まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』10話まで

2020-08-12 23:45:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

物心ついた時から一人だったヨングン。

そして家族から離れて緊張を強いられながら生きて来た父。

父は息子に対しては誠実であろうとしているようです。一人の父親として。

何より、息子を守りたいと思っています。死んだ妻の分も息子に尽くしたいと考えているのでしょう。

家の中が少しだけ人間味を帯びてきたようです。洗った食器とか、食料品の入った買い物袋とか、冷蔵庫の中の総菜とか・・・。

「お前には全て忘れて生きてほしかった。」

と、ヨングン父は言いました。全て忘れて安穏に暮らしてほしかったのでしょう。それでいいと考えたのですね、親とすると。

今からでも、自分が解決してやると心に誓いました。

 

ト・チグァンは、ヨングン父を納骨堂まで乗せたタクシーの運転手が刑務所仲間だったことを突き止めました。

偶然乗せた体をとっていましたが、実は計画的な事だったようです。

オ・サンドから預かった箱を渡しただけだとト・チグァンに言いました。中に入っていたのは小さい物だったと。賄賂帳簿のUSB?

 

ヨングンが起きると、朝ごはんが用意されていました。

一瞬、ヨングンが拒否するのかと思いましたよ、あたしゃ。でもね、ヨングンは食べました。

父は嬉しそうでした。

初めての親子での朝ごはん。極々普通の親子の風景です。

まだまだよそよそしい二人ですが、父の気遣いや自分を大切に思ってくれていることはヨングン、ちゃんと分かっていました。

電話には出て・・・とヨングン。心配するからとは言いませんでした。

 

 

ヨングンは、ハン・テジュを訪ねて質問しました。

15年前は、ヨングン父が犯人だと考えていた筈のテジュ。それが変わった理由は?・・・と。

「確信した理由は二つある。」

と、ハン・テジュは言いました。ヨングンの証言と、父のジャンパーです。父が出勤の時に来ていたジャンパーが洗濯機の中にあったのです。母親の血痕がついていました。

本人は何処で脱いだか記憶に無いと言ったようです。

誰かが証拠を偽造した可能性がある・・・と、ハン・テジュは言いました。

あれ?確か、ト・チグァンがジャンパーらしきものを、洗濯機に入れてたよねそんなシーンがあった筈。どんな意味を持つんだろうと気になったので、覚えてます。

 

当時の検察の指揮は、現地検長が執っていました。ハン・テジュが表向き担当者ではありましたが、まだ新人だったので実質的には地検長が担当していたようなものだったとか。

そして、パク次長が当時は監察班長でした。

2人は事件に関係があったかもしれない・・・とハン・テジュは言いました。

ヨングンは、パク・シヨンから連絡があったことを伝えました。大金は彼一人じゃ用意できませんから。

 

パク次長からヨングン父に連絡が入りました。

「帳簿を持って不正捜査チームに行け。お前の探してる奴が帳簿を取りに行く。」

ヨングン父は、息子に連絡しようかと一瞬思ったようですが、結局、連絡せずに一人で出かけて行きました。銃を持って。

 

チャン・へリョンがジェシクを脅しました。

彼には息子がいて、現在少年刑務所に入っていました。

息子のために更生を誓い、ハン・テジュの元で仕事をしているのです。目指すは弁護士なんだとか。合格確立は低いみたいですけどね。

その愛する息子が刑務所の中で暴行を受けたのです。

息子を人質に取られたようなもので、ジェシクは仕方なくチャン・へリョンにハン・テジュの行き先を話してしまいました。

ホント、汚い手を取るよね、チャン・へリョンは

 

ハン・テジュはヨングンと共にパク・シヨンに指定された場所に向かっていました。

 

