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スホ、DJを引き受ける決心をしてラジオ局にやってきたんですよね?
グリムが先輩のラ作家から言いたい放題されてるのに何も言い返さないのがムカついて、つい、口から出ちゃったってわけじゃないよね
何故言い返さないと、スホはグリムに言いました。自分の事の様に怒ってます。
「あんな扱いをされても、あなたに出てほしかったの」
と、グリムが言いました。
タブレットのグリムの動画で、『アジト』だと言っていた場所。
眺めの良い場所です。
そこにスホがいました。
気分転換しようとビールを持ってやってきたグリム。
ここは私のアジトだから、帰って・・・とスホに言いました。
ロケ地でも、今日のことも、グリムは恥ずかしくてたまりませんでした。スホにそんな姿ばかり見せたくはありません。
涙が一粒流れたのを見たスホ。泣いてるのか?と問いました。
まさか・・・とグリム。そんな柔じゃないと。
「僕がDJを引き受けたら、泣かずに済むのか?」
と、スホが言いました。そして、明日契約するから家に来てと言ったのです。
そんな事を言った自分が実はスホも信じられない思いでした。
混乱のあまり、ジェイソンに聞きましたよ、何故ラジオをする・・・と。
ジェイソンも驚きました。反対に聞きたいくらいです。
グリムのせいかと聞くと、スホがムキになって否定。
その姿が、ジェイソンには良い兆候に感じられました。
OKを貰ったのに、グリムもまだ信じられない思いでした。
あのスホが・・・と。
その夜は、スホは勿論、グリムも眠れませんでした。
カン局長は前日とは正反対の上機嫌でグリムに契約書を渡し、スホから判を貰って来いと送り出しました。
契約が成立したら、グリムをメイン作家にするかもしれないぞ・・・ってね。
グリムはスホの家の門前に立ってもまだイマイチ現実だと思えません。
何度も何度も自分を奮い立たせて、やっと家に入りました。
なんだか、スホ、機嫌が良さそう・・・。
と思ったら、案の定、スホが作った契約書を出して来ましたよ。
生放送不可で全て収録放送とすること、コーナーや原稿等の権限はスホにある、辞めたくなったらいつでも辞められる、スホの言う事は全て聞く・・・などと、自分勝手にも程があるという内容。
もしかしたら、ラジオ局側から断らせようという魂胆
とんでもない内容です・・・とグリム。
でも、スホは引く様子はありません。
ところで、スホは携帯を持っていません。連絡を取られたくないってことのようで。
でも、不便なので・・・とグリムが言うと、ジェイソンが自分の番号を教えてくれました。
今後は、ジェイソンを通しての連絡となります。
ジェイソン、スホがどう変わっていくか、想像するだけで楽しくて嬉しくてたまりません。
イ・ガンに契約書の件を報告したら、これがあっさりとOKしちゃったよ。
予想していたようです。
イ・ガンは番組の内容を一新すると、カン局長に宣言。
デイリー番組じゃなく、2チーム編成が良いと。
つまり、週の半分ずつを2チームが担当するという提案なんです。もう一つのチームと言うのが、この間までグリムがサブ作家として入ってたラ作家とイ・スンスPDのチーム。
平日3日ずつ担当し、聴取率の悪い方が日曜も担当するというものです。
メイン作家がグリムのチームと競うと言うのが、ラ作家のプライドが許しません。
イ・スンスPDも何やらイ・ガンに敵対心を持ってるようですし、波乱の予感。
スホの提示した契約書通りに進めることになったと、グリムから連絡が入りました。
スホ・・・必ず反論してくると思ってたのでしょうが、すんなり行き過ぎて、不安になりました。
スタッフに、イ・ガンのチームについて詳細に調べさせました。
と言っても、イ・ガンはともかく、作家の実績がまるでないグリムですから、どんな内容になるか、全く見当がつきません。
ところで、チン・テリが握ってるスホ一家の弱みと言うのが、スホ父の浮気でしたね。
まずはスホのラジオにゲスト出演させてほしいとスホ母に言いました。
スホ母、にこやかに余裕を見せていましたが、お腹の中は煮えくり返っているようです。
契約を交わす日になりました。
スホは、カン局長たちお偉方と挨拶をしましたが、契約はグリムと2人でしたいと言いました。
グリムは、チームの作業室にスホを招きました。スホもそこで作業することになります、本来ならば・・・。
でも、スホは契約書を盾に、マイペースで進めそうです。
契約書にサインも終わり、スホが帰ろうとした時、イ・ガンがやって来ました。
最初から、バチバチのやり取りです。
スホが車に乗ろうとしたとき、グリムが追いかけて来ました。
「ありがとうございました。そして、これからよろしくお願いします。あなたが心から楽しめるよう一生懸命頑張ります。引き受けてくださり、感謝してます。」
そう言って戻って行くグリムの後姿を、スホはしばらく見つめていました。