まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『浪漫ドクターキム・サブ』8話まで

2020-08-29 15:41:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

キム・サブはシン会長がコサン病院の理事長だとは知りませんでした。

理事長がト院長の再任の決定権を握っているらしいです。

その手術を自分を憎んでいるプ・ヨンジュがすると知ったら、じっとしてはいられなくなるのも当たり前。

「また痛い目にあうから、断ってください。」

ソン外科長が言いました。

でもね、天邪鬼なキム・サブとすると、そう言われたら余計にやると言っちゃいますよね。

本心はそうじゃなくても。

 

ここで、ソジョンとト院長の関係も少しだけ分かりました。

これまで、コサン病院でいる時も、ソジョンはト院長に認めてもらえないのを寂しく思っているようでした。

彼女は母亡きあと、ト院長に面倒を見てもらっていたのです。中学生?高校生?

ソジョンの母は手首を切って自殺したみたいです。残された手紙には、自分に何かあった時には、ト副院長に連絡するように・・・と書いてありました。面倒を見てくれるから・・・と。

だから、ソジョンはト副院長を父親だと思いました。

当時のト副院長がどう答えたのかはまだ分かりません。

 

「久しぶりね。覚えていない?」

と、ソジョンがト・インボムに声をかけました。懐かしそうな笑顔です。

ト副院長はソジョンを引き取り、一緒に暮らしたのかしら?インボムには“姉さん”と呼ぶように言っていました。

全く覚えてない・・・とインボム。ホント?

覚えてそうだけど。

 

この二人の様子に嫉妬したのはドンジュ。

まさかそんな幼い頃の事とは思わず、合コンでもしたのかと嫉妬しまくりです。

 

キム・サブはシン会長の元に押しかけました。

高価な医療機器を追加したいと言いました。

コサン病院財団の理事長だと知った事を告げ、ト院長と共に患者から金儲けをしていると指摘。だから自分も元を取らせてもらうと言いました。

成し遂げたいことがあるから・・・と。それが嫌なら、別の医師に手術は頼めと。

 

ドンジュは無理やりソン外科長に誘われて食事に行きました。

ソン外科長は、プ・ヨンジュと言う人間が如何に酷いか、言いました。医師としても人としても失格だ・・・なんてね。

例の手術に関しても、自分の責任なのに、プ・ヨンジュがした事としてドンジュまでもが犠牲になるのを見ていられない・・・なんてね。

お前こそ・・・と言いたい

ドンジュはその話を信じたのでしょうか?そうとは思えないけど、少し揺らぐ気持ちも芽生えたかもしれません。

 

キム・サブはその頃ナム麻酔医のところに行っていました。

ナム麻酔医は、医師のかたわら食堂も営んでいるんです。どっちが本業か分かりません。

キム・サブは怒り狂っていました。またト院長と関わってしまう羽目になってしまったことが・・・でしょうか。純粋に患者の治療だけをしていたいだけなのに・・・と。

そこに、カジノの支配人がやって来ました。

手術をしないと言うキム・サブに、夢があるのなら、シン会長を味方につけた方が良いと支配人は言いました。

「あなたが手を引いて一番喜ぶのはト院長ですよね。ト院長が提出した来年の運営計画書を見ても断れるかしら?」

そう言って、書類を差し出しました。

運営計画書の内容がどうだったのかは分かりません。でも、キム・サブは不安に思える内容だったみたいですね。

 

トルダム病院は期せずして救急対応の医師がいない状態になってしまいました。

2人に連絡を取ろうとしたのですが、どちらも電話に出ません。

そんな時、急患が

同行してきたのは、何と、ト・インボム。

彼がソウルに帰ろうと、乗ったタクシーの運転手が倒れたのです。

きっと、運転手は調子が悪いので病院に来たところを、インボムに乗られてしまったのでしょう。お客さんを断る事が出来ず、発車したようです。

 