パク・シヨンが現れました。

お金を確認したパク・シヨンに、テジュが聞きました。

犯人は誰?・・・と。

でも、この時もパク・シヨンは真犯人から指示を受けていたようです。お金を受け取ったらヨングンとハン・テジュを殺せと。そして好きに隠れろと。

受けるしかなかった・・・とパク・シヨンは二人に銃を突きつけました。

パク・シヨンはこの指令をメールで受け取っていました。だから、黒幕が誰かも本当は知らないのです。

命令に従わなければ自分が殺されてしまいます。

「今日厄介者を始末して仕切り直すと言っていた。」

と、パク・シヨン。

厄介者とは?・・・とヨングン。

「お前の父親。」

ヨングンはじりじりとパク・シヨンに近づきました。一刻も早く父の元に行かねばと思ったのでしょう。

その時、チャン・へリョンがパク・シヨンの後頭部を殴った

倒れたパク・シヨン。

ヨングンは駆け出しました。チョ・スヨンに連絡し、警察を自宅に向かわせるよう手配しました。

 

チャン・へリョンがお金の詰まったスーツケースを開けました。

実は、そのスーツケース。仕掛けがしてあって・・・。

蓋を閉じた直後、高圧電流が流れる仕組みになっていたのです。

一応、ハン・へジュは忠告しました。でも、その意味が分かりませんよね、普通。

チャン・へリョンもその場に倒れてしまいました。

 

直後に広域捜査隊が到着したのを見たハン・へジュは、スーツケースを投げて隠しました。

そして、心臓マッサージをしてるフリをしましたよ。

急に倒れちゃって・・・とか何とか呟きながら。

 

ヨングン父は不正捜査チームの部屋に行きました。

そこに現れたのは、ト・チグァン

 

ヨングン父には、“15年間捜してたヤツが来る。帳簿を渡すなり、殺すなりしろ”と言ったパク次長。

ト・チグァンには、ヨングン父が帳簿を渡すと言った・・・と言ったようです。

パク次長、怪しい

そのせいで、ヨングン父はト・チグァンが真犯人だと思ったし、ト・チグァンは元々ヨングン父の犯行だと信じていましたから、二人の話は全くかみ合いません。

 

ヨングン父はト・チグァンに銃を向けました。

その銃は、先だって見つかったチャン・ヒョングのモノでした。

ト・チグァンはすぐにそれを認識。チャン・ヒョングもヨングン父が殺したのかと思ってしまいました。

でも、それも誤解。ヨングン父はハメられたのです。

真犯人はヨングン父に妻殺害の濡れ衣を着せ、ト・チグァンはまんまとその計画に乗せられてしまったようです。

事件の夜、ト・チグァンがヨングンの家に電話し、ヨングン父と話をしたことになっていました。でも、その電話を受けたのは、ヨングン父ではなかったのです。

 

ヨングン父が家にいる間に電話はなかったし、妻も生きていたんだとか。

そして、ト・チグァンが電話の直後に家に行ったら、既に妻は死んでいた・・・。

お互い、誤解があると気付きました。

パク次長の言葉によってこの事態が引き起こされたということにも。

ヨングン父はふと何か重要な事に気づいたみたいです。

 

「正直に話すんだ。あの時のことも、今の事もすべてだ。私もそうする。俺たちはもうこれ以上道を外れる警察官を増やしてはいけない。」

ト・チグァンが言いました。

ヨングン父は、そのまま部屋を出て行きました。

 

自宅に帰ったヨングン父。

家の中で着信音がしますこういうの、怖いよね。

 

ヨングンが帰りついた時、家の周りは警察車両だらけ。

そして、家の中は血だらけ。

血まみれで意識の無いト・チグァンが救急車に運び込まれていました。

父は・・・浴槽の中に倒れていました。親指が切り取られていました。

衝撃的な光景でした。

 

