクトンには意味が分かりません。

 

ガンジャはノアの世話をするために、家に行きました。

突然押し掛けて来て、頭を洗ったり、料理を作ったり洗濯したりするガンジャに、ノアは戸惑います。

その帰り、ガンジャはジノに会いました。まさか、ノアの父親がジノだとは思いもよりませんし、ジノもまた、ノアの教え子だなんて思ってもみませんでした。

 

ガンジャは、コンジュの協力で、学校の工事にカン・スチャンや教育庁、そしてホン会長たちもが関わってることを知りました。

大金が動く事業です。何かそこにあるという臭いがしますね。

いろいろ調べている間に、ジョンウがカン・スチャンの隠し子ではないかという疑いも出て来ました。

だからこそ、ジョンウは何も罪を問われず、上手く逃げおおせているんだと思いました。

 

学校にドンチルがやってきました。

エヨンからガンジャが学校に居ると聞いて確かめに来たのです。偽名で学生として通っているとばれてしまいました。

思わず首を掴んだドンチル。

そこに、ボクトンが。

友達です・・・とボクトン。初めてです、ドンチルに逆らうのは。

 

ガンジャがボクトンの家を訪ねたら、傷だらけになって寝ていました。

病院に・・・と言うガンジャ。

そこにドンチルが帰宅してきて・・・。

そして、ノアまでもやって来ちゃった。ボクトンが学校からいなくなったので訪ねて来たんですね。

ドンチルの言葉で、ガンジャ=パンウルだと、とうとうノアにもボクトンにもばれちゃった・・・。

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『ラブリー・アラン』9話まで

2016-07-27 12:29:46 | 韓国ドラマのエトセトラ
ラブリー・アラン DVD-BOX2
クリエーター情報なし
エスピーオー

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パンウルはあまりの事に情けなくて悔しくて涙が出ました。

ジョンウとカン・スチャン、そしてホン会長と皆つながっている事が分かったのです。その理由はまだ不明ですが。

パンウルの手紙は、ジョンウの手に渡ってしまいました。

どんな手を使っても、この手紙の主を黙らせろ・・・というのが指示でした。勿論、ジョンウにとっても、それしか方法はありません。

パンウルはコンジュに彼らの事について詳細を調べてほしいと依頼しました。

 

ノアは、教頭から聞いた事を父に確かめようとしました。

でも、感情が先に立ってしまって、涙が溢れそうになりました。

「一体なぜ?」

そう言ったっきり、言葉が出ないノア。

そんな息子の様子を見て、父ジノは立ち尽くしてしまいました。その様子で、真実だとノアは悟ったのです。

ショックでした。

 

学校の新校舎建設現場で、パンウルは偶然夫ジンサンとドンチルの姿を見ました。

この時、パンウルはボクトンと一緒でした。

ボクトンは、パンウルの事を充分意識してます。唯一、自分を理解しようとし、真っ当な道に導いてくれそうな人ですからね。

パンウルは養子で実母と養母の二人の母親がいるらしい・・・なんて噂もあるので、パンウルも何か苦しみを抱えて生きていると考えてるフシがあります。完全に誤解ですが・・・。

で、とうとうジンサンに見つかっちゃうんです。

制服姿の妻を見て、驚かない夫がどこにいるでしょう。

家に帰ろうと言うジンサン。

争う二人を見て、又もボクトンは誤解しちゃいました。

援助交際してるなんて思ってしまったのです。パンウルはお金に困ってるんだ・・・と。

ま、いっそう事は混乱して来ました。

 

ノアの様子がいつもと違う事にパンウルは気づきました。

てっきり食べ過ぎて消化不良を起こしてるに違いないと思って、治療するんですよ。

まぁ、これも誤解ですけどね。

ノアは、そんなパンウルを見て、父親にも同じようにしてもらった事を思い出しました。

自分が弱くて頼り無くて、だから父は不正をしてしまったんだ・・・と、ノアは親心と言うモノを冷静に考える事が出来ました。

思わず泣いてしまったノア。パンウルは母親のように背中を撫でてあげました。

自分が弱い事は悪い事じゃ無いと思う・・・とノアは言いました。でも、その弱さが原因で誰かが悪役になるなら、誰かを守る事が出来ないなら、弱いのは悪い事になる・・・。

ノアはそう思いました。

「先生は強くなる。ありがとう、パンウル。」

 

