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ソン・グリム=キム・ソヒョンさんはラジオ局のサブ放送作家。
と言っても、まだ採用されたことは無く、もっぱら先輩放送作家の助手&パシリのような立場に甘んじています。
今彼女を悩ましているのは、番組DJのアイドルミヌ。
DJのくせに番組のドタキャンは当たり前、マネージャーすら居所を掴めない、言うことを聞かせられないという札付きのアイドルなんです。
DJの管理をしてるのがグリムなので、放送作家やPDから毎度毎度責任を押し付けられる始末。
次に同じような事があったら、首だとカン局長からも言い渡されてしまいました。
グリムはホテルで仲間と飲んだくれているミヌを発見。
宥めすかして、次の放送には必ず来ると約束させました。
ぐでんぐでんに酔っぱらったミヌをマネージャーの待つ駐車場まで連れて行こうとしていた時、偶然エレベーターで一緒になったのが、スター俳優のチ・スホ=ユン・ドゥジュンssi。
チ・スホの両親はJHと言う大企業の代表を務めています。
夫婦仲も良く、家族3人で和気あいあいのところが芸能ニュースに度々取り上げられているほど。人も羨むセレブ一家を絵に描いたようです。
でも、それは上辺だけだと言う噂もあります。
それが本当のようですね。
チ・スホはグリムを知ってるようです。
エレベーターで一緒になった時、スホはクダをまくミヌを上手くあしらってくれました。
でも、皮肉たっぷりに作家がDJと一緒にホテルだなんて、僕は一度もそんなことはない・・・なんて言いました。
グリムはその言い方にムカつきました。
そうじゃなくても、実はスホには恨みがありました。
4年前、JHの慈善パーティに行った時、スホに足を引っかけられて転んだ事があったんです。
その一件を思い出し、私が何かしたのと、グリムはいっそうムカつきました。
ミヌは、あれほど約束したにもかかわらず、またも番組に来ません。
その時、ニュース速報が流れました。
なんと、ミヌ、突然海外に行く決心をしたと言うじゃありませんか
激怒したグリムが空港に駆け付け、ミヌを捕まえましたが、結局、ファンに邪魔されて、逃げられてしまいました。
そして、グリムは約束通り、ラジオ局を出て行くしかありませんでした。
同じころ、しばらく休暇を取っていたイ・ガンPDが戻って来ました。
風変りな人間で、同僚たちは皆、彼を避けています。これまた問題児
グリムの母は視覚障がい者です。
父親はいません。亡くなったのかしら
首になったとグリムが言うと、遊べばいい・・・と明るく言いました。
障害を全く苦にしていません。
グリムがラジオ作家になったのは、もしかしたら、母の目の事があるからかもしれません。
見えなくても全て分かるように、伝えてあげたいと思ったのかも。
グリムと言う名前は、人生において素敵な絵(グリム)を描けるようにと願って両親がつけてくれたものでした。
久しぶりに思う存分寝たグリム。
一本の電話に起こされました。