まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』

2020-08-20 17:11:17 | 韓国映画のエトセトラ

コン・ヒョジンさん、リュ・ジュンヨルssi、チョ・ジョンソクssi出演のアクション物。

 

コン・ヒョジンさんは警察庁の内部調査課に属するエリート警察官。

警察庁長官の収賄事件を追っていました。

しかし、決定的な証拠だと意気込んだドライブレコーダーの映像を手に入れることが出来ず、証人も自殺未遂なんぞを起こしたため、内部調査課は解散させられていまうんです。

で、次に彼女が命じられたのが、ひき逃げ専門班への異動。

 

そこは、臨月に入ってる課長とリュ・ジョンヨルssi演じる若手警官しかいないと言う完全に窓際的な部署。

でもね、頼りないと思えたリュ・ジョンヨルssiが、想像以上に出来る警官だと判明。

それに、過去、暴走族で麻薬の売買をしてた相当なワルだと知り、ヒョジンさんの見る目が違って来ました。頼りになる相棒と判断したのです。

彼が更生したのは、事故を起こして警官に酷い怪我をさせてしまった事が切っ掛けでした。

その警官が本当に良い人で、彼を養子として迎えてくれたのです。それ以来、本当の父と息子のように生きてきたのです。

 

彼らが追うのが、チョ・ジョンソクssi。

これまで明るく愉快なジョンソクssiしか見て来なかった私。

こんなに憎々しい姿、お初でした。

 

彼はJCモータースの会長。

感情が高ぶるとどもってしまう習性があります。

しかし性格は本当にぶっ飛んでて。

常人じゃ理解できない人間です。

彼は、猛スピードで車を走らせることが常で、それによって事故も何度起こしたか分からないくらいです。

 

ジョンソクssiが起こしたひき逃げ事故を追うジョンヨルssi。

これがヒョジンさんが追う収賄事件ともつながります。

 

圧倒的なワルと、それを検挙しようとする元ワル。そしてエリート女性警官。

対比がくっきりしています。

とにかく、チョ・ジョンソクssiの悪役ぶりが際立っていました。

ラスト、カメオ出演なのか、キム・ゴウンさんがちらっと出演されています。

 

コン・ヒョジンさん、私はお久しぶりだったのですが、相変わらずの演技達者。

柔らかい女性から、こういう硬派な女性まで、どんな役も完璧に演じてくれます。

そして、リュ・ジョンヨルssi、この方も魅力的な俳優さんだなあと思いました。

以前から気になってはいたのですが、作品を見る機会が無くて。

決してハンサムじゃないのに、とても魅力的に見えます。

別の役も見てみたいものです。


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「TSUTAYAアジアMAGAZINE」2020 9月号

2020-08-20 14:00:35 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

猛暑が続いている四国です。

いえ、全国的に猛暑ですね。

まだ秋の気配は感じられません。

でも、この冊子ではもう秋の雰囲気です。

 

観たらハマる!最新時代劇

俳優“今コレ”!キム・ミンジェ特集

「コッパダン~恋する仲人~」・・・9/2レンタル開始 ブログでの記事は、こちらから。

 

今月のイチオシ!

俳優“今コレ”!チャン・ギヨン特集

「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」・・・9/2レンタル開始

 

その他レンタル情報

「ビッグイシュー~正義か悪か~」・・・9/2レンタル開始

「君の歌を聴かせて」・・・9/2レンタル開始

「ウェルカム2ライフ~君と描いた未来~」・・・9/2レンタル開始

「太陽の帝国~復讐のカルマ~」・・・9/2レンタル開始

「世界で一番可愛い私の娘」・・・9/2レンタル開始

「花道だけ歩きましょう~恋の花が咲きました~」・・・9/2レンタル開始

「長沙里9.15」・・・9/2レンタル開始

「悪魔は見ていた」・・・9/2レンタル開始

「熱血司祭」・・・10/2レンタル開始 ブログでの記事は、こちらから。

「彼はサイコメトラー」・・・10/2レンタル開始。

 