ト・チグァンはチャン・へリョンの事情聴取を受けました。

ヨングンの職場が見たいと言ってヨングン父が来た。他に話しがあると言われて家を訪ねた・・・と供述。

鍵が開いていたので家に入ったところで気を失った・・・と。

これは、この様子を必ずパク次長が見ていると知った上での供述の様に思われます。

パク次長は、埒が明かない・・・とでも言った感じで入ってきて、帳簿の話を聞いていないかと詰問。彼にとって一番大切なのはやはり帳簿のようです。

何故私を行かせた?とト・チグァンがパク次長に聞きました。

すると、二人の誤解を解いてもらいたかった・・・なんて、嘘臭い言い訳を言うパク次長。

「私たちのどちらかが死んでも帳簿が見つかればいい、そう考えたのでは?」

と、ト・チグァン。

そんなわけはない・・・と言いながら、すぐに帳簿は?・・・と来たよ。

ト・チグァンでなくても、呆れてため息が出ますわ。

「何も聞いてません。」

ト・チグァンは言いました。

 

ヨングンが自宅に戻りました。

まだ血の跡が残っています。

冷蔵庫の中に、父の作った汁物が入っていました。

『余ったら必ず冷蔵庫へ』と書かれたメモと一緒に。

泣けるわ・・・。

でも、ヨングンは涙を見せません。父の復讐を誓ったように見えます。

 

父が倒れていた風呂場に行ったヨングンは、そこで自分の記憶が蘇りました。

母の事件の日。恐怖でこの場所に隠れていたヨングン。

誰かが、父のジャンパーを洗濯機に入れるのを見たのです。ト・チグァンでした。

そして、包丁を持って母の傍に立っていたのも、ト・チグァンだったかもしれない・・・と。

 

ヨングンの凄いところは、その怒りを押し殺すことが出来る所です。

直後にト・チグァンに会った時も、いつもと同じ態度でした。こぶしは握っていましたが。

 

ハン・テジュが訪ねて来ました。

自分の復讐の事だけを考えていた・・・とヨングンに謝りました。

でもね、ヨングンもまた真実を追う事を躊躇する気持ちがあったのも確かでした。自分の証言のせいで父の人生を壊してしまったと分かる事が怖かったのです。

パク・シヨンが自白した・・・とテジュが言いました。

事件は、警察官が正義感から暴力団幹部を殺したと言う筋書きで処理されるようです。

「真犯人は他にいる。」

と、テジュ。

真犯人を捕まえるために僕を利用するつもりかヨングンが叫びました。

ハン・テジュは今、ヨングンに冷静になれと言っても無理だと感じたようです。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』9話まで

2020-08-12 12:57:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ペク・ソンイが取り上げたのは、パク・シヨン。

それは単に顔を知っているという意味。それは絶対にそれ以上は話さないという意思表示でもありました。

そこに、ハン・へジュが。

ソンイの弁護士としてやってきたのです。

ヨングンは、ハン・へジュの真意が分からなくなりました。あくまでも弁護士としてソンイの側に立った言動ですからね。

でもね、ハン・へジュには作戦があったのです。少々手荒ですが。

 

まずは、ソンイを脅しました。

こうやって警察に関心を持たれると言う事は、兄のペク・ソンチョルを殺した者も関心を持つということで・・・と。

身辺に気を付けるようにとね。

 

ヨングン父の仮釈放を見極める審査委員会が開かれました。

ヨングンも出席しました。

息子の姿を見て、ヨングン父はちょっと驚いたようです。おそらくそれは息子の前で嘘をつかなくてはいけないからでしょう。

ヨングン父は審査委員に自分が犯した罪についての意見を求められました。

ヨングン父は、自分が殺したと言いました。そして15年経った今でも後悔していると言いました。

無実を訴えていたではないか?・・・と問われ、事実ではないといいました。嘘をついていたと。

部屋を出る時、父は息子に向かって、すまないと一言言いました。

それは、犯罪者の息子にしてしまった事への詫びなのか、今、目の前で嘘をついてしまったことへの謝罪なのか・・・。

 

