まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』14話まで

2020-08-15 14:50:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

発見された男二人は、共に捜査線上に浮かんでいた人物でした。

2人とも指を切り取られていました。

帳簿を入手したから、組織を整理し、弱点を消そうとしたに違いないとト・チグァンは言いました。

 

これは地検長が関わっているとト・チグァンは睨んでいました。

まだ麻薬を止めていないに違いないと。

パク次長に地検長逮捕を進言しました。このままではパク次長も疑われるぞと脅しました。

この事件の直前、何者かが現場から検察庁に電話した事実を掴んでいました。

警察に口実をつけてやってくるよう仕向け、そこで緊急逮捕する策を提言しました。

で、計画通りに行くかと思ったのに・・・。

 

やっぱり、ト・チグァンとハン・テジュの考え方が違うのが捜査を混乱に陥れる大きな要因だと言えましょう。

ト・チグァンは“亀”だけでなく、黒幕まで捕まえるつもりでいます。“亀”は組織にとって道具でしかないのですから。

でも、ハン・テジュは道具でも良いのです。自分を襲った本人を捕まえればそれでよいのです。それが復讐だと考えていますから。黒幕まで捕まえるなんて、キリが無いと思っています。

事件の記憶は彼女のトラウマとなっていました。殺人犯を捕まえることで、平穏な人生を歩めるようになると思っているのです。

ト・チグァンは、徐々に自制心を失いつつあると思われる“亀”が、自殺を装って殺されるかもしれないと思っていました。罪を償わないで死ぬなんて、許せないだろうし、事件自体がうやむやに収束されてしまうのも我慢ならないでしょうから。

それで満足ですか?と言われ、ハン・テジュは今回の案に協力することにしたのです。

 

地検長が警察にやって来ました。

庁長就任を祝うためと、今回の事件の捜査記録を渡すと言われて、のこのこやって来たってわけ。

前もって、地検長に麻薬疑惑があると言う情報を流し、記事にしてもらいました。

で、逮捕して麻薬検査をすると言う流れでした。

で、ト・チグァンとヨングンが検査を要求すると、当然の様に地検長拒んだため、緊急逮捕すると抑え込みました。

そして毛髪等の採取をしようとしたとき、突然ハン・テジュが口を挟んだのです。

「私を弁護人にしてここから出ます?」

おいっ・・・ですよね、ト・チグァンとヨングンにしてみれば。

逃げるためなら、何でもする気になってる地検長がその案に乗らない筈がない。

結局、ハン・テジュが地検長と共に警察から出て行くのを、見てるしか出来なかったのですよ、不正捜査チームは。

「警察は、警官の“亀”をかばおうとするかも。」

と言うのが、裏切ったテジュの言い分です。

要するに、彼女は今でも警察を全然信用していないと言う事です。

 

元々、利己的だとは思っていましたが、ここまでとは・・・。ハン・テジューっ

 

自分の事務所に地検長を連れて来たハン・テジュ。

ハン・テジュは地検長に、血液を浄化すれば検出されない・・・などと言いました。それを教える代わりに殺人犯を教えろと言いました。

毎回このセリフばっかりです。

地検長が口にしたのは、“チャンサ会”という組織の名前。

警察のエリートが検察の真似事をしてると言いました。目的は犯罪撲滅。

チャンサ会が使う殺し屋も警官だ・・・と地検長。

 

ト・チグァンとヨングンがハン・テジュの事務所のビルにやって来ました。

でも、ロビーでジェシクが待機してて2人を止めたのです。

事務所の前で待つから・・・とチグァンが言い、3人で上がっていきました。

すると、なんと、事務所の前に血痕がドアの鍵は開いていました。

彼らが見たのは、こめかみを撃たれて死んでる地検長の姿。そして、パニックになって銃を構えるハン・テジュ。

ヨングンがロビーに降りましたが、もうそれらしい人物の姿はありませんでした。

銃は、埋められて遺体のうち、一番最初に殺されたと思われるチャン・ヒョングのモノでした。ヨングン父が持ってたものだよね?あれ・・・その後どーなってたんでしたっけ

 

