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グリムは驚いてスホの胸を押しました。
今のはどういうことですか?・・・と。
放送が上手く行ったし、雪が積もってとてもきれいだから、浮かれてつい・・・って事ですよね、とグリム。
「違う。何故だか自分でもわからない。でも、気になって・・・。」
と、スホが言いかけた時、イ・ガンから電話が。
でも、スホが勝手に切っちゃった。
結局、動揺しまくりのスホはkissした理由も説明できないまま、グリムを家まで送り届けただけでした。
スホはグリムが自分の事を全く覚えていないのが謎でした。
ジェイソンに聞きました。誰かを完全に忘れることは可能なのか?と。
「記憶喪失やアルコール依存症とか、その人にとって大切な人じゃないとか。」
と、ジェイソン。
じゃぁ、思いがけない行動に出る理由は?とスホ。
「お前の人生で必要とすべきものが表れたのかも。悩まずに思うように行動してみろ。」
グリムだって平静じゃいられません。
翌日は、寝不足のまま出社する羽目になってしまいました。
何となくいつもと違う様子のグリムに、イ・ガンが聞きました。
スホと何かあったのか?・・・と。
グリムは首を横に振りました。
グリムは、イ・ガンに聞きました。
自分をメインにした理由です。スホとの交渉を条件にしてまで。
「お前の粘り強さと根性が見たかったからさ。スホの交渉を失敗したとしても、お前を選んでた。俺についてこれるか見たくて。諦めずにやり遂げれば、いい作家になる。」
少し気持ちが楽になったようです、グリム。
スホは、思い切ってグリムに事実を打ち明けようとしたのかな?
でも、グリムが先に話し始めちゃった。
「私はあなたと毎日連絡を取り合って話したい。だから、あんなことは二度としないでください。初めて自分の原稿が読まれて嬉しくて、つい過ちを。すみません。今後はDJと作家として軽率な行動をとらない様にしましょう。互いの迷惑にならないように。」
何が迷惑と、スホ。
僕が突き放した時は、しつこく付きまとっていた癖に・・・とスホは言いました。
「今後はマネージャーを通さず、直接僕に言ってくれ。」
携帯は?とグリムが聞きました。
勿論、直後にスホは携帯を買いに行きましたよ。
でもね、登録手続きの段になった時、やっぱりスホの名前じゃ・・・ねぇ。スターの個人情報がばれるのもマズイし、もしかしたら、口座等の番号も知らなかったんじゃない?
結局、ジュヌを呼ぶしかありませんでした。
ジュヌ、思いもよらない事に、驚きが隠せません。
嬉しい驚きに見えます。
真っ先に電話をしたのは、やっぱりグリム。
原稿について聞きたい事、相談したいことがあるなんて口実で、家に呼びましたよ。
豪華な食事まで準備して。
グリム、スホ母と鉢合わせした以前の一件があるから、本当は行きたくなかったんだけどね。
打ち合わせが終わり、2人で食事を始めた時スホ母が突然やって来ました。
グリムはすぐに帰ろうとしました。
でも、スホ母はあれこれ嫌味を言い、帰れとグリムに。
帰るのは、代表の方だ・・・とスホ。
そして、送っていくと、グリムと一緒に家を出たのです。
グリムは表向きと違うスホ母子の様子が不安でした。
あなたの事を思って一度だけ言わせてもらっていいですか?とグリム。
「止めてほしいです。いつもつんけんした態度をとらないでほしいです。他人にだけじゃなく、自分に冷たくするのも止めて。そんな態度で人を傷つけた分自分自身も傷ついてるんでしょ?」
スホは鼻で笑って言いました。君には関係無いと。
「そうやって笑いながら言わないで。面白くないのに何故笑うの?」
君はちっとも変ってないんだな・・・とスホが言いました。
私たち、以前、会った事が?とグリム。
このところのスホの言葉が、それを意味してるように思えてなりません。
スホは、答えませんでした。
スホ母は、チン・テリと手を組むことを考え始めました。
これまでは単なる恐喝者としてしか見てなかったようですが、スホがますます自分勝手な行動をとるようになってきたので、抑えとなるモノを考えたのでしょう。
自分にどんな利益をもたらしてくれるの?と、チン・テリに聞きました。
その時、スホ父の愛人の女優が突然やってきて、跪いたのです。
全ての仕事から干されてしまったと訴えました。許してくれと。
チン・テリ、今さらですが、少々びびったみたいですね、自分が対してる相手の権力の大きさに。
「スホとの熱愛説を流して。」
と、スホ母はチン・テリに言いました。
グリムは、スホが言った“泣いてないからと~”と言う言葉を、昔教えてあげた人がいることは覚えていました。
福祉センターで毎日アイマスクをして体験授業を受けていた時に知り合った人です。
毎晩、一緒にラジオを聞いていました。
アイマスクを取ろうとすると、このままで・・・とその人が言いました。だから、顔は知らないままなんですよ、グリムは。
ウ・ジウと言う名前だけ知っていました。
でもね、それがスホだったんです。
ウ・ジウと言うのは、スホの親友の名前でした。
ウ・ジウからの手紙を、今でもグリムは大切に持っています。
そして、出さないままのグリムへの手紙を、スホも持っているのです。
いったい、いつ、ウ・ジウとしてグリムに会うようになったのでしょう、スホは。
ある日、放送が始まる直前、スホが原稿を開くと、なんと、白紙。
グリム手書きの原稿が、すり替わっていたのです。
ラ作家の仕業の様です。嫉妬でしょうね。
手書きの原稿なので、一部しか無いとグリムから聞いていましたからね。
どーするの