ソンイへの事情聴取はハン・へジュの事務所で行われました。

ト・チグァンは真実が知りたいと言いました。

ペク・ソンチョルは失踪直前にヨングン父に面会に行き、その後、妹のソンイが事業を継承しました。

どういう経緯なのかと言う事です。

この時、ソンイは何も答えませんでした。

でもね、この日、帰宅したソンイは何者かに襲われたのです。

ただ、賊は彼女を車のトランクに放り込んだだけ。

「兄の様になるぞ。」

と、一言。

トランクは半分開いてたし、その後襲われる事も無かったし、賊の声、どっかで聞いたことある・・・と思ったら、やっぱり

ジェシクでしたよ。

つまり、ハン・テジュが脅しておいて、実際に襲われたら、やっぱり誰かに頼りたくなりますわな。

ここで、優しく頭の切れる弁護士ハン・テジュが登場ってわけです。

 

チャン・へリョンとパク次長はパク・シヨンを犯人として事件を収拾しようとしています。

ソンイを自分たちが手の内に入れようとチャン・へリョンが言いました。ト・チグァンたちに事実を知られないため

でも、パク次長は、今大事なのは帳簿とパク・シヨンだと言い、放っておくよう言いました。

パク次長、何を考えているのか分からないけど、怪しさ満載。

 

ソンイは全てをハン・テジュに話しました。

失踪前に兄から海外に行くと電話があったと言いましたが、それは嘘で、兄からではなかった・・・とソンイは言いました。

何者かが、兄の携帯から電話してきたのです。そして、会社を継ぐようにと言いました。

“言うとおりにすれば無事でいられます”と、丁寧な口調で話したようです。

他に何か言いましたか?とテジュが聞きました。

「“人間らしさはどこから来る?兄はもう人間ではない”」

あの男だ・・・とハン・テジュは思いました。自分を襲い、キム刑事の知り合いでもある警官。

 

翌日、ソンイはト・チグァンとヨングンに経緯を話しました。

相手は、事業拡大や資金洗浄の方法等、細かい指示を伝えて来たようです。それも、スパムメールで番号を通知し、そこにかけると音声メッセージが流れるという周到さです。

他の被害者たちがやっていた事業も別の誰かが引き継いでいて、それぞれに順調に運営が行われているようです。

おそらく、ソンイと同じように指示が送られているのでしょう。

 

ヨングン父が釈放されました。

ヨングンとト・チグァンが迎えに行ったのですが、一足先にパク次長が出迎えていました。

携帯まで用意していました。

帳簿の場所を地図に記せと言いましたよ。パク次長はとにかく賄賂帳簿の事しか頭に無いみたいです。

そこにヨングンたちが来ました。

ヨングン父は息子と一緒に家に帰りました。携帯はパク次長に返しました。

ヨングンが新しいのを用意してくれていましたから。

一つだけ正直に答えてください・・・とヨングン。

「腐敗警官の捜査をしていたんですか?」

父はパク次長とト・チグァンの方を見て言いました。

「いや。全部嘘だ。」

これを、ヨングンはどう受け取ったでしょう。これも嘘だと感じたのでしょうか。

 

どうして売らなかった・・・と、ヨングン父は言いました。家の事です。

「売ったら、全て忘れてしまいそうだから。」

と、ヨングンが答えました。

 

指が切られていなかった唯一の遺体の身元が判明しました。

チャン・ヒョング。ト・チグァンの先輩警官でした。ヨングン父の同僚でもありました。

ヨングン父の不正を探っていました。そして逮捕直前に失踪していたのです。

ヨングンは父に連絡を取ろうとしました。でも、携帯に出ません。

ヨングン父は礼服に着替えて、妻の納骨堂に向かっていたのです。

帰宅して父の姿が無いのを見て、ヨングンはそれを察しました。髭も剃った形跡がありましたから。

 

ト・チグァンはヨングン父の尾行をしていました。

納骨堂から出て来たヨングン父の前に出て行きました。

チャン・ヒョングの遺体が見つかったと告げました。ヨングン父が最期に会った人物だと。

そして当時、チャン・ヒョングの拳銃もなくなったと。

 