当然、現場にいたハン・テジュはチャン・へリョンの取り調べを受けました。

自殺なのか、ハン・テジュが殺したのか・・・と。

テジュは、地検長は自殺し、自分はそれを見て錯乱し幻覚を見たと言うシナリオにしようと?・・・と、チャン・へリョンに言いました。それとも、殺人犯にしたいの?・・・と。

何があったのかを知りたいだけだとチャン・へリョンは言いました。

拳銃には、地検長とハン・テジュの指紋がついていたようです。テジュの手からは消炎反応も出たようです。

 

パク次長は自殺を主張しました。このタイミングで、例の麻薬を吸引している動画がマスコミに流れたので、犯行がばれるのを恐れたんだと。

この情報をマスコミに流したのは、パク次長でした。

経緯を聞いたト・チグァンを、何も知らないと突っぱねました。

 

我々だけじゃ無理だと、ト・チグァンはチョ・スヨンの“彼氏”に協力を求めました。

なんと、それは庁長でしたよ。

庁長はまずハン・テジュを取調室から解放しました。

テジュは取り調べに素直に応じてはいましたが、やはりショックを受けていまして、病院に行かせてくれと言っていたのです。

 

取調室から出たテジュと共に、不正捜査チームの部屋に集まった面々。

庁長を囲んで、ト・チグァン、ヨングン、チョ・スヨン、そしてハン・テジュと言うメンバーです。

パク次長が疑惑の対象者だということでは皆一致した考えでした。

チャンサ会について、庁長は名前だけは知っていると言いました。

庁長は会員ではないのですか?とト・チグァンが聞きました。

「だったら、私は今ここにいない。」

庁長が微笑みながら言いました。

スヨンはこのままチームに残ることになりました。皆異論はありません。

 

ハン・テジュはト・チグァンに事件のあらましを話しました。

地検長と話している時、突然入ってきた人物が、地検長を撃ったのです。ヨングンを襲った時と同じように、全身黒づくめで黒いマスクをつけていました。

でも・・・やっぱり女性っぽいんだけど

人物は銃を地検長に握らせ、部屋を出ようとしました。

それを見たハン・テジュは地検長の手の銃を取って後を追い、2発発射。どこかに当たったみたいです。

その血しぶきが入り口の壁に銃弾の跡と共に残りました。

しかし・・・鑑識が入った時、その血痕は既に無かったのです。だから、現場からは地検長の血痕しか検出されませんでした。

ヨングンもト・チグァンも、事件直後に壁の血痕に気づいていました。

血液を調べたら誰の物かはすぐに分かると思っていました。

 

地検長の血痕しかなかったと聞いたト・チグァンは、ハン・テジュがふき取ったと察しました。

テジュも認めました。

おいっまた

ここまで警察を信用していないなんて・・・。個人の力じゃ無理でしょ。

ムカついてきたわ、ハン・テジュに

 

でもね、ジェシクはちゃんと血痕の一部を保存していましたよ。民間の検査機関に回すつもりなんでしょうね。

 

新しい事実が出て来ました。

高麗クリーニングの焼却場から持ってきた一番最近の灰の分析をジェシクの知り合いに頼んでいたのですが。

それに麻薬が混じっていたと慌てて知らせて来たのです。

そこから麻薬の流通の一つの仕組みが明らかになったのです。

売人が扱っている麻薬は、警察が押収した麻薬でした。

通常、それは焼却処分になるのですが、一部を高麗クリーニングは焼却せずに隠匿していたのです。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』13話まで

2020-08-15 13:18:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

この作品のあらすじをまとめるのが難しい理由。まだありました。主人公たちがバラバラな考え方をしてるところ。仲間の筈なのに、隠してる事が多い。情報を報告せず、単独行動が多いし。