エヨンがガンジャ=パンウルに会いに来ました。

コンジュは信用してはいけないと言いますが、パンウルはエヨンを友達だと考えています。

ホン会長との関係を問われたエヨンは、パンウルの前で服を脱ぎ、体中にある傷を見せました。

「私の敵よ。」

パンウルはショックを受けました。

エヨンは、パンウルに、このままじゃ危険だと言いに来たのです。アランも危険になる・・・と。これ以上は助けられない・・・とね。

助けてとは言わない、その代わり、黙ってて、アランのことだけは・・・とパンウルは言いました。

 

ジョンウはパンウルの手紙と、教育庁に提出した自分を告発する文書をドンチルに渡し、口をふさぐよう命令しました。

ドンチルはジョンウに対して敵意を反感を抱いてはいますが、敢えて逆らう事は得策じゃないと、指示に従おうとしてます。

彼らは、手紙を書いたのはアランだと考えています。危ないよ・・・

 

ドンチルは、まず、告発文の提出人となってる人物“コ・ジョンマン”の元に。

コンジュの手下であるジョンマン、流石です。殴られても蹴られても、一切口を割りませんでした。

で、言い分が上手い。

自分のようなチンピラの個人情報なんて、どこでも買える・・・って言ったんです。ドンチル、それもそうだなと思ったみたい。

今回は無事スルー出来たけど、そろそろガンジャの存在が奴らにばれそうになって来ましたよ。

 

パンウルは、ジョンウの事務所に忍び込み、何か証拠は無いかと探しました。

オカシナ書類を見つけました。

校舎の別館工事に関する管理及び運営者名簿と言うのがありまして、その中に自分の“チョ・ガンジャ 食堂運営者”と言うのがあったのです。

ちゃんと住民登録証のコピーも添えられていました。

実はそれ、以前、ジンサンがドンチルに命令されて作った書類なんです。名簿人が集まらないからと怒られ、仕方なくガンジャの登録証を勝手に使ってしまったんです。

 

この時、アランの迎えは、コンジュに頼んでいました。

でもね、コンジュの車が故障しちゃって。迎えが遅れたんです。

その間に、ドンチルがアランに接触したーっ

危険を感じたアランが逃げ出そうとしたんだけど、ドンチルの方が上。捕まってしまいましたよ。

で、ガンジャに連絡が入ったのです。

 

パンウルは覚悟してやってきました。

ドンチル、何年ぶりかのガンジャに、驚きを隠せません。

とうとう再会してしまいました。

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『プロデューサー』完観

2016-07-27 10:52:42 | 韓国ドラマのエトセトラ
プロデューサー DVD-BOX
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

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シンディをこのまま「1泊2日」で使うつもりのジュンモに、スタッフたちは不安と不満を募らせます。

シンディの問題から離れて、ジュンモの評価までもがおとしめられるのを、イェジンは黙って見てはいられませんでした。

だからと言って、表だって堂々と抗議したり庇ったりするのではなく、さりげなくジュンモの人となりをスタッフに説明するんです。皆、口で言うほどジュンモを否定しているわけではなく、不安がそう言わせてるんだと思います。

 

スンチャンは、イェジンにきちんと話をしました。

「僕の人生が番組だとしたら、僕が主人公で・・・撮り直したいと思いました。どこから撮り直すべきかは分かりません。ぬいぐるみを買わなければ良かったのか、先輩を僕の部屋に一人にしなければ良かったのか・・・先輩に振られないよう昨日のデートを断れば良かったのか。ずっと前・・・片思いだと分かった時に戻って撮り直すべきか。」

とにかく、スンチャンはイェジンに対して自分が如何に未熟で、イェジンに気を使わせたりしたこと全てが後悔となっているのです。だから、それらを全てカットし、撮り直したいと思ったのです。

もっと大人の人間として対する事ができたら、イェジンの返事も変わっていたかもしれない・・・そうスンチャンは期待したんだけど、無理でしたね。

過去はもう撮り直しは出来ないのです。

そして、出来ていたとしても、イェジンの気持ちは変わらない・・・と、スンチャンは確信しました。

 

シンディの部屋での寝起きの撮影、あれはマネージャーがビョン社長に断りも無く入れた仕事だったんですね。

また怒られるんじゃない?・・・と言うシンディに、マネージャーは言いました。

シンディの方が怖いからいいんだ・・・と。

「好きじゃない人に嫌われるのは別にいいけど、好きな人に嫌われるのは怖い事だろ。」

シンディのアンチサイトに登録するほどシンディに怒りを覚えていた筈のマネージャーなんだけど、一番心配して気を使っていたのも彼だったのですね。

実は、ビョン社長は、シンディを「1泊2日」から降板させ、代わりにジニを押しこもうと局長に話をつけていたんですよ。

なのに、シンディがロケに行ったと聞き、ねじりこみに行きました。

 