ヨングン父はト・チグァンを信用していないと言い続けていました。

それは信用と言うよりは憎しみを抱いていると言った方が正確かもしれません。

自分の15年を奪ったと言いました。

ヨングン父はト・チグァンが妻を殺したと思ってるの?自分に罪をなすりつけたと

う~ん・・・意味がイマイチ分からない会話だわ。

ト・チグァンはヨングン父の無実を証明するためにも、不正警官を摘発したいと言って来たのかなでも、その話に快く応じることは出来ないとヨングン父は言いました。

これまたう~ん いつの話なのかが、分かりづらいです。15年前の話なのか、現在の話なのか・・・。

その時、パク次長から電話がかかって来ました。ヨングン父を捜していたようです。

 

ト・チグァンは携帯をヨングン父に渡しました。

パク次長は顔を見て話そうと、ヨングン父を呼び出しました。

 

ト・チグァンと別れて納骨堂を出たヨングン父の前に、今度はハン・テジュが現れました。

次から次へと・・・ですね。モテ期到来って感じ

この時は、警察に送ってもらうだけでした。話は後で・・・と。

 

ヨングンは風呂場の天井が開けられた形跡があるのに気が付きました。

箱がありました。

中に入っていたのは、アクセサリー店の空の袋。

父が持って行ったと思われました。

後に、納骨堂の中に指輪が収められてるのをヨングンが見つけました。

 

ヨングンにパク・シヨンから連絡が入りました。

「黒幕の悪徳警官がいる。俺もお父さんもはめられた。俺たちは誰も殺してない。チャン・ヒョング先輩も腐敗警官を調べてた。詳しく聞きたければ、ハン弁護士と金の用意を。」

そして、自分は捕まったら殺される・・・と。

 

パク次長に帳簿を渡すとヨングン父は言いました。条件は、妻を殺した犯人だと。

自分に収拾させろと言う意味です。

簡単に許可することは出来ませんよね。

庁長は庁長で、ヨングン父にパク次長より自分に付いた方が得だと言いますし・・・。

ややこしいったらありゃしない

 

で、次はハン・テジュとの会談ですわ。

ヨングンが父が前科者にもかかわらず、警官になれたのは、ハン・テジュが密かに手を回したせいでした。

「ヨングンは15年前、自分が見間違えたのではと不安なんです。真実を知るために警官になりたいと思ってました。今はためらっています。本当に自分が見間違えたのなら、父親の人生を壊したことになるから。」

と、テジュが言いました。

真実を知るべきだとテジュは言いました。自分で確かめてこそ前に進めるから・・・と。

 

ヨングン父は、自分を陥れたヤツを捜すために出所しようと考えたと言いました。

ト・チグァンを殺人犯だと疑ったことは?とハン・テジュ。

そのうち分かります・・・とだけ、ヨングン父は言いました。

 

これらのヨングン父の行動は、チャン・へリョンの部下によって見張られていました。

チャン・へリョンはそれをパク次長に報告。つまり、尾行はパク次長の命令ってことですね。

尾行は中止だ・・・とパク次長が言いました。

チャン・へリョンはいぶかしく思ったようです。あたくしも

だって、ヨングン父に関する捜査はするなと言うんですもん。自分に任せろと。チャン・へリョンが不満に思っても当然よね。

 

ト・チグァンは、今回の一連の事件には、複数の人が関係していると考えています。

暴力団を掌握し、従わない者を殺す警官が黒幕にいると。

殺人は15年前、ヨングン父が捕まった頃から始まったと。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』8話まで

2020-08-12 09:46:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

逃げるチョン・ハヌクを、銃で狙うオ・サンド。

これがねぇ、当たらないのよ。近そうに見えるんだけどね。

 

そうこうしているうちに、ト・チグァンたちも現場に到着。

オ・サンドの妻の遺体を発見しました。

そして、現場の様子から、チョン・ハヌクとオ・サンドが争ったのが分かりましてね。

すぐさま、二人を捜索。

 

ヨングンがチョン・ハヌクを発見して取り押さえました。

ハヌクは、オ・サンドを殺してくれたら、いくらでも金をやると騒ぎました。

ヨングンは、オ・サンドの妻を殺したのか?とハヌクに問いました。

すると、この期に及んでもまだ、弁護士が来てから話す・・・なんて言うんですよ、ハヌクが

ヨングンは怒りを抑えるのがやっとでした。

 

