まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』18話まで

2020-08-18 22:52:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨングンは、パク・シヨンに会い、チャン・へリョンの家に強盗に入った男チ・ギルスについて聞きました。

かなり質の悪い男だったらしく、警官も何人か怪我をさせられたようです。

逮捕の時も大暴れしたので、指を折ったとか・・・。

これでチャン・へリョンの娘ジユンの指を切った理由も分かりました。

ヨングンの記憶が鮮明になりました。

母を殺したのはチャン・へリョン。そして風呂場に隠れているヨングンに言ったのです。

「忘れろ。お母さんのように死にたくなければ。」

幼いヨングンは、恐怖でこの時の記憶を封じ込めた形となってしまったのです。思い出したくないと。

 

チャン・へリョンは、ヨングンの記憶が戻ったのではないかと思いました。

確信は持てませんが、その可能性があると。

 

連絡の取れなくなったヨングンが心配でならないト・チグァン。

彼がパク次長から聞いた名前は、チャン・へリョンだったのです。

でも、ヨングンには言えませんでした。暴走するかもしらないから・・・。

そんな時、チョ・スヨンからヨングンがジユンと会った後、パク・シヨンに会いに行ったと聞きました。もしかしたら、気づいたのか?・・・と不安が一層募りました。

 

チャン・へリョンはヨングンに連絡を取ろうとしましたができません。

しかし、帰宅して、そこにヨングンがいるのを見た瞬間、全てがばれたと悟ったのです。

と同時に、妻と幼い娘が危ないとも。

 

15年前のあの夜、両親が何かの問題で言い争っているのを、寝ぼけ眼で見たヨングン。

次に彼が見たのは、父が外出した後、家に入ってきたチャン・へリョンに母が刺されてしまった瞬間。

包丁を持ち出したのは、ヨングン母でした。でもそれはヨングンを守るため。

チャン・へリョンは決して殺すつもりは無かったのです。包丁を振りかざして向かってくるヨングン母と争った挙句、刺してしまったというのが、本当のところでしょう。

死んでしまったヨングン母を呆然と見たチャン・へリョン。こうなったら、何としても隠すしかないと考えたのです。で、ヨングンを脅したと言うわけです。

部屋から出ようとしたとき、かかってきた電話が、ト・チグァンからのものでした。

その後、チグァンが部屋に入ってきたと言うわけです。

 

それにしても、この時、ヨングン父、チャン・へリョン、そしてト・チグァンの間で何があったのでしょう。

 

ヨングンはそれらの事を、全て鮮明に思い出すことが出来ました。

 

チャン・へリョンは妻を使いに出しました。

妻は、2人の間に何か不穏な雰囲気を感じ取ったようです。素直に従いました。

 

「自首してください。」

ヨングンが言いました。

チャン・へリョンは眠る娘を見に行きました。

出来ないと思ったようです。

殺した方がマシだと思ってここに来ました・・・とヨングン。

「でも、ユンジが可愛く挨拶してくれ、この子を自分と同じ境遇にしたくないと思った。」

チャン・へリョンは、チ・ギルスは殺されて当然の奴だった・・・と言いました。

娘が指を切られたんだ、君なら耐えられるか?・・・とチャン・へリョン。

「なら、僕の母は?」

そう言われると、言葉に詰まるチャン・へリョン。

「だから君を生かした。顔を見られたのに、敢えて生かした。君に会うたび怖かった。だが、手は出さなかった。君を生かすためにキム・ガンウクを射殺した。だが、君は殺せなかった。君の母親は事故だった。」

犯罪者にしか手を出していない・・・と。

後は取調室で・・・とヨングンが立ち上がったら、チャン・へリョンは縋るような目で言いました。

「娘を殺人犯の子供にしたくない。君なら分かるだろ?」

おいおい・・・そりゃ、勝手な言い分でしょ。

「なら僕は?僕の家族は殺されたのに、同情しろと?」

ですよね

 

