何のこと?とお思いでしょうね、皆さま。
食事をするときの座り方です。
感染を防ぐ方法の一つとして、食事をするとき対面で座るのではなく、横並びに座る事を奨励されていますよね。
我が家でも、これを実践しました。
お盆明けにアルフィーの部下が実家から戻って来たのが切っ掛け。
どうしても帰省しなくてはいけなかったらしく、行動を自粛すること、帰省中の行動記録を会社に提出することを条件としてのことだったそうです。
なかなかの厳しさです。
万が一の時のために、ここまでやらなきゃいけないのは、やっぱり寂しいですね。
ま、それは良しとして。
その方が実家から戻ってくるのと合わせて、食事の時、対面で座っていたのを横並びに変えました。
一応、2週間ほどを目安としました。
思った以上に勝手が違う。
まず、料理の並べ方が難しい。
個別に盛り付けるのなら問題ないですが、サラダとか煮物とか、大皿から取り分ける場合、2人の真ん中に置かなきゃいけないわけで。
お漬物とか、その他、一盛にすることが多い我が家では、真ん中だけが混雑しちゃうんですよ。
そして、何といっても、会話が減る。
感染防止のためじゃなくても、会話が減る。
喧嘩中だったわけではありません。
テレビを点けてる事が多いのですが、目が、そっちに行っちゃってて。
一人でテレビを見ながら食べてる感覚と言えばいいかしら。
あまりに静かなのが、ちょっと気づまりだし、何か話さなきゃいけないという妙なプレッシャーを感じたりするし。
なーんとなくぎくしゃくした雰囲気を感じながら過ごした約2週間。
昨日の晩御飯の時から、以前の状態に戻しました。
対面着席ですね。
そしたら、何でもない事、どーでも良い事をぽつぽつと会話するようになったんです。
「違うね、座り方で。」
と、アルフィー。
本当に
横並びに座ると、話そうとすると首を横に曲げて、ちょっと無理な姿勢になってしまいます。
一応、話す時は、相手の顔を見て・・・と言うのが、我が家の基本ですから。
そんな無理な姿勢をして話すほどの話題じゃないと、思ってしまうのかも。
ま、要するに、家族団らんには、座り方も大きな要素になるというのを、今回初めて気づいたと言う事です。