局長は、いつものようにビョン社長の抗議を黙って聞いていましたが、途中から表情が変わりました。

特番を「1泊2日」の後続作とし、そこにジニを出演させるから「1泊2日」を早く打ち切りに・・・とビョン社長が言ったのです。

「そんな提案をされるなんて、いい気がしないな。」

お初の事じゃないかしら、局長がビョン社長に対して強い反対意見を述べるのは。

ちょっとすっきり

 

シンディのロケは順調に進んでいました。

スンチャンがシンディ担当PDなんですが、スンチャンとすると、この映像が面白いかどうか・・・と少々不安に思ってます。

シンディは、他の出演者のように芸を見せたりしないで、ただ淡々と農家のハルモニの手伝いをしたり、家事をしたりしてるだけだからです。

でも、とても自然な表情、笑顔が見られます。

 

シンディはスンチャンにきちんと気持ちを伝えました。

プライドが高くて、一時は国民の妖精とまで言われたシンディが、ホットクもくれなかったぺクPDのことを、好きになったの・・・。

覚えていてほしい・・・とね。

ちゃんとスンチャンに伝わりました。

「私は一人で頑張って生きて行くから、もし気になったら振り向いて見て。」

スンチャンは、その気持ちが本当にありがたいと思いました。

「ソウルに戻ったら、きっと私は一人で戦うことになる・・・。勇気が出るように一度だけ手をつないでくれる?あなたの手は温かいから。」

そう言って手を出したシンディ。

その小さな手を、スンチャンは包み込むようにつなぎました。

何かが始まるわけじゃ無い二人だけど、このまま温かい関係で行けるんでしょうね、ジュンモとイェジンのように。

 

イェジンたちの「ミュージックバンク」のチーム内でも、シンディのスキャンダルは話題に挙がっていました。

話の中で、一人のスタッフが、昔の話をしました。

まだグループとしてデビューしたばっかりの頃、撮影中に両親の話になって、シンディは事故死したということ、それが自分の所為だということを話した筈だと言うのです。そして、泣きだしちゃって、どうしようもなくなったんだ・・・と。

その時、事務所の人が割って入って撮影を中断させ、そのカットを使わないでくれと言ったので、放送されてはない・・・とね。

イェジン、ピンっときました。

 

元々、シンディと接触が多くなっていたイェジンは、彼女がそんな事で嘘をつくような女の子じゃないと感じていました。

それは、ジュンモもスンチャンも同じです。

現に、スンチャンは、シンディの口から両親は死んだと聞いていましたからね。

 

イェジンは、何年も前の映像資料の中から、そのシーンを探しだしたのです

それを見て、はっきりしました。

シンディは真実を述べていて、それを隠して嘘をつくよう強要したのは、ビョン社長だと。映像にそれがちゃんと残っていたのです。

 

この映像がニュースに流れました。

これで事情は一変しました。

シンディに風が吹き始めました。

そして、事務所との契約が満了し、シンディは晴れて自由になったのです。

個人事務所を立ちあげ頑張っています。

 

ジュンモとイェジンも、やっとやーっとお互いの気持ちを確認し合う事が出来ました。

って言うか、ジュンモはずーっとアピールして来たんだけど、イェジンが理解できていなかっただけですけどね。

でも、ジュンモの想いが、学生時代からだったというのは、驚きでしたね。一途なんです。

 

そして、ずーっと気になっていた登場人物の事が明らかに。

イ・ジュスンssiが演じるFD。スンチャンの良き相談相手だった彼なんですが、その存在、怪しいんです。

他のスタッフは誰ひとりとしてその姿を目撃してないと言うんですよ。

もしかしたら、幽霊・・・と、皆、驚き感心するんですよ。

スンチャン、キツネにつままれた感じの表情です。

ホントのところは、誰

ラスト、何だか姿が白っぽくなってるんで、変だなぁ・・・と思ったら、他のスタッフが来た途端姿が消えちゃった

誰さぁっ

あ・・・イ・ジュスンssiと言うのは、「ピノキオ」でイ・ジョンソクくんやパク・シネさんの同級生の刑事になってるあの小柄で天パのコミカルな男性です。彼も独特な雰囲気を持ってますよね。

 

1話が70分以上あるという編集で、前2話構成。

ちょっと1話が長いかなぁ・・・と最初は思いましたし、エピソードがとにかく盛りだくさんなので、どこに焦点を絞れば良いのかレビューするのに困りましたが、慣れてくるとあっという間の楽しい作品でした。

よって、省いてるエピソード、多々あります。

気になる方は、DVD等で確認してください。実名で登場するタレントさん達とのエピソードも楽しいです

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