挙句の果てに、チャン・へリョンは叫びましたよ、自分は道具に過ぎなかったと。

力になるから、チャンサ会の幹部を捕まえよう・・・なんて。

「私たち家族にチャンスを。」

と、今度は泣き落としです。

ヨングンは冷静に言いました。自首しろ・・・と。

それはできない・・・とチャン・へリョンが言った時、妻が帰宅しました。

2人のピリピリした雰囲気に声も出ない様子です。

「賢明な判断です。なら、娘さんたちを気にせず班長を捕まえるられる。」

丁寧に一礼して帰ろうとしたヨングンが思い出したように聞きました。

なぜ人間らしさを問うんだ?・・・と。

「人とは思えない連中が自分と動物の違いをどう考えているのか、気になった。」

と、チャン・へリョンが答えました。

「自問しては?自分が人間かどうか。」

と、ヨングン。

 

チャン・へリョン、やっぱり全く反省などしていないし、保身しか考えていない事が分かりました。

チャン・へリョンの家を出た直後、ヨングンは男たちに襲われたのです。

でもそれは怒りを必死に抑えて来たヨングンにとって、吐き出す切っ掛けになっただけでした。狂気さえ感じさせるヨングンにとって、敵じゃありませんでした。

チャン・へリョンに男たちの携帯から連絡を入れました。

どうなった?と聞いたチャン・へリョン。自白したも同然ですわ。

「今すぐ行くので、待っててください。」

チャン・へリョン、慌てて妻子を実家に帰しました。

 

チャン・へリョンはここに至っても、嘘偽りでヨングンをハメようとしました。

家の中を荒らし、大声を上げ、争ってる風を装いました。

そして、ヨングンが入ってきたら、射殺して、身を守るために・・・とせいぜい過剰防衛ってことで収拾しようと考えたのです。

ところが、入ってきたのはト・チグァン。

一瞬、戸惑ったチャン・へリョン。予想外の出現ですから。

 

直後にヨングンが銃を構えて入って来ました。

ト・チグァンが必死に止めました。でも、ヨングンは銃を下ろしません。

チャン・へリョンを処罰したところで僕の家族の人生は取り戻せない・・・と。

「過去を取り戻すためでも、君が警官だからでもない。君のためだ。今こいつをう撃てば、お前の父親は殺人犯のままで終わり、こいつは殉職したことになる。そうなったら、君の両親の無念は晴らせない。」

チャン・へリョンはそういう魂胆だったのです。

自分がヨングンを殺せれば良いけど、万が一自分が殺されるようなことがあってもそれは殉職で済むと。

 

「ヨングン、撃てば私たちのようになる君は誰も傷つけていない。私たちとは違う。」

ト・チグァンが必死に言いました。

ヨングンの脳裏に、母の最期、父との最期の会話が蘇りました。

 

ヨングンは銃を下ろしました。

父の無実を証明するために。

 

逮捕されたチャン・へリョン。

でも、素直に事実を話すわけはありません。最後の最後まで足掻く人間ですから。

何を言っても知らないと繰り返しました。

これからが正念場となるでしょう。

 

ト・チグァンとハン・テジュは、ヨングンに少し休めと言いました。

素直に家に帰ったものの、なかなか入れません。

15年前の記憶が鮮明になった今、やはり躊躇するところがあるでしょうね。

やっと入った直後、ハン・テジュが来ました。

「私は誰かが傍にいるだけで慰められる。あなたもそうかと思って。」

と、テジュ。

「ありがとうございます。」

少しほっとしたような表情でヨングンが言いました。

 

ト・チグァンはパク次長に会いました。

チャン・へリョンの娘ジユンの指の手術費用を出したのは、パク次長でした。

それを恩に着せ、チャン・へリョンにチ・ギルス殺害を教唆したのです。生かしておいては、この後、ずっとチ・ギルスの陰に怯えて暮らすことになるぞと。

「警官は検察とは違って直接被害者と接する。だから被害者の苦しみに共感する。」

と、パク次長。

義憤から判断が鈍る事もある・・・とト・チグァン。それで“亀”を作ったのか?と。

 

その時、何かに気づいたト・チグァン。物音がしたのかな?