ず~っと視聴が出来なくて、途中で止まったままの「コッパダン」。ようやくレンタルで〆ることが出来そうです。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』完観

2020-08-20 01:15:29 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャン・へリョンの手についた蛍光剤は、部屋の至る所について青白く光っていました。

本人がいなくても、本人の行動はそれで追えました。

極めつけは、娘の肩と頭。撫でたと言うのが分かります。

ヨングンは自宅に戻りました。

きっと、チャン・へリョンはそこにいると思ったのです。

 

ヨングンの勘は当たっていました。

拳銃を前に置いて、チャン・へリョンはソファーに座っていました。

パク次長に脅されていたんだ・・・とチャン・へリョン。

やっぱりいつまでも人のせいにして自己肯定しようとするんですねぇ。

「罪を償ってこそ、いい父親、いい夫です。僕より長い時間家族と過ごしてください。」

ヨングンは言いました。

なのに・・・まだチャン・へリョンは罪を認める決心が出来ていません。

ヨングンさえいなければ・・・と突然殴りかかって来たのです。

ま、若さには負けますよね。

チャン・へリョンは勝とうとは考えてなかったのでしょうか。ヨングンに殺してほしかったのでしょうか。それが彼のプライドを守る唯一の方法ですが・・・。

「生きて地獄に耐えるんです。父の様に。」

ヨングンはそう言い、チャン・へリョンを連行しました。

広域捜査隊の者たちは、呆然と自分たちの上司を見つめました。

 

ト・チグァンとヨングンは、パク次長の養魚場で証拠を捜しました。

チャン・へリョンが使った包丁とかです。

で、発見しました。

養魚場の池の中に沈めてあったのです。

 

チャン・へリョンはパク次長の殺害を認めただけで、それ以上は口をつぐんだままでした。

ハン・テジュが全部話すよう言いましたが、スルーするだけでした。

その時、ト・チグァンから連絡が入りました。ヨングン母を殺した凶器等の証拠が見つかったと。

パク次長に、また亀になれと言われたんだ・・・とチャン・へリョン。

「無慈悲な亀たちが他にいる。パク次長が死んでも、チャンサ会はなくならない。」

それを聞いたハン・テジュが言いました。

「良かった。これで終わったら寂しいので。」

 

「キム・ジェミョン、パク次長、地検長の3人がチャンサ会を作ったことにする。」

と、庁長が言いました。警察にとって最善の収拾案なんでしょう。皆死んでしまっていますしね。

あと数人を捕まえて終わりにしましょう・・・なんてね。

納得ができないト・チグァン。

 

マスコミの記者会見において、ト・チグァンはチャンサ会について詳細に発表しました。

成り立ち、犯して来た殺人等の犯罪などを。

そこまでは準備された原稿を読んだト・チグァン。

でも、次に話し始めたのは、チャンサ会の真実の姿。チャンサ会がエリートの集まりだと思われているが、本当はそうではなく、自らをエリートと信じて疑わない警官やエリートに憧れていた警官たちだった・・・と。

「彼らは正義の名の下、多くの罪を犯しました。組織の幹部が自分たちを守ってくれると信じていたからです。彼らは今この時も死人に全責任を負わせ巧妙に逃れようとしています。」

記者会見を見ていた本庁のお偉いさんが怒って止めようとしました。

でも、庁長がそれを阻みました。

 

ト・チグァンは、パク次長の犯罪、そして自分が犯した証拠捏造という罪も隠さず発表しました。

「過去は変えられませんが、隠してはいけません。それでは何も変わりません。自らの非を認めるべきです。そうしなければ警察は不信感を払拭できません。」

記者たちから、チャンサ会の名簿等の資料公開を望む声が上がりました。

「検察、警察の関係者リストと犯罪の証拠、政官界にばら撒かれた賄賂の帳簿、これらを国民権益委員会とマスコミ各社に送りました。」

と、ト・チグァンが言いました。

その頃、ヨングンとチョ・スヨンが、一斉送信を完了していました。

 

