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押収麻薬の焼却処分の日、焼却処分を終えて帰ろうとした検察職員を、チャン・へリョン率いる広域捜査隊が麻薬管理法違反で逮捕しました。
当然、高麗クリーニングのパク代表も、その場で逮捕されました。
パク次長は記者会見で、これがすべて検察主導で行われた犯罪だと発表する予定でした。
ところが、ト・チグァンがそれにチャチャを入れました。
このまま記者会見したら恥をかくぞ・・・とね。
その理由はすぐに分かりました。押収された灰は、全て動物のものだったのです。
パク代表とチャン・へリョンは以前から便宜を図っていた仲のようです。
なのに、今回、ト・チグァンの言葉が無かったら、大恥かく羽目になっていました。
何も知らないとパク代表は言いました。
ハン・テジュからト・チグァンに電話が入りました。
先日、今後は自分の力ですると言い切ったテジュ。それが流石にムカついていたチグァンです。すぐに電話に出る気にはなりませんでした。
でも、何か重要な事かもしれないと、電話を取ったのです。
テジュは、これからパク次長に会うと言いました。
血痕のことで脅すから、後は任せると。
また勝手な行動に・・・
一人ですると言ったのは、自分が勝手に動くから、後始末はよろしくってこと
ハン・テジュはパク次長を訪ね、地検長が殺された瞬間の映像を見せました。
自分の事務所です。監視カメラをつけていました。それに、はっきりと写っていたのです。
自殺だなんて、もう言えませんよね。
これを検察に送ったら喜ぶでしょうね・・・とハン・テジュ。
「お望みは?」
と、パク次長。
テジュが望むのは、犯人の正体のみです。
「5時に検察に行きます。それまでに決心を。」
パク次長、一刻の猶予も無いと考えました。
で、まず、ジェシクを言いがかりをつけて拘束させ、自分は外出。
必ず誰かが尾行してくると読んでのことです。
そして、テジュを一人にさせておいて、狙おうと考えたのです。
パク次長が黒幕に連絡すると考えたト・チグァンやヨングンたちはチームの部屋を出ました。テジュは、そこで待機すると言いました。
テジュの意図を察したト・チグァンは、室内に隠しカメラを設置。チョ・スヨンの使っていたあのカメラです。
そしてそれを室外からチェックすることに。
ハン・テジュにも内緒で見守ることにしたってわけです。
ハン・テジュは流石に緊張していました。
でもね、指輪を外しました。指の縫合痕を隠さないことにしたようです。
黒ずくめの人物が現れました。
ハン・テジュはスタンガンで応戦。
殴られても蹴られても向かっていきました。刃物で相手を刺しました。
相当なダメージを受けた賊。
慌てて麻薬を飲みました。
ハサミを取り出し、ハン・テジュに向かって行こうとした時、ト・チグァンが飛び込んで来ました。
すぐに賊の足を撃ちました。
殺してはダメだと言うト・チグァンにスタンガンを押し付け倒したハン・テジュは、チグァンの銃を持って追いかけました。
逃走したと思った賊、途中で力尽きて座り込んでいました。
テジュが覆面を剥ぎました。
なんと、チャン・へリョンの部下パク・チャニ刑事だったのです
華奢な体つきだったから、女性かと思いましたが、違いましたね。
キム室長、イ検事、ヨングン父を殺したのは彼でした。
でも、ハン・テジュは違うと叫びました。
自分を襲った犯人は、パク・チャニ刑事じゃないと。
テジュを襲ったのは、キム刑事だったのです。チャン・へリョンに撃ち殺された。
そこに、ヨングンとチョ・スヨンが戻って来ました。
ヨングンを襲った時、犯人が言った言葉をパク・チャニ刑事が口にしました。
その瞬間、ヨングンは飛び掛かりました。
首を絞めて殺してしまいそうです。
ト・チグァンとハン・テジュ、チョ・スヨンが必死に抑えました。