そこに、オ・サンドが。

彼の銃口はハヌクを狙っていました。

ヨングンがいくら法による処罰を説いても、オ・サンドの耳には入りません。

絶対にハヌクが処罰を受けることはない、誰か身代わりの者が罪をかぶるんだとオ・サンド。

それでも、ヨングンは一生懸命説得しました。オ・サンドにこれ以上罪を犯してほしくないのです。いくら相手がクズのような人間でも。

一旦は、銃を下ろそうとしたオ・サンド。

でも、その時、見ちゃったのです。ハヌクがほくそ笑むのを。

その瞬間、また銃を挙げました。

その時、オ・サンドが撃たれた

ト・チグァンでした。

その場でオ・サンドは死んでしまいました。

賄賂帳簿の在りかも聞くことが出来なくなりました。

ヨングン、ショックでした。

わざと撃ったのではないかと、考えているような目でト・チグァンを見ました。

 

パク次長がヨングン父に会いに行きました。

オ・サンドが死んだ今、賄賂帳簿の在りかを知っているのは、ヨングン父だけのようです。

望みは何だと聞きました。

「仮釈放。」

ヨングン父は答えました。

 

ヨングンがハン・テジュに電話しました。

「一緒に捕まえましょう。」

テジュが言う“ト・チグァン犯人説”の可能性がゼロじゃないと初めて感じたのでしょう。

 

オ・サンドの妻が埋められていた場所を、更に捜索した結果、何と、他にも遺体が発見されました

それも、6体も。

15年前から埋められ始めたと分かりました。

この場所の捜索を命じたのはト・チグァンです。

ペク・シヨンが場所を教える時言っていたのです。“誰から死んでも気づかれない場所だ”・・・と。

 

一番新しい遺体の身元が判明しました。

ペク・ソンチョルと言う暴力団員です。失踪する直前に会ったのが、ヨングン父だと分かりました。

それを知ったヨングンは、すぐに父に会いに行きました。

 

ヨングン父は息子に会う時だけは一人の父親としての表情になっています。

ト・チグァンや他の人に会うときとは全く違います。

 

怪我は無いか?・・・とまず聞きました。

ペク・ソンチョルの事を聞かれ、昔からの知り合いだと答えました。

ヨングンは事の流れを予測していました。父は、オ・サンドが入所してきた後、ペク・サンチョルを呼び、その後ヨングンを呼んで賄賂帳簿の話をしたわけで。目的があるに違いないと。

「出所したかった。」

と、ヨングン父は言いました。

ペク・ソンチョルを利用しようと思ったのに、失踪してしまったからヨングンを呼んだというわけでしょうか。

 

6体の遺体のうち、1体を除いて皆親指が切断されていました。

切断されていない遺体だけ、何故か雑な埋め方をされていたようです。

殺害方法が同じなので、おそらく同一犯の仕業だろうと言うのが、科捜研の見解でした。

しかし、連続殺人犯とは違う要素がありました。通常は犯行の間隔が短くなるんだそうですが、これは違いました。何か目的があって殺害していると思えました。

 

庁長はこの事件をチャン・へリョンたち広域捜査隊を中心とした特別捜査チームに担当させると記者発表しました。

彼らはパク・シヨンを容疑者に据えて捜査するつもりのようです。

「彼は犯人じゃない。」

と、ハン・テジュは言いました。親指に縫合の痕があるから・・・と。

自分を襲った犯人と、この一件の犯人は同一人物だとハン・テジュは考えていました。

そして、犯人は警官だ・・・と。

これにはヨングンも同意しました。キム室長を殺し自分を襲った人物が警官の持つ銃を突きつけたからです。

でも、ト・チグァンは思い込みは判断力を鈍らせる・・・と注意しました。2人が感情的になり過ぎていると。確証が必要だと。

「キム・ジェミョンだ。弁護士さんもパク・シヨンもペク・ソンチョルも彼に会った後襲われている。」

と、ヨングンが言いました。決して父とは言いません。

父から一つヒントを貰っていました。ペク・ソンチョルのように失踪した人を調べてみろ・・・と。

遺体の身元確認の助けになりそうです。

 