気配を感じたようで、銃を構えて取調室を出ました。

が、誰もいません。

この隙に、パク次長が殺されるのかと思いましたよ、あたしゃ。

 

庁長から連絡が入りました。

パク次長を帰せと言うのです。翌朝、在宅捜査に切り替えられるんだとか。

また上層部からのお達しですね。

 

「気を付けてください。今はかばってもらえても問題が起こったら亀が指に噛みつきに行くかも。」

ト・チグァンが言いました。

今のうちに聞きますけど、チャンサ会のボスは?・・・とト・チグァン。

「お前も知ってる人だ。」

と、パク次長。

知ってる人?私も知ってる・・・知ってるよね、絶対に。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』17話まで

2020-08-18 15:25:49 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユン・ジフンはチャンサ会と手を結んでいます。まぁ、利用しているということでしょうか。

パク次長を釈放させたうえで情報を仕入れ、パク次長やチャンサ会に復讐しようと考えたようです。

そして、今は、ハン・テジュに復讐しているのです。

やはり、自分の指を切るよう選択したテジュが憎いわけです。

それなら私の指を切れば?ヨングンは解放して・・・とテジュ。

ユン・ジフン、7年前にそう言ってほしかったでしょう。今そう言われたら、却ってヨングンを傷つけたくなりましたよ。

自分だけがこれほど苦しんでいると言うのに、テジュは自分の気持ちのままに復讐しようとしている・・・。ジフンに罪悪感など抱いていないように見えました。

もう時間だ・・・とユン・ジフンがヨングンの親指を切ろうとしました。

「やめて

必死に叫んだテジュ。

ジフン、やはりそこまで惨いことは出来ませんでした。

切ろうとして、止めました。

 

ト・チグァン、ちゃんと解毒剤を持っていました。

それをパク次長に見せ、ユン・ジフンの連絡先を教えろと言いました。

あっさり教えてくれましたよ、パク次長。そりゃぁ、命がかかっているんですもんね。

その番号の位置追跡から、ユン・ジフンの居場所が分かりました。

そして、ジフンに電話したのです。

パク次長からだと思ったジフン。出たのがト・チグァンだと知って、計画が失敗したと気付きました。

「早く逃げてください。警察が行きます。」

何故知らせてくれたのですか?とジフンが問うと、

「あなたを泳がせてチャンサ会を捕まえるためです。」

と、チグァンが言いました。

 

ユン・ジフンは、あっさりと手を引きました。

少し冷静になっていました。

お前も壊れればいいと思った、そうしたらお前も俺を理解できるだろうから・・・とジフン。

これが本音でした。

「憎しみがあれば生きていける。あなたは私を憎み続けて。私はあの亀を憎み続ける。」

ハン・テジュが言いました。

 

ユン・ジフンは去り、ハン・テジュとヨングンは無事チョ・スヨンとジェシクに保護されました。

 

ト・チグァンは、解毒剤を注射する前に、もう一つ聞きました。ヨングン母を殺した人物です。

チグァンの耳元でパク次長が囁いたようです。

USBは、ゴルフバッグの中に隠されていると言いました。

それを聞いて、やっとチグァンは解毒剤を打ちました。

 

ヨングンは、縄を解いてもらうとすぐにユン・ジフンを追いました。

おそらく公衆電話からチャンサ会の指示を受けると思い、一番近い公衆電話に駆け付けると、そこにあったのはユン・ジフンの携帯。

ジフンは、最後にヨングンにチャンサ会の指示を伝えたのです。

ある場所に行くようにと言う指示でしたが、ユン・ジフンはそこに行くことは自分の命が危ないと感じたのです。

ジフンの勘は当たってました。

そこで待っていたのはヤクザ者たち。

ユン・ジフンの代わりに現れたヨングン、そして駆け付けた広域捜査隊によって一網打尽にされました。

 

ハン・テジュは今回の事で自分の考えが間違っていたと、改めて感じました。

“亀”に復讐することだけを考えて来たのは間違いだったと。その目的に凝り固まっていたテジュは、その過程で人を傷つけていることに気づきませんでした。

そのツケが回ってきたと思いました。

チャンサ会まで捕まえないと事件は終わらないと思いました。だから、ト・チグァンに全面的に協力すると言いました。

一方で、ヨングンが自分のように両親の復讐だけを考えて周りが見えなくなるのではないかと言う不安も抱きました。それだけは止めたいと思いました。

 