お互いを信用していないせいなんだけど、だから、事が余計にややこしくなってしまうんですよね。

説明下手な私には、結構大変な作業となっております。

 

ヨングンは、ソンイ殺害疑惑の対象がト・チグァンにあると言いました。

チャン・へリョンから聞いたチグァンの行動を突きつけました。

ソンイを殺したのなら、もしかしたら自分の両親を殺したのもチグァンか?・・・と思って当然です。

銃を突きつけ、真実を要求しました。

ト・チグァンは、口を開きました。

 

「お父さんは無実だった。私は捜査過程でミスをしたが、誰も殺していない。」

ヨングンがチグァンに飛び掛かりました。

派手な格闘になりました。

おいおい・・・人の事務所で何を

めっちゃめちゃになってしまいましたよ

 

ハン・テジュが帰って来ました。

その時、彼女の携帯にソンイから電話がかかってきたのです。死んだと思われている・・・。

 

チグァンが、ソンイは生きていると叫び、ヨングンは殴り掛かるのを寸止め。

ヨングンは、15年前、証言したことを後悔していました。周囲の皆は父が犯人なのかと問いました。だから、彼もそれにこたえる証言をしてしまったわけで。それが真実だったとしても、見た事の意味を考えずに証言した結果が、今に至っていると。

父だろうとチグァンだろうと、犯人であることが真実なら、殺してしまおうと考えていた・・・と、ヨングン。

同じ過ちを繰り返すわけにはいかない・・・と言いました。

「周りに惑わされず自分で判断します。」

 

浴室で見たのは、チーム長ですか?・・・とヨングン。

「ああ。」

と答えたチグァン。

「証拠を偽造してお父さんを捕まえた。その時は正しいと思っていた。済まない。」

 

その時、ハン・テジュが入って来ました。

部屋の荒れ様に驚き呆れました。

で、言いました。ソンイから連絡が入ったと。

ト・チグァンの指示でマンションの別の部屋に隠れていたと言ったようです。

 

ここでやっとト・チグァンの単独行動と、その理由が判明。

もっと早くヨングンとハン・テジュに話していたら、もっと事はスムーズに進んだんじゃないかと思いますけどね。2人を信用していなかったのでしょうか。

要するに、ソンイを守るのと同時に、ソンイが死んだと見せかけて犯人をおびき出そうと考えたのです。

チグァンは、殺人犯だけじゃなく、その背後にいる黒幕、組織をも一網打尽にしたいと考えています。殺人犯だけ捕まえたいと考えているテジュとはそこが違いました。

以前、ト・チグァンがチョン会長に会っていたのは、交渉するためでした。不正を見逃す代わりに、腐敗警官を教えてくれとチグァンは言ったのです。チョン会長側には、捜査情報が筒抜けだったようです。チグァンの証拠捏造のことも含めて。

「間違った選択には、代償が伴うと、その時悟りました。」

 

帳簿の行方は全く分からないままでした。

 

そして判明したことがもう一つ。

やっぱり、チョ・スヨンの“彼氏”は本当の彼氏じゃありませんでした。

彼女を不正捜査チームに配属させ、ト・チグァンの行動を監視させていたのです。いわゆるスパイですな。

スヨンの机の上に置いてあったマスコットの中に隠しカメラがセッティングされているのを、偶然ヨングンが見つけたのです。

スヨンのPCを調べると、そのカメラの映像のファイルが保存されていました。

ヨングンはチグァンにこの事を報告しませんでした。

でもね、まさか・・・と、自宅を捜索したのです。隠しカメラがあるんじゃないかと。

安心しました。ありませんでしたね。

 

翌朝、出勤しようとしたヨングンは、ふと気づきました。

父が絶対にほどけない靴紐の結び方をしてある・・・と言っていたのに、これまで何度も右足だけほどけたことを。その日もほどけていました。

気になって靴の中敷きを取ってみると、ありました。USBが

帳簿です。

 

父は息子に託したのです。息子しか考えられなかったのでしょう。

 