ソジョンが診断して診察等の指示を出そうとしたのですが、躊躇しました。まだキム・サブから許可が下りていないからです。

そこにドンジュから連絡が入りました。

何度も何度も連絡しても、繋がらなかったので、ソジョンは苛立っていました。

状況を聞きましたが、ドンジュのいる店からはどんなに急いでも40分はかかります。10分以内に治療を始めないと、命が危ないとソジョンは言いました。

「先輩が指示をしてください。先輩しかいません。」

 

ソジョンは決心しました。

すぐに診察、治療の指示を出しました。

ト・インボムにも協力してもらいました。彼女の右手はまだちゃんと使えませんから。

手術が必要と判断しました。

ところがですよ。30分で必ず帰ると言ったドンジュと連絡が取れなくなってしまったのです。

 

ドンジュ、途中で事故に遭遇してしまって。

その処置をしていたんです。

 

ト・インボムは、この状況に焦り、苛立ちました。

医師は出払ってるし、他の病院に移そうにも、遠くて患者が持たないと言うし、医師のソジョンはいても治療は出来ないし。

まぁ、苛立つのも当たり前ですね。

「腹腔鏡はありますか?」

と、聞きました。で、古いタイプだけどあると言うのを聞いて、自分が執刀すると言ったのです。

でも、規則で登録されていない医師が執刀することは禁じられていました。

 

患者の命を救うためには、インボムが執刀するしか今は方法がありません。

インボムが執刀することになったのです。

その時、やっとドンジュから連絡が入りました。

インボムに執刀してもらうしかないと聞き、ドンジュはこの状況が悔しくてたまりませんでした。

 

シン会長の元にト院長がやって来ました。

シン会長が呼んだのです。キム・サブから要求されている医療機器を、ト院長に準備してもらおうと考えたのです。プロにやってもらうのが一番でしょうからね。

彼は医学界から追放された男です・・・とト院長。

でも、シン会長はそんな事関係ありません。自分の命がかかっているのですから。

抗議は受け付けず、無理やりに押し切りました。

ト院長の怒りの矛先はキム・サブに向かいました。

その足でトルダム病院に向かったのです。

 

キム・サブが病院に戻って来た直後、ドンジュが救急車に同乗して到着しました。

看護師に指示を出して、手術室に向かいました。

そこに、キム・サブが手術着を着てやってきたのです。

で、ト・インボムが執刀したことを知ったのです。

 

手術が終わった時、キム・サブはソジョンとト・インボムに話があると言いました。

ま、そーでしょうね。

そこに、ト院長が来合わせたのです。

ま~、役者が勢ぞろいですね。

 

話がある・・・とト院長。

でも直後にキム・サブの後ろにいるのが、ソジョンと息子インボムだと知ると、驚きのあまり、声も出なくなってしまいました。

「院長の息子さんは大きなミスを犯した。」

と、キム・サブはインボムが許可なく手術をしてことを告げました。

 

本当かと、ト院長はインボムに声を荒げました。

ソジョンが庇うように言いました。緊急事態だったのでお願いした・・・と。

 

ソジョンは、キム・サブから聞かれた時も、自分がお願いしたと言いました。

でも、インボムは状況をきちんと正直に説明しました。

ソジョンがどうして自分を庇うのか分からなかったようです。却って迷惑だと言いました。

「本院と相談して処分を決める。」

と、キム・サブは言いました。

必死に庇おうとするソジョンに、キム・ボムが言いました。

「雑務係にそんな権限があるのか?」

済みませんでした・・・とソジョンは言いました。でも、

「また同じ状況が訪れたとしても同じ決定をしたでしょう。」

と付け足しました。

「先生に認められなくても能力がないとしても、いずれにしても私は医師ですから。」


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『浪漫ドクターキム・サブ』7話まで

2020-08-29 13:45:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

いくら腕利きのキム・サブでも、助けられない命があります。

流石にがっくりするけど、そこは割り切っていかなくてはいけません。次に彼の治療を待ってる患者がいるからです。

 

