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この作品、ストーリーとしては、さほど難解じゃないんだけど、セリフが難解・・・
回りくどいと言うか、主語抜きと言うか。言葉足らずというか・・・。
え私の理解力不足って・・・そーかもしれません。
広域捜査隊との合同捜査によって、ソンイのマンションの一斉捜査が始まりました。
一つ一つの部屋を調べたり、住人から情報を得ることが出来るようになったのです。
それでも、全くソンイの行方に繋がる情報は得られませんでした。
しかし、ある時、ヨングンは空き部屋の清掃を専門業者がしているのを見かけました。
その業者に見覚えがありました。
以前、オ・サンドの家に清掃に入っていた業者だったのです。
事件のあった部屋等の清掃を専門にする特殊清掃の会社“高麗クリーニング”でした。
そんな会社が空き部屋の清掃?・・・とヨングンは思いました。
で、空き部屋をチェックしてみると、洗面所の排水溝で発見したのです。指輪とそれに絡まった毛髪をこういうのって、怖いホラー映画のようで
清掃したはずなのに、何故残っていたのかが気になります。
洗面所を出ると、そこにト・チグァンが。
何故ここに?・・・とヨングン。
一気にト・チグァンへの疑念が湧いたでしょうね。
鑑識が入りましたが、ソンイがいた形跡は発見されませんでした。
ただ、見つかった毛髪と指輪についていた血液型がソンイのモノと一致しました。
高麗クリーニングのパク代表を事情聴取しました。
予約が入っていたので清掃に行っただけだと言いました。部屋には、箱が一つ置いてあって、燃やしてくれというメモがあったそうです。
指示通り、既に焼却処分をしていました。
パク次長は、帳簿はハン・テジュが持っているとト・チグァンに言いました。
ハン・テジュとジェシクがソンイの金庫を運んでいる映像を見せました。
すぐにハン・テジュを窃盗でたいほするとト・チグァンが言うと、パク次長は待ったをかけました。その時はテジュはパク・シヨンと面会しているから、検察に任せるとかいうんですよ。
怪しいですよね。検察とつるんでいるのが見え見えと言うか、そんな細かいところまでハン・テジュの動向を掴んでいる事自体も怪しいです。
実際、ハン・テジュはパク・シヨンとこれからの裁判の進め方等についての打ち合わせをしていました。
パク・シヨンは無実を主張しようとしていました。自白は強要されたものだと。
そして、ムイルグループのチョン会長も黙認していたと。
そしたら、突然そこに地検長が乗り込んで来たのです。
部下がパク・シヨンを拘束し、ハン・テジュの身体をチェックしました。帳簿を持っていないか確認したのでしょう。
無実を主張することは全員を敵に回すことになるぞと地検長。
そしたら、ハン・テジュが言いました。帳簿を見た・・・と。
地検長の名前が載っていたと言いました。収賄だけじゃなかったんですね・・・なんてね。
地検長が直接乗り込んできて、こんな乱暴なふるまいをするのは、ハン・テジュとパク・シヨンを脅すためのようです。その気になれば、二人をいつでも殺すことが出来るという。
でもね、そんなことでビビるテジュじゃありません。
交換条件として出したのは、自分を襲った犯人の名前。ハン・テジュは一貫してそれだけを要望しています。
「私も知らん。」
と、地検長は言いましたが、だったら調べて・・・とハン・テジュは強気です。
地検長はすぐにパク次長に連絡しました。
ハン・テジュが帳簿を持っているのは確実だと。
パク次長は、ト・チグァンに、どんなことをしても帳簿を手に入れろと言いました。ハン・テジュが持っている・・・と。
そして、ト・チグァンが休暇を返上して捜査に当たるのは、彼も帳簿に載っているゆえかも・・・と考えました。
「警官を監視してきたお前が不正警官だったら笑えるな。」
と、パク次長。
まったく・・・呆れてしまいますわ。自分と同じだと思わないでほしいものです。
「今からでも私は自分のすべきことをします。犯人を捕まえ、帳簿を見つけ、関係者全員を逮捕します。」
ト・チグァンは宣言するように言いました。
ハン・テジュを訪ねたト・チグァン。
帳簿を持っているのか?と単刀直入に聞きました。
テジュは持っているように振舞いました。
でもね、本当は持っていないんです。