ヨングンは満足していました。

ト・チグァンの償いの仕方を見たと思ったでしょうね。

 

「私はただ自分が正しいと思う事をしたい。必要なら手を血で染めます。地獄に落ちる覚悟で。」

ト・チグァンは、そうハン・テジュに言いました。

これが彼の生き方なんですね。

 

検察に送致されるとき、チャン・へリョンがヨングンに何か囁きました。

それを聞いて、ヨングンはパク次長の通話記録を調べました。最後の通話相手は庁長・・・。チャン・へリョンの通話でも、庁長が・・・。

庁長室に向かったヨングンは、紫外線ライトをドアノブに当てました。

青白く光りました。

PCも・・・。

で、動くのかと思ったら、ヨングン、何もしません。

 

それから1か月が過ぎました。ト・チグァンは不正捜査チームを辞めたようです。

でも、ある日、庁長が彼を呼び出しました。

検察警察の双方が信頼回復を狙って、共同の不正捜査チームを作ったと言うのです。

捜査権は与えると言いました。昇進は望むなと。

検察からも1人派遣されると言いました。

ハン・テジュでした。彼女は検事に復帰したのです。

 

ヨングンがこの日、やっと動きました。

庁長に言ったのです。パク次長が死んだ日、チャン・へリョンと会いましたね・・・と。

そして、ト・チグァンにも

「庁長と取引しましたね。」

・・・と。

チャン・へリョンは、ヨングンに

「庁長にパク次長を殺せと指示された。ト・チグァンも怪しい。」

と、呟いたのです。

 

ト・チグァンはパク次長が殺された日、庁長を訪ねていました。

PCに蛍光剤の跡があったのを確認しました。

庁長は、自分は何も知らないと言いました。

でも、ト・チグァンは誰の指示があったのか調べると冷たく言ったのです。

庁長はそれでも無関係だと言いました。

そこで、ト・チグァンは庁長に辞任を勧めたのです。警察より国会が似合う・・・と。対面を保てますよね。

見逃してあげるということです。

庁長は、だから、チグァンが会見で全てをばらすのを黙認したんですね。

 

何故かとヨングンが聞きました。

新不正捜査チームへの復帰も計画通りなのかと。

「捜査は時に心を鬼にしてすべきものだ。自分の行いが正義だと思ったことはない。ただ、悪い警官を捕まえるだけだ。」

僕も言いましたよね・・・とヨングン。

「本当に地獄に落ちると。」

いずれチャンサ会が亀にさせたように、ト・チグァンもなるかもしれないと言いたかったようです。

いいや、そうはならない・・・とチグァンは言いました。

君はこれからどうするつもりだ?・・・とチグァンが聞きました。

「僕はチーム長を見張ります。」

チグァンは頷きました。そうしろ・・・と言いました。

彼らはお互いを見張りながら、自分が正しいとおもう捜査をする決心をしました。

 

続編、ありそうです。

入院中のパク・チャニ刑事、“亀”に襲われました

 

刑事もののドラマはたくさんありますが、一風変わった作品です。

なにせ、主人公が正統派刑事じゃない。世間一般で言うところの、“正義”を遂行する刑事じゃないんです。いや・・・実は悪人と言うのではなく、自分が思うところの正義を追及するのですが、手段を選ばないってところですね、普通と違うのは。

騙しとか、脅しとか、取引とかと言う手段を使うのを躊躇わないのです。

だから、心情がイマイチつかめないのですが、それだけに面白い

それぞれが葛藤を抱えつつ、気を緩めたら奈落に落ちてしまうのを必死に堪えている、そんな感じ。これが警察という職業のリアルな姿なのかもしれないと、ふと思いました。


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