トラックの運転手は、自分が起こした事故の大きさに打ちのめされていました。

被害者の一人は、運転手を人殺しと責めました。

運転手自身、胸を強打していて、重傷を負っていました。外見からすると、軽傷に見えたのですが・・・。ソジョンの初見の判断が間違っていたのです。

雑務係だから仕方がないな・・・とキム・サブ。

ショックな言葉ですよね、ソジョンにとっては。でも今は我慢するしかありません。

 

ドンジュはこれをチャンスだととらえていました。

神の手と言われたプ・ヨンジュの技術を教わろうと思ったのです。

 

二つの手術が同時に行われました。

一つはキム・サブがソジョンを助手としてする心臓の手術。

そしてもう一つは、腹腔内出血の患者の手術です。そちらを、ドンジュに担当させたキム・サブ。

 

ドンジュのサポートについたのは、オ看護師長、ナム麻酔医、そしてパク看護師という心強いメンバー。

順調に進んでいたドンジュの手術。

ところが、途中で出血が止まらなくなったのです。

その患者は肝臓がん患者でした。治療し回復しつつあった状態なんでしょう。その日は、がんを克服した元患者グループの定期サイクリング会だったのです。

 

それを知ったチャン・ギテが慌ててキム・サブに報告しました。

ドンジュが以前担当して手術中に死なせてしまったのも肝臓がん患者だった・・・と。

流石にキム・サブも驚きました。トラウマになってるかもしれないと思ったでしょう。

 

ドンジュは患者が肝臓がんでその患部が破裂したと気付きました。

脳裏に前回の手術のことが浮かびました。

よろっと後ずさりしてしまいました。

オ看護師長やナム麻酔医が止血さえすれば大丈夫だと声をかけましたが、手術台に近づけません。

「しっかりしろ、カン・ドンジュ。」

キム・サブの声が聞こえました。チャン・ギテが携帯をスピーカーにして聞かせていたのです。

 

状況を聞いたキム・サブ、ドンジュに言いました。

「その患者の命はお前にかかっている。そこで諦めても責める者はいないだろう。しかし、そうすれば一生悔いが残る筈だ。」

済みません・・・とドンジュ。自信がありません・・・と。涙がこぼれました。

「カン・ドンジュ。患者を死なせることより辛いことがある。あの時諦めなかったら助けられたかもしれないと思う事だ。一生悔やむだろうな。失敗より、後悔の方が厄介だ。」

すみません・・・本当に自信が無いんです・・・と、ドンジュは泣き出してしまいました。

はぁ~っとため息をついたキム・サブ。

「縫合しろ。自信が無いならそれ以上患者を苦しませるな。」

電話は切られました。

 

「もっとひどいケースを私たちは見て来ました。死亡者もいましたが、私たちが諦めなければ患者も持ちこたえてくれます。」

オ看護師長が言いました。

「最悪な状態でもないのにこのまま諦めて縫合するんですか?」

と、ナム麻酔医も言いました。

私たちはカン先生の指示に従います・・・と。

ドンジュは勇気を振り絞りました。

大きくため息をついて手術台に近づきました。

「切除手術を行います。」

手術を再開しました。

 

手を貸してやろうか?と、キム・サブが手術室に入って来ました。

でも、僕がやります・・・とドンジュは言いました。

キム・サブの助言を受けながら、何とかドンジュは手術を成功させることが出来たのです。

チャン・ギテは手術室の外からそれを見て、感動していました。2人のコラボが素晴らしいと。

ソジョンはドンジュを羨ましく思いました。自分の夢ですからね、キム・サブと一緒に手術をするのが。

 

僕が諦めて縫合してたらどうしましたか?とドンジュはキム・サブに聞きました。

「何もするわけないだろ。お前が死なせたのに俺に関係あるか?一生後悔して自分を責めるのもお前の務めだろ。」

相変わらずの毒舌です。

そう来られたら、ドンジュの負けん気と言うか、生意気さが頭をもたげて来ますわな。

キム・サブの正体がプ・ヨンジュだとほのめかすことで自分をこの病院に引き留めたのでは?・・・と言いましたよ。

キム・サブはそれには答えず、ドンジュのやり方が間違っていたと指摘しました。

いくら状況が切迫していても、患者の病歴をチェックするという原則を曲げてはいけないということです。チェックしていたら、今日の様なパニックを起こすことも無かったということですね。