持っていると言ったら、彼女を襲った犯人が現れる筈だと考えたのです。
危険だとト・チグァンは言いました。彼はテジュが帳簿を持っていないと察したようです。
何故内部監査にこだわるのか、ずっと疑問でした・・・とハン・テジュ。
言っても理解できないでしょう・・・とト・チグァン。
15年前・・・とハン・テジュは話し始めました。
テジュはヨングン父が犯人だと思っていました。だから、幼いヨングンの心のケアよりも証言させることを優先しました。
それを彼女は後悔していました。
「私は自分の過ちを認め、過去を取り戻そうとしてるの。」
それは復讐心です・・・とト・チグァン。復讐で過去は取り戻せません・・・と。
「だから、チーム長は腐敗警官に執着するんですね。過去の過ちをチャラにしたくて。」
「15年前、決定的な証拠を最初に発見しましたね。」
と、テジュが聞くと、ト・チグァンは頷きました。
「はい。そしてその証拠は私が偽造しました。」
その言葉にテジュは驚きました。予想外だったようです。
私には意味不明です・・・
固まったように見つめ合う二人。そこに突然ヨングンが。
ヨングンは高麗クリーニングとつながってる警官を調べてほしいと頼みに来たのです。
テジュはヨングンには、正直に帳簿を持っていないと伝えました。
情報を握ってるフリだけでも力が生じるから・・・と言いました。
ソンイの携帯を調べて、ソンイが失踪直前にト・チグァンに電話していたことが判明。
それ以前に、30分ほど会ってることも分かりました。
チャン・へリョンから報告を受けたパク次長、今度はト・チグァンを調べろと言いました。もしかしたら、ソンイを殺したのはト・チグァンかもしれないってさ。
高麗クリーニングのパク代表は、親しい警官は誰かとヨングンに問われ、チャン・へリョンだと言いました。
そして、チャン・へリョンに会いに行き、親しく話してみせました。
残る1体の遺体の身元が判明しました。最初の犠牲者です。
チ・ギルスと言う前科者でした。出所直後に失踪していました。
この人物だけ、逮捕前ではなく、出所直後でした。全部の指が切られると言う残酷な殺され方をしていました。他の人とは違います。
余程の恨みを持っていたんだろうとト・チグァンが言いました。
逮捕したのは、またもチャン・へリョンでした。
ヨングンはチョ・スヨンと共にチャン・へリョンを尾行しました。
一人の女性と会ってるのを目撃。
娘でした。チャン・へリョンは一度離婚していたのです。会っていたのは前妻との間の娘でした。
チャン・へリョンはヨングンに言いました。ト・チグァンが犯人だと。
理由は、帳簿に自分の名前が載っているからだと。
そしてソンイがヨングンの前にト・チグァンに電話していること、ソンイが引っ越した日も会ってることを教えました。
「ヨングン、よく考えろ。誰の仕業か。」
ト・チグァンはパク次長に食事に誘われました。
ところが、行ってみると、地検長も現れたのです。
彼らはト・チグァンが尾行していたのを知っていました。
過去には触れるな・・・とパク次長。
そういえば、以前からパク次長はト・チグァンが過去の警官が関わったと思われる未解決事件をずっとファイルして調べ続けていることを気にしていましたよね。
明らかになるとマズイ事があるんですね。
そして、ハン・テジュの事務所の合いカギを渡しました。帳簿を取ってこいと言う事ですね。
ところで、チョ・スヨンにはよく電話がかかってくる恋人がいます。
でもね、名前で登録してなくて、“彼氏”としてあるのが、気になります。
ト・チグァンはハン・テジュの事務所に合鍵を使って入りました。
何をするでもなく、ソファーに座りました。
その様子を、ジェシクが遠隔で見ています。
ハン・テジュはチョン会長と会っていました。
ハヌクの処分を軽くする方法を示しています。
条件は?・・・とチョン会長。
まず、パク・シヨンの待遇の保障と、お金を渡すこと。
そして、ト・チグァンが汚れ仕事をしていたのか?と問いました。
「相互協力です。」
と、チョン会長。帳簿を見てお分かりじゃないのかな?・・・と。
帳簿の元データは?とテジュが聞くと、ちゃんと保管してあるとチョン会長は言いました。
ハン・テジュの事務所にいたト・チグァンの前にヨングンが現れました。銃を持っています。
彼は、チャン・へリョンが言った事が事実だと確認した上で来たのです。