ハン・テジュはヨングンに頼まれて一緒にパク・シヨンに面会に行きました。

パク・シヨンもまた、同じ精神病院に治療に通っていたことが分かったからです。

彼の場合は、精神的な治療と言うのではなく、指を切られた後、“亀”を捜すために診療を受けたようです。

でも、見つけることは出来なかったのです。

ヨングンが15年前に目撃したのでは?・・・とパク・シヨンが聞きました。

ヨングンは一度は父を見たと思い、最近は、それがト・チグァンだったようにも思えていました。自分の記憶が信じられない状態でした。

 

本庁からお偉方がうち揃ってやってきました。

チャンサ会も賄賂名簿もこれ以上追うなというお達しです。

庁長もあれほど協力を確約していたのに、腰を引き気味でした。

でも、ト・チグァンが出した写真を見て、気が変わりました。

捜査局長が愛人とその娘と写っている写真です。娘名義で多額の資産も有していました。

他にも数名分の資料を掴んでいました。

「捜査を妨害すれば、マスコミにばら撒くと脅しましょう。」

ハン・テジュが言いました。世間が注目するのはこういう話題の方ですからね。

テジュの助言に従い、庁長は即捜査局長に電話しました。

賄賂名簿を伏せる代わりに、チャンサ会関係者の逮捕を始めると。

ちなみに、庁長は名簿に名前が無かったようです。

 

ヨングンもハン・テジュも、ト・チグァンがパク次長に麻薬を飲ませたことを気づいていました。

いくら、2人を救うためだとは言え、そこまでする人とは思っていませんでしたから、相当驚いていました。

「いつかまたツケが回ってくるでしょうね。逃げません。」

と、ト・チグァンは言いました。

「チーム長は、人間らしさを失わないで、私のように。」

ハン・テジュが言いました。

 

ユン・ジフンはまだ国内にとどまっていると分かっていました。

復讐しようとしていると、ト・チグァンたちは考えていました。

当たりました。

ユン・ジフンは意識不明のままのパク・チャニ刑事を殺そうと病室に侵入したのです。

そしてヨングンに逮捕されました。

 

ユン・ジフンが精神病院を廃業させたのは、そこの医師が、警官のうち、精神的な問題が生じた人や殺しを恐れない人のリストをチャンサ会に渡していたからでした。

そして“亀”としたキム刑事とパク・チャニ刑事、パク・シヨンのカルテをチャンサ会の指示で処分していたのです。

3人の他には?とヨングンが聞きました。

ユン・ジフンは、首を横に振りました。

 

ト・チグァンはマスコミに発表しました。

ユン・ジフンを逮捕したこと、警察内部にあるチャンサ会の指示を受けていたことを。

そして、不正捜査チームはチャンサ会の実態や悪事について調べを進めていると。

宣戦布告ですな。

 

ヨングンは偶然警察署内でチャン・へリョンの娘ジユンを見かけました。離婚した妻との間の娘です。

言葉巧みに話しかけ、不正捜査チームの部屋に誘いました。

“人間らしさはどこから来るのか”と言う、“亀”の手掛かりの一つである言葉をチャン・へリョンがよく口にしていたとジユンが言ったからです。

その瞬間、ヨングンは察したのです。

母を殺したのは、チャン・へリョンだと。

 

必死に平静を装って、ヨングンはジユンから話を聞き出しました。

事故があって前妻とは離婚したとチャン・へリョンは言っていました。強盗に入られて前妻が怪我をしたと。

でも、実際はジユンが襲われて酷い怪我をしたのです。指を切られるという・・・。

チャン・へリョンに逮捕されたのを逆恨みした男による犯行でした。

 

同じ場所に埋められていた遺体のうち、一番古い遺体の主がその男だと思われました。

他の遺体のパターンとは異なる状態でした。最も残虐な殺し方だったのです。

余程の恨みがあったと考えられました。

ヨングンは、その男の写真を持ってパク・シヨンに面会に行きました。

 

チャン・へリョンは、ジユンからヨングンと会って話をしたと聞き、一気に不安が募りました。


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