ヨングン父の仮釈放が認められそうになりました。

ト・チグァンは、家族で被害者であるヨングンはそれを拒めると言いました。そういう法律があるそうです。

何をするか分からないから、認めたくないと言うのが、ト・チグァンの意見なんです。

 

ヨングンはパク次長と交渉しました。

パク次長、賄賂帳簿に名前があるの帳簿にこだわっているので、ヨングンはそう見ているようですが。

父の仮釈放を自分は拒めるそうだが、仮釈放されなくても構いませんか?・・・とヨングン。

「犯人は警官です。仮釈放を受け入れるので、捜査させてください。」

 

ヨングンはチョン・ハヌクを脅して情報を得ました。

遺棄場所について、パク・シヨンは言ってたようです。

絶対に捜査は入らない、警察の中に関わってる人がいる・・・と。

 

チャン・へリョンが、まず尋問したのは、ト・チグァン。遺棄場所をパク・シヨンから聞いた人物ですからね。それに、パク・シヨンを逃がし、オ・サンドを殺した人物です。疑いを持たれても不思議はないですわな。

ト・チグァンは、何故パク・シヨンを逃がしたと聞かれましたが、それには答えず意見を述べました。

「遺体は皆親指が切断されていた。パク・シヨンも親指を切断された。犯人は他にいる。」

「ペク・ソンチョルの事件を担当していたのはお前だろ。恥ずかしくないか?遺体で発見されて。」

ま、これくらいで動揺するチャン・へリョンじゃありませんけどね。

 

遺体の内、3体の身元が判明しました。残るは2体です。

ト・チグァンがこだわっていた過去の事件において失踪していた人物たちでした。犯人が警官かもしれないとト・チグァンが考えていた事件でした。

皆、容疑をかけられ捜査を受けているさなかに失踪していました。

その資料をチョ・スヨンに預けたので、身元の特定がはかどったのです。

 

チョ・スヨンから報告を受けたヨングンはそれをすぐに庁長に報告しました。

そうすることで、捜査に加わろうと考えたのです。

でも、彼らが加わることは犯人が警官だと世間には思われてしまいます。それはまずいと庁長は考えました。

ヨングンが事件の中で父が重要な役割をしていると考えられると言いました。黒幕の可能性があると。

パク次長は、検察との兼ね合いが・・・と弱気な発言をしました。

「私たちが検察の顔色を窺う必要はない。」

庁長がきっぱりと言いました。

そして、死体遺棄の事件とは別に、ヨングン父の捜査を任せたのです。

「殺人事件はチャン班長が、キム・ジェミョンはト班長が捜査しなさい。」

決定が下りました。

 

「ペク・ソンチョルが海外に逃亡すると言う情報を誰から得た?」

と、ト・チグァンがチャン・へリョンに聞きました。

この質問、重要な意味がありそうです。チャン・へリョンは一瞬言葉に詰まった感じを見せましたし、行きかけた庁長の足も止まりました。パク次長も、その場にいた他の刑事たちも、チャン・へリョンの答えをじっと待ちましたし。

「ペク・ソンチョルの妹からだ。」

その答えを聞いて、皆がほっとした様に一斉に動き始めた・・・そんな感じです。

 

ペク・ソンチョルの妹ソンイは、ヨングンの事情聴取にきちんと答えました。

兄から海外に行くと聞いた。それをチャン・へリョンに伝えてくれと言われたので伝えた・・・と。

でも、黒幕について聞くと、弁護士が来てから・・・と言いました。

ヨングンはたくさんの警官の写真をソンイの前に並べました。

ヨングン父、チャン・へリョン、ト・チグァンの写真もありました。

「指を差して。そうすれば何も聞かない。」

ヨングンが言いました。

指差した


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