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スホの交際宣言ともとれる言動は、一気に広まりました。
スホ母は焦り、夫に対処を求めましたが、今更無理でしょ。
JHを出るとスホが言ってるけど、そうなったら、あなたともお仕舞ね・・・とスホ母。
スホ父、困惑するばかりです。
グリムの自宅にはファンや記者が詰めかけ、ろくろく外出もできない状況になりました。
公開恋愛の難しさが垣間見えますね。
ある夜、何と、グリムの家にファンが忍び込む事態まで発生。
恐怖を感じたグリムはスホに連絡しようとしましたが、断念。事がさらに大きくなり、混乱するだけですからね。
で、イ・ガンを呼びました。
イ・ガンは、ファンたちを追い払ってくれました。
そして、それでも帰らないファンに食事を奢り、説教しました。こたえたかどうかは分かりませんが、ま、何とか撤収させることは出来ました。
その間に、グリムは自宅をこっそり出て、スホに会いに行きました。
久しぶりに楽しいデートが出来ました。
帰り際、グリムが、聞きました。
「何故今と12年前とじゃ、名前が違うの?」
やっと聞きましたよ。そして、スホはとうとう聞かれてしまった・・・と言う表情。
その話はまた今度・・・とスホは言いました。
局内でも、スホとグリムの噂は持ち切りです。
もっぱら、グリムの方が悪く言われています。
勿論グリムも十分知ってます。
ラ作家は、それまで散々グリムをけなしていたのに、こうなると俄然励ましたくなってしまいました。ま、彼女特有の励まし方ですけどね。
有名芸能人との恋愛は上手く行く筈がない。でも、手痛い失恋をしたら、いい文章が書けるようになるかも・・・なんてね。
グリムはスホ父から呼びだされました。
スホ父はグリムと直接話をして、正直で温かい人だと感じました。スホの本質をきちんと見てくれていると感じたのです。
「スホさんは家族を壊したいのではなく、本当の家族を作りたいのだと思います。」
グリムのこの言葉は、スホ父の胸に沁みました。スホの見方が少し違ってくるかもしれません。
親戚の家に行っていたグリム母が帰宅しました。
相変わらず家の前にはファンが詰めかけていて、グリム母に向かってグリムの事を散々罵倒。
激怒したグリム母とつかみ合いになったようです。
警察沙汰になり、グリムに連絡が来ました。
まぁ、警察も事情を把握し、ファンをたしなめてくれましたので、ほっとしましたよ。
グリムは母にまで迷惑をかけてしまったと、済まない気持ちになりました。
グリムが、番組宛てに送られて来た“チ・スホはウ・ジウを殺した”と言うハガキを見てしまいました。
まぁ、イ・ガンも隠していたわけじゃなかったのですけどね。
これで、スホとウ・ジウが同一人物じゃないとグリムも気づいたかな?
その頃、スホはジェイソンに話を聞いてもらっていました。
グリムから名前が変わった理由を聞かれ、どう答えればよいか、悩んだ末のことです。
一応、ジェイソンは主治医ですから。
でもね・・・話を聞くだけでしたね、ジェイソン。助言等は一切無かったように思えます。
ただ一つ、いつ、グリムに本当の事を話すんだ?とだけ聞きました。
なんか、ジェイソンは主治医と言っていますが、スホ母のスパイと言う役目と、自分の研究のためにスホの傍に居るように見えます。
12年前、スホは両親の不仲に悩まされていました。
表向きには誰もが羨む家族を演じているけど、内実は喧嘩が絶えない殺伐とした雰囲気でした。
スホはそのギャップに耐えられず、うつ病の症状を呈していました。
ある日、多量に薬を飲みすぎ、病院に担ぎ込まれたのです。
その病院で、ウ・ジウと会いました。
ウ・ジウは幼い頃から入退院を繰り返していて、余命僅かだと診断されていました。
ウ・ジウは、母親に付き添っていたグリムに恋していました。
そして、ウ・ジウと親しくなるにつれ、スホもグリムを好きになって行ったのです。
スホは、ウ・ジウに頼まれて、グリムにラブレターを届けていました。
病室の外に置くという方法をとっていたので、グリムは“ウ・ジウ”がどんな人なのか、顔すら知らない状況でした。
スホに届いたハガキに、納骨堂の住所が書かれていました。
スホは久しぶりにウ・ジウが眠る納骨堂に行きました。
そこに、スホの卒業証書も収められていました。
ジェイソンも来ました。
スホは、ハガキを送ったのは、ジェイソンだと察していたようです。ここにこさせようとしたんだと。
「ジウの前に来たら、スホはどんな顔をして何を言うか、何度も想像したよ。」
と、ジェイソン。そして、スホの顔を見ました。
こういう顔か・・・と言いました。
“人殺し”と言われてどう思った?と、ジェイソン。悲しかった?辛かった?・・・と。
まるで楽しい玩具を与えられた子供の様に、興味津々の表情で笑顔すら浮かべながらジェイソンはスホを見つめていました。
怒りの表情でジェイソンの胸倉を掴んだスホ。
「お前がこうして怒るのを見たかった。」
その瞬間、スホがジェイソンを殴りました。
「人を殴る姿まで見られるとはな。」
と、ジェイソンは嬉しそうに面白そうにスホを見ました。
え
ジェイソン、敢えてスホに本当の感情を出させるために、こういうことをしたの
それは、治療目的
それとも、研究論文のため
ジェイソンの立ち位置が分かりません。
グリムは、スホを家の前で待ちましたが、なかなか帰って来ません。
このままでは、ファンや記者に見つかる恐れもあるので、ジュヌに連絡して家に入れてもらいました。
待つ間、12年前“ウ・ジウ”と言う少年と過ごした時間を思い出していました。そして、ラジオ番組で再会してからのことも。
スホが帰宅しました。
グリムの姿を見て、一瞬驚いたスホですが、真っ直ぐにグリムの所に来て、抱きしめました。
「あなたが、ウ・ジウを殺したって、どういうこと?」
「何故自分がウ・ジウだと言ったの?」
グリムは直球で聞きました。

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