2004年から2017年までの記録がありました。年別、人物別にファイルがありました。

父のファイルには何も入っていませんでした。

ト・チグァンのファイルもありました。収賄に関する記述は無く、ヨングン父の事件の証拠捏造の事が記されていました。“チャンサ会”を追跡中という記述もありました。

チャンサ会というファイルには、パク次長や地検長の名前がありました。

地検長の個別ファイルには、動画が。どうも薬物を摂取しているようです。

 

「見つけました。」

ヨングンがト・チグァンに連絡しました。

 

ヨングンの家の玄関で物音が。

不審に思ったヨングンが見に行くと、突然、後ろからワイヤーで首を絞められちゃった

キム室長と同じ手口です。

あっという間の犯行でした。ヨングンでも抵抗出来ませんでした。

全身黒づくめの人物は、USBを抜き取り、PCを風呂の中に沈め、ハサミを準備。指を切るためですよね

「人間らしさはどこから来る?」

と、変声機を通した声で言いました。

ヨングンが必死に銃を構えました。

犯人は逃走しました。

ヨングンは銃でワイヤーを止めたドアノブを撃ち、息が詰まる寸前で助かりました。

 

外まで駆け出したヨングンですが、もうどこにも姿はありませんでした。

それにしても・・・あの犯人、小柄な感じがしたんだけど?まさか、女性

 

犯人の目的が最初からUSBだったのか、ヨングンを殺そうとして偶然発見し、持ち去ったのか、判断出来ませんでした。

 

チョ・スヨンはト・チグァンから連絡があった時、てっきり自分のスパイ行動がばれたと思いました。

隠しカメラにヨングンが気づいたことを知ったからです。

でも、ヨングンは報告していませんでした。スヨンのこれまでの仕事ぶりを見て、卑怯な人物ではないと分かっていたからでしょう。

ありがとう・・・とスヨンが言いました。

話す時間が無かったからだ・・・とヨングン。照れ隠しに聞こえます。話す気も無かった・・・と続けました。

「上層部の指示です。単にチーム長を監視してくれとだけ言われました。」

捜査情報は洩らしていないとスヨンは言いました。

 

ヨングンは、自分が見ることが出来た分の帳簿の内容を、ト・チグァンとハン・テジュに報告しました。

地検長の麻薬使用現場の動画の話は、流石に彼らも衝撃を受けました。

 

ハン・テジュはパク・シヨンに事情を聞きに行きました。麻薬絡みということは、チョン・ハヌクにもつながるわけですから。元側近なら何か知っているはずだと考えたのです。

パク・シヨンは説明しました。

前任者の戦略チーム長が失踪し、シヨンが捜索に当たりました。検察がチョン会長の背任を内偵捜査している最中のことだそうです。捜査の指揮を執ったのは、現在の地検長。その中で、彼は指を切断されたのです。

シヨンは、その犯人を“亀”と呼びました。

「ヤツに会って生き延びたのは私たちだけだ。」

パク・シヨンとハン・テジュです。

 

庁長とパク次長に、ヨングンが帳簿を見つけたが、賊に襲われて奪われたと報告。

帳簿を見ました・・・とヨングン。

その瞬間、パク次長の顔が強張りました。

「見ている時襲われたので、はっきり覚えていませんが、地検長の名がありました。白い粉を鼻から吸引する動画でした。」

衝撃的な情報です。

庁長は、調べるよう指示。麻薬事件との絡みも含めて。

「協力が必要なら言って。」

と、庁長は言いました。

これは、敢えて餌を投げたということですね。

 

ヨングンを襲った人物が置いて行ったハサミから、10人分の血液が検出されました。

勲章のようなものだ・・・と検視官は言いました。

「私と元夫の血と照合してください。」

ハン・テジュが言いました。

 

麻薬の流通を調べていたト・チグァンとヨングンはスパムメールで指示を受けていた売人を逮捕。メールの指示に従ってある場所に行きました。

そこで、なんと、二人の男性の遺体を発見したのです


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