パク・チャニ刑事の持っていた凶器から、キム室長たちの血痕が検出されました。
でも、ハン・テジュと元夫の血痕は出ませんでした。
殺人犯は2人いたと言う事ですね。
パク・チャニ刑事は手術を受けました。
しかし、麻薬でむしばまれた体が元通りになるかどうかは分からないとか。
分からなかったのか?とト・チグァンがチャン・へリョンに聞きました。
「分からなかった。チャニは優秀だったから。」
と、チャン・へリョンは答えました。
もう終わりです・・・と、ト・チグァンがパク次長に言いました。
チャンサ会と言うのが本当にあると仮定しての話だが・・・とパク次長が話し始めました。
「犯罪者が釈放されることに憤怒したエリート警官らが作った組織を、上層部は大目に見るだろう。人材を失いたくない筈。」
ボスは誰ですか?とト・チグァンが聞きました。
「知るわけがない。お前じゃないのか?」
と、パク次長。
その時、パク次長の妻の車から麻薬が見つかったと連絡が入りました。
でもね、これ、ト・チグァンが捏造した事だったんです。パク次長の妻の車に麻薬を放り込んでおいたのは、チグァンでした。
時々分からなくなるのは、チグァンのこういう行動です。どんな手を使ってでも犯罪者を捕まえようとするところ。証拠の捏造なんて・・・ねぇ。
パク次長は、その場で逮捕されました。
ところがですよ。
検察と警察のトップが話し合って、地検長とパク次長のどちらも不問に付すことにしたと言うじゃありませんか
どーゆーことこれでいいわけ
本当に庁長は不正捜査チームの味方なの
ハン・テジュはチームを離れることになりました。
彼女の願いは叶ったもんね。
区切りをつけられますか?・・・とヨングンが聞きました。
ハン・テジュは自分自身でも分かりませんでした。
ヨングンが言いました。
母を殺したのは、キム刑事でもパク・チャニ刑事でもない・・・と。
年齢が合いませんからね。
「まだ終われません。」
と、ヨングンは言いました。
キム刑事とパク・チャニ刑事に共通点が見つかりました。
2人とも公務中に人が死んでいるのです。キム刑事の場合は目の前で犯人が事故死。パク刑事の場合は、逮捕した犯人が心臓麻痺で死んでしまったようです。
その後、2人とも半年ほど休職していました。精神的な問題のようです。
突然、ハン・テジュの前に元夫ユン・ジフンが現れました。
パク次長の弁護を引き受けると言うのです。
ユン・ジフンは不正捜査チームにもやってきて、ヨングンに挨拶をしました。
その時、ハン・テジュと一緒に襲われたと言いました。指の縫合痕に、ヨングンはすぐに気づいていました。
それが・・・ユン・ジフンは両手にあるんですよね、縫合痕が。
パク次長が戻って来ました。チャンサ会の名簿と引き換えに釈放するとト・チグァンが言いました。
でも、自分は持っていないとパク次長は言いました。
もう、チャンサ会のメンバーだということを、ト・チグァンに隠そうとしません。
っていうか、自分がそういう話し方をしているのに気づいてないの?
チャンサ会は正義の組織だと言いました。悪質な犯罪者を捕まえている・・・と。
「指を切断して殺すのでは?」
と、チグァンが皮肉って言いました。
すると、我々が殺した連中は誰もが知る悪党どもだ・・・と来ましたよ。
もう殺人を犯したことすら隠さないのね。
「お前の望みは何だ。」
と、パク次長が聞きました。
警察組織を根底から覆すのが望みです・・・とト・チグァン。
そこに、ハン・テジュが現れました。
パク次長の弁護を手伝うと言うじゃありませんか。
ト・チグァン、驚きました。よりによってパク次長ですからね。
突然現れたユン・ジフンにも不審な感じを抱いたようです。
ハン・テジュとユン・ジフンの間に、何か問題があるようです。
テジュがユン・ジフンの心を傷つけたようで・・・。