臨機応変と言えないですか?とドンジュ。負けていません。

「自信が無かっただけじゃないのか?言い訳をするな、患者が死にかけたんだから。ここにいるのはお前の勝手だ、だが俺に何かを期待するような真似は止めろ。状況によってころころ態度を変えるような奴にはバカにして軽蔑して悪態しかつかんぞ。」

いやいやなかなかの悪態ですわ。

 

この様子をソジョンが見ていました。

キム・サブに散々けなされているドンジュすら彼女には羨ましいと思いました。

関心をもたれないよりはバカにされる方がいい・・・とドンジュに言いました。

「心に傷があるのかも。優秀な人なのに名前を捨てて隠れているのはそれなりの事情があるのよ。」

と、ソジョンが言いました。

 

そうなんです。

プ・ヨンジュがキム・サブになったのは、ト院長のせいでした。

ある日、今の外科科長ソン・ヒョンチョルが手術中患者を死なせてしまいました。

その手術を指示したのが、今のト院長。当時は副院長でした。

患者はプ・ヨンジュの部下の女性でした。手術をしなくても薬物治療で医師の道を続けられるとプ・ヨンジュは判断していました。

なのに、ト院長はソン外科長に手術を指示したばかりか、死亡が分かるとその手術をしたのはプ・ヨンジュだと記録を書き換えたのです。関わったスタッフにも、その秘密を守るよう厳命したのです。誰も副院長に逆らう事は出来ませんでした。

この一件の責任を問われ、プ・ヨンジュはコサン病院を追われたのです。

いえ、嫌気がさして自ら去って行ったのでしょう。

ト院長は、名声が高い彼に嫉妬したのでしょうかね。次期院長の座を奪われると思ったのでしょうか。プ・ヨンジュが決して意のままになる人間じゃないというのも憎んだ理由の一つでしょうが。

 

だから、プ・ヨンジュの名前では生きていけなくなったのです、医師として。

 

ソン外科長がトルダム病院にやって来ました。ソジョンとドンジュの先輩のチョン・インスとト・インボムを連れて。

勿論、ドンジュを言いくるめようと思ったわけです。

3人は、廃墟にも見えるトルダム病院の建物を見て、こんな病院があるんだ・・・と呆れた表情です。ま、ドンジュもそうでしたけどね。

ドンジュを呼び出そうとしても、疲れてうたた寝してるドンジュは電話に気が付きません。

仕方が無いので、チョン・インスとト・インボムが中に入ることに。

 

車の中に残っていたソン外科長は、キム・サブの姿を見て、隠れました。

でもね、あっさり見つかってしまいました。

何の用だ・・・と聞かれ、ソン外科長はドンジュに会いに来たと誤魔化そうとしましたが、無理でしたね。

結局、シン会長の手術から手を引かせたくてとばらしちゃった。

シン会長はカジノだけじゃなく、コサン病院の財団の理事長でもあるんですってよ

つまり、ト院長の再任を左右する力を持っていると言う事です。

 

チョン・インスに会ったドンジュ。流石に嬉しそうでした。

でも、ソン外科長も来てて、お酒なんぞどーかと誘われたのですが、急患が来るので・・・と断りました。

 

ト・インボムがここに来たのは、おそらくコサン病院で伝説となってる“ぶっ飛んだクジラ”と言うあだ名のソジョンに会いたかったからなんじゃないかな

で、シーツの整理をしているソジョンに会ったのですが・・・。

この後、二人は「愛の温度」で恋人役をすることになるんですよね。なんか不思議な感じがします。

ト・インボムがト院長の息子だとドンジュから聞いたソジョン。

